明日から各局がどういう姿勢で報道を続けるのか、よく見てみようと思う。
当時の映像には釘付けになった。忘れる事などできない出来事だ。じっと見ているうちに、当時、原発事故を前に絶望的な気持ちになったことが思い出された。
そして、復興はどう進んでいるのか?全く進んでいないのか?被災された方々はどういう日常を送っているのか?仮設住宅はどうなっているのか?仕事は?補償はもらえているのか?子供たちの被曝はどうなっているのか?原発では誰が作業をしていて、その人達の被曝健康管理は大丈夫なのか?予算がないから東京電力はやるべき作業を棚上げしているのは本当なのか?知りたい、知らなければならないと思った。
うっかりすると震災が終わったとおもわされそうだ。
何も終わってはいない
そのことをメディアはもっと必死に伝えるべきだ
政府の広報や電力会社のいいなりになることをやめて、あらゆる事に疑問を持つべきだ。
ところで今日は、番組内の当時の映像よりも、番組の合間に流れた「AC」のCMにストレスを感じた。あのとき強制的につながろう助け合おうと「作られた」映像を見せつけられた記憶が蘇る。つながろう助け合おう−が嫌なのではない。そのCMの裏に、命に関わる重大な情報を隠蔽していた政府と電力会社と、それにつながっている広告代理店が垣間見えるからである。
震災と東京電力の原発事故は、これまで私たちの社会が内包していた問題を一挙に吹き出させることとなった。
一年前とこの国も電力会社もメディアも何も変わっていない。情けなくて憂鬱になる。
この一年私は何ができたのだろうか?己の非力が悔しい。
しかし、小さな力が大きな流れを作ると信じて明日からの一年もできることをやっていこうと思う。
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