2012年11月19日月曜日

音楽と朗読とともに…楽しみながら胸に残るひと時を

こんにちは。
今日はどんよりとした空で寒い一日でしたね。どうも、まだ寒くなったということに体が馴染んでいないような気がします。風邪も流行っているようですので、皆様どうぞお気をつけ下さい。

さて、いよいよ今度の木曜日に迫りました「フクシマを思うシリーズ第7回」です。

チャリティ"ライブ"と銘打っているように、このイベントでは、毎回、一流のプロのミュージシャンの素晴らしい演奏を楽しんで頂いています。

今回の出演は、アメリカ人の箏&尺八デュオ「カート&ブルース」です。



彼らはそれぞれ来日25年以上。日本の伝統楽器の音色に惚れ込み、その良さを伝えようと様々に活動していらっしゃいます。

このイベントの第1回目に、尺八のブルースさんにご出演頂いたのがきっかけでした。ブルースさんは以前、6年間ほど福島の大学で教えていらしたことがあり、福島の美しい風土、素朴で優しい人柄、美味しい食べ物をこよなく愛しています。カート&ブルースのユニットとしてもしばしば福島に滞在し創作活動をしてきました。彼らの幾つもの楽曲が福島の美しい自然を題材に作られています。
震災と原発事故の後、彼らの音楽を育んでくれた福島、そして東北の被害に胸を痛め、「恩返しツアー」として震災後から各地の避難所や仮設住宅に通い続けています。ブルースさんはソロや別のユニットでも通っていますので、もう80箇所に及ぶそうです。
私も昨年の6、7月には彼らの恩返しツアーに参加いたしました。
彼らの見てきた福島の様子もお話し頂けると思います。
あたたかな人柄と、和と洋が溶けあったオシャレでどこか懐かしくて心地よいカート&ブルースの音楽をぜひ楽しんで下さい。

そして、毎回大きな反響を頂いている詩の朗読。


福島やチェルノブイリなど、今伝えたい詩を私、金子あいが選んで、皆さんにお聴きいただいていますが、読むたびに「言葉の力」を感じずにはいられません。情報は記憶に残るだけですが、詩は聴く者を動かし心に残り続けます。

今回は、アーサーさんの著書から『ここが家だ ベン・シャーンの第五福竜丸』を朗読します。日本絵本賞を受賞したこの絵本は大変素晴らしい絵本です。
この絵本が美しい絵本でありながらいかにリアルかを実感しています。そして、ヒロシマ、ナガサキ、ビキニ、フクシマ、と核開発の歴史と被害は繋がっていることが改めてよく分かります。ぜひ読んでいただきたい本です
どうぞじっくりとお聴き下さい。


ご予約はこちら↓
【電 話】090-2474-7911(鎌内)
【メール】fkomou@gmail.com(フクシマを思う実行委員会)

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吉祥寺チャリティライブイベント
フクシマを思うシリーズ7
「東京の秋と核の冬─原子炉の国から来た詩人が、ニッポンの出口戦略を語る」
11月22日(木) 18:30開演/18:00開場 (終了予定21:00)
お話:アーサー・ビナード(詩人)
音楽:カート&ブルース(箏&尺八)
朗読:金子あい
料金:2000円全席自由(収入の一部は未来の福島こども基金へ寄付いたします)
主催:フクシマを思う実行委員会












2012年11月15日木曜日

東京が変わる未曾有のチャンス到来!

「本当の第3極は、みんな潰されて、選択肢で残っている政党はみな根っこは同じ。このひと月はしっかり見極めていかなければならない」と衆院解散のニュースをうけて、アーサー・ビナードさんは今朝のラジオでそう言っていました。

復興や原発事故処理を投げ出して、そして今後のエネルギー問題に関してもまともな議論がなされないまま、いったい何をやっているのか。復興予算も横流しして。怒りを通り越して、呆れかえって言葉が出ません。

ウソとごまかしのお粗末で、すかすかの政治。これが、自分も含め市民が積極的に政治に関心を持たなかった結果だと思うと、ほんとうに悔やまれます。

昨日、11月14日に行われた都知事候補の宇都宮けんじさんのキックオフ集会の模様をUstreamで見ていて、(http://www.ustream.tv/user/utsunomiya_kenjiTV)私はこれはチャンス到来だなとだんだんわくわくしてきました。突然の都知事辞任、突然の衆院解散。そして同日選挙。誰かが何かを誘導しようとしているにおいがプンプンしてきますが、そんなものには騙されないぞ。と。来月16日に都知事選と(違憲状態のままの)衆院選が行われる。ひと月、しっかり見極めて選ぼうと思います。

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さて!
いよいよ来週22(木)に迫ってきました
吉祥寺チャリティライブイベント「フクシマを思うシリーズ第7回」。

このイベントは、「福島に思いを寄せ、震災・原発事故を風化させない」をテーマに、吉祥寺でアーティストによる演奏と詩の朗読と、毎回様々な講師のお話をじっくり聴いていただくものです。震災後の5.16に第1回目を開催して以来、もう7回目になります。
一流のミュージシャンの素晴らしい演奏と心に響く詩の朗読を楽しんで頂きながら、一人一人が考えるきっかけにしていただければ、嬉しいです。

このブログの右下に過去のチラシの画像を載せていますが、もっと学びたいとの思いから3回目からはトークゲストをお招きしています。

<これまでのトークゲスト>
第3回目 中手聖一さん(子供たちを放射能から守る福島ネットワーク代表)
第4回目 河田昌東さん(NPO法人 チェルノブイリ救援・中部 理事)
第5回目 日隅一雄さん(弁護士)
第6回目 肥田舜太郎さん(医師)

いずれも素晴らしいお話でした。中でも日隅さんは、亡くなる2日前にこの会でお話して下さったのが、忘れることが出来きません。


そして、第7回目のトークゲストは、詩人のアーサー・ビナードさん。毎週木曜日、朝6時からの文化放送「吉田照美のソコダイジナトコ」のコメンテーターとしてもおなじみですので、ご存じの方も多いと思います。


米国ミシガン州生まれのアーサーさん。ニューヨーク州コルゲート大学英米文学部を卒業。卒業論文を書く際に漢字・日本語に興味を持ち、1990年6月に単身来日されました。日本語での詩作、翻訳、エッセイ、絵本、ラジオパーソナリティ、講演など幅広くご活躍です。2001年、詩集『釣り上げては』(思潮社)で中原中也賞受賞。2005年、エッセイ『日本語ぽこりぽこり』(小学館)で講談社エッセイ賞受賞。2007年、絵本『ここが家だ ベンシャーンの第五福竜丸』(集英社)で日本絵本賞受賞。2008年、詩集『左右の安全』(集英社)で山本健吉文学賞(詩部門)受賞。

アーサーさんは文学のみならず日本文化、政治、原爆、原発に関しても本当に詳しくて、目の覚めるように明解で鋭く、そしてユーモアたっぷり。当日もなるほど納得の話が聞けることと思います。迷路に迷い込んでしまった私たちは、何を基準に考えればいいのか…ぜひぜひ、お一人でも多くのかたに聴いていただきたいです!

ご予約はこちら↓
【電 話】090-2474-7911(鎌内)
【メール】fkomou@gmail.com(フクシマを思う実行委員会)

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吉祥寺チャリティライブイベント
フクシマを思うシリーズ7
「東京の秋と核の冬─原子炉の国から来た詩人が、ニッポンの出口戦略を語る」
11月22日(木) 18:30開演/18:00開場 (終了予定21:00)
お話:アーサー・ビナード(詩人)
音楽:カート&ブルース(箏&尺八)
朗読:金子あい
料金:2000円全席自由(収入の一部は未来の福島こども基金へ寄付いたします)
主催:フクシマを思う実行委員会