2012年3月31日土曜日

福島市飯野町 境野邸で朗読会

昨日のあたたかさが嘘のように、昼前には土砂降りの雨の中、私と飛び入り参加の永田砂知子さんは車で福島市飯野町の境野邸に向かいました。

かやぶき屋根の素敵な古民家。
スローライフな生活と食事を実践してきた境野米子さんご一家。
しかし、茅は汚染が高く空間線量も高いそうです。
庭の畑もすべて諦めたとおっしゃってました。

飯舘村の方のお話を聞いた後に、私の朗読会「フクシマを思う」が始まりました。
今回は和合亮一さんの最新刊「ふたたびの春に」からと、長田弘さんの「詩の樹の下で」から読みました。ブルース・ヒューバナーさんの尺八で「鶴」を聴いた後に、永田さんの波紋音とともに語りました。お客様はいつの間にやら次から次といらして、わざわざ駆けつけて下さった方々もいらっしゃり満員で座敷からあふれるほどでした。本当にびっくりしました。
優しい空間に包まれて、一年経って読んだ詩を皆さんどのように感じられたでしょうか。

永田さんの波紋音ワークショップもあり、永田さんとブルースさんとの即興演奏もあり、秋田の音楽家あるまんどさんの飛び入り演奏もあり、多くの懐かしい方々に会えて濃い素敵なひとときでした。
川内村での魅力的な宴を思い切り、私と永田さんは平家の稽古のために新幹線に飛び乗り一路東京へ〜〜〜。

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