…今こうしている間にも、我々は地球のエネルギーを湯水のように使い、破壊し、世界のあちこちでテロや戦争が仕掛けられ、自然災害が起き、多くの人々犠牲になり、帰る故郷を失っています。
劇中では、活動停止し消滅していく地球をアリスたちが救おうとします。果たして、地球を救えるのか?
この作品、本当に大人に見て欲しいです。
子ども向けの子供騙しではありません。子どもたちにメッセージを伝えたいからこそ、関わる大人が本気で悩んで、本気で楽しんで作っています。笑えて、楽しくて、じんとして、音楽に包まれて!演劇や音楽に携わる方々にもぜひ観ていただきたいです。
今回のアリスは、作曲家加藤昌則の「音楽」がまさにはじめから最後まで全編、台詞を動かすエネルギーそのものとなり、台詞と絡み合って、ものすごいことになっています。これまで体験したことがないかも!
一昨日の稽古では、役者、指揮者、ピアノ、歌、台詞、呼吸、それぞれのピースが細密な寄木細工のようにはまって、みんなのエネルギーが、建物を飛び出して広がっていくようなミラクルな体験をしました。これが実際にはオーケストラの演奏になるなんてもうゾクゾクします。
今回のアリスは、60人編成のフルオーケストラがバックでクラシックの名曲を演奏するといったようなものではまったくありません。「音楽のエネルギー」に対して、オーケストラ、歌い手、パーカッショニスト、役者、それぞれが自分のフィールドからアプローチしていく。10年間で初めての試み。子どもたちはじめ、お客様がどう感じるか、賭けでもあります。明日からのオケ合わせがワクワクします。
連日の酷いニュースに、気持ちが落ち込みますが、舞台をみて希望を感じていただけたら本望です。劇場でお待ちしております!子供たちも、大人のお友だちも遊びに来てくださいね!
今週末、7/23土,24日の11:00/15:00開演(全4回公演)上演時間2時間。
チケットのお申し込みは、
日生劇場 03-3503-3111
または金子まで。
公演の詳細はこちら⬇️
0 件のコメント:
コメントを投稿