2009年2月7日土曜日

ピーピング・トムの公演を観た

ベルギーのコンテンポラリーダンスカンパニー

松本に滞在中
あちこちに貼られていたこのポスターが
気になって気になって
世田谷パブリックに見に行きました。

大量に敷き詰められた土の上で
男と女と老婆が踊り続ける
女の歌声が響き渡る
恐ろしく体をアクロバティックに動かして
土まみれになりながら

死後の世界を
埋葬された死者が行き交う
土に埋もれた地下室見立てたらしい
が、セックスやキスのモチーフが
唇や腰がつながったまま
パズルのように複雑に絡み合いながら
延々と動き続ける様は
生あるいは性への愚かしいまでの習性
を思わせた。
動物としては当然の行為。
愚かと言うことこそ愚かかな。

面白かった。

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