2009年4月18日土曜日

新作舞台劇「六道輪廻」に出演します



京都本願寺法主・大谷暢順氏原作の「六道輪廻」を野村萬斎が演出。
複雑な?見たことのない六つの世界をどう表すか?
日々出演者一同ああでもないこうでもない
と謎解きのように作っています。
どんな風になるか乞うご期待!
天人の長に麻実れいさん。
阿修羅族の長に野村萬斎さん。
六道に迷い込む娘が若村麻由美さん
父親の御館様が野村万作さん
わたしは若手狂言師の皆さんに混じって
飛んだり回ったり、天人の役や美女?(台本にそう書いてある)
でちょこちょこ出てます。
チケットはほぼ完売かもしれませんが、
興味のある方は各公演のチケットセンターに御問い合わせください。




2009年4月9日木曜日

そして今夜は満月


桜を惜しみながらしゃかりきに自転車で走っていたら
ヒガシの空にまんまるな明るいものが
まあ、これも見事な大きな満月。

写真では小さくしか写らなくて残念。

玄関を出ると桜のトンネルなのです


ほらほら、素敵でしょ〜
一年間この一週間のために家賃を払っていると言っても
過言ではありません。
それくらい、素敵。ため息が出る程見事です。

しかし、今日昼間仕事に行っている間に
桜がどんどん散ってしまった〜〜〜〜〜!
あああああああ〜〜〜〜〜〜〜
仕事なんか休んで
日がな一日見ているべきだった。
もったいない・・・・・
ほんとにもったいない
来年もこんなにいい状態で桜を見られるかどうか
分からないのに・・・

地面が桜の絨毯です。



2009年4月5日日曜日

リンカン舞台写真と「運転免許私の場合」
















写真家・佐藤莫河さんが撮って下さったリンカンの舞台写真の中でも
一番気に入っているのが、この再プロポーズのシーン。
緊張感が甦ります。


さて先週になりますが、
私の大好きな友人が出ている芝居を見に行きました。
在外研修の成果を発表するという公演で
アメリカのポーラ・ヴォーゲル作の「運転免許わたしの場合」1997年
という作品で、一口にはうまく言えないけど
アメリカ南部の街にすむわたし(チビちゃん)は
義理の叔父のペックに運転技術を習うのですが、
11歳の頃から叔父さんに性的虐待を受けていたり
家族の中で孤立する叔父の寂しさとか、アル中とか、
虐待の連鎖とか世代によるセックス感の違いとか、
チビちゃんは叔父を最終的には拒絶しますが、
しかし何か彼に対して憎「許し」「愛」のようなものがあったり、とか
タブー満載の刺激的な作品でした。
冒頭の写真で演じたリンカンの1840年代から150年経って
二つの戯曲に描かれたアメリカ女性はどう変わったのか
あるいは変わっていないのか。
そんなことを考えさせられました。
面白かったよ。



2009年4月4日土曜日

サクラサク~美しい花見道のススメ〜
















我が家の周りの桜並木が満開になり
素晴らしい美しさです。
朝な夕なに眺めては桜を堪能してます。

近隣の住人がそぞろ歩きをしたり
車で眺めたりするので
この時期は若干渋滞したりします。

しかし何よりいいのは
ここではブルーシートを広げて
花見の宴会をするひとがいないこと。
っつーよりまあ、道路なのでできないんですけど。

あのシート広げてばか騒ぎする「花見」って、本当に醜悪。
桜の美しさを台無しにしてると思う。
それにみんな気づいてないのか知らん?
上野や井之頭だってせっかくの景色が台無しだもん。
本当にやめてほしい。
でもまあ、腹を立てるばかりでなく
いっそ美しい花見について考察してみるのもいいかもしれない。

名付けて「花見道」。
華道茶道に並び花見道をたしなむってどう?
まず第一にブルーシートは厳禁。もってのほかじゃ。
敷物は昔ながらのござ。
第二に服装は、背広やストッキングは合わないでしょ、
着物着ましょうよ。
日本の桜には洋装ではなく、着物。
コンビニから仕入れてきたままのポテチやイカくんなんかを
ビニール袋のまま食べるのもいけませんな、ごみごみしい。
食料は重箱に入れ替えて持ってきましょう。
紙コップや缶、ペットボトルも無粋、
花見用のビールとっくりとか素焼きのコップとか
そういうのはどうでしょう?
ゴミは捨てて行かない。全て持ち帰る。
カラオケで歌わない。歌うなら鼓とか三味線を伴奏にする。
花見は和のたしなみと考えて、
美しい景色になるために自分はどうすべきかということを
考えるべきだと思いますね。私は。


2009年4月2日木曜日

ジンガロをみた


忙しい合間を縫ってジンガロ観てきました。
14000円のS席だったのですが
大きなすり鉢状の客席の結構上のブロックで
もう少し近くで馬を観たいなあと思いました。
ところが私より前の20000円のSS席はガラガラ〜
なんだかなー。
面白かった。
自由な遊牧民をモチーフに、
ルーマニアの楽団が演奏する音楽が
ヨーロッパ!って感じで魅力的だった。
トランシルバニアオーケストラ?だっけな。
昨年末、松本でやった「ドラキュラ伯爵の秋」では
トランシルバニアの伯爵の居城というのが出てきて、
私たちも楽器の演奏をしたんだけど、
そのときつけた即席バンドの名前が、
トランシルバニアオーケストラ
だったような、なかったような…ってもう忘れちゃった。
若年性アルツハイマーです。もはや。

で、ジンガロ…
え〜っと
寒かったな、外が。
え〜っと
遠目にも馬はきれいだった。
え〜っと
先週のことが思い出せない…
あ、そうそう
乗り手の男たちがみな三つ揃いのスーツを着て
馬を操るんだけど、欧米人はスーツが似合うね〜〜〜
全員ロン毛のジローラモに見えた。
馬の上でアクロバティックな技を披露して
素晴らしかった。
木場公演までは遠かったよ〜〜〜。


いやどうも、ご無沙汰です


リンカンが終わってから忙しかった〜〜〜。
千秋楽から一日おいた24日(火)には
目白庭園というところで
生け花と古今和歌集などを読む会の本番!
アメリカンな世界から一変して
こてこての和の世界に〜〜。
さてこの目白庭園西武池袋線の線路際にありながら
かなり広い回遊式の日本庭園とお屋敷があり
すごく素敵なんです!すばらしい〜〜〜
区の施設になっており、是非皆さん一度訪れてみて下さい。
そこ全体を使って華道家の平間さんが花を活けて
語りや演奏とコラボレーションするという舞台でした。