2012年7月30日月曜日
日生劇場「響きの国のアリス」東京公演無事終了!次は兵庫!
おととい、きのうと4回のアリスのクラシックコンサート「響きの国のアリス」の公演が無事終了しました。大変に暑い中おいで下さった皆さん、本当にありがとうございました。楽しんでいただけましたでしょうか?
今週末に兵庫で一公演ありますので、舞台の内容はまだリポートできませんが、今日はこの2日間の感想を〜〜。
広い日生劇場に子供たちの声が響き渡り、お父さんお母さんも一緒に笑って歌って下さるひとときはとてもとても楽しくて幸せでした。子どもだけでなく大人も楽しめたと言う感想をたくさん頂き一同嬉しく思っています。神奈川フィルの素晴らしい生演奏に乗って登場するのは「か・い・か・ん」です!私の台詞が子供たちにも気に入ってもらえたようでむふふ、嬉しいです。そして女王様のドレスが体にぴったりフィットしてきて、ずっと昔から着ているような気分。脱ぎたくないです。このまま家に帰ってもOKです(笑)。平家物語の私しかご存じない方はこのドレス姿が思いの外似合うので驚いてましたね。
もうずいぶん長く演劇の仕事をしていますが、今回もスタッフの皆さんの素晴らしい仕事ぶりに見ほれてしまいました。
舞台袖でいろいろとスタンバイする作業を見ている内に、ああ、舞台を作る仕事って本当に創意工夫とチームワークなんだなあと改めて思います。
ここ数年新社会人の方々と接する機会が増え、いろいろな話を聞きますが、こういう仕事も一度、体験してみたらいいのにと思います。舞台を作る仕事にはすべての要素が含まれています。プランを形にするための技術とアイデア、不都合が生じたらすぐに改善し対応する、危険やトラブルを防ぐために様々な可能性を想定し対処する、出演者・スタッフと呼吸を合わせ、本番を回していく。。。その中には役者も含まれています。みんな職人なのです。そして、それはお客様のためのホスピタリティ。誰かに喜んでもらえるって本当に幸せな事です。舞台袖で、子供たちの喜ぶ声を聞いているとこの仕事をやっていて良かったとつくづく思いました。
日生劇場では毎年素敵なファミリーフェスティヴァルをやっています。
来年もぜひご家族揃って遊びにいらして下さい!私もまた皆さんとお目にかかれることを祈っています。(来年もハートの女王様に会いたいってアンケートにみんな書いてくれたかな…)
さあ、明日は8/4兵庫公演に向けての稽古。
兵庫の皆さん!楽しみに待っててくださいね!
2012年7月27日金曜日
アリス本番まであと一日!
今朝は、駅前の自転車置き場が早々にどこも満車になり駐められず参ってしまいました。こんなことなら女王様、馬車で通勤すれば良かった。。。
駅ナカのいつものお気に入りのお弁当が、今日は全品「うなぎのひつまぶし」にとって変わられ、無い!
うーむ。土用丑の日だからって、そういうことするから鰻が足りなくなるんじゃないの?とブツブツいいながらあまり気乗りのしないサンドイッチを購入。予定より遅くなってしまいましたが女王様、劇場に到着。
と思ったら、時間を間違えていて、予定より早く着いてしまいました。良かった。ゆっくりウオーミングアップができます。
昨日はメイク・カツラ付きの通し稽古でした。衣装もそうですが、メイクとカツラもやはり自分に馴染むまで、多少時間がかかります。今日はまさに本番通りのゲネプロです。
ちょっと話はずれますが、
舞台のスタッフさんたちのお仕事振りには、これから社会へ出る若い人たちが学ぶべきことが沢山つまっているのではないかと、つくづく思います。
作品を形にするための発想や課題をクリアするための具体的な作業もさることながら、ミスや危険を回避するための徹底した予測と心配り。多くのひとと力を合わせ、これを毎回短期間で仕上げて行くのです。
ここ数年、一般の、親子ほど年の離れた新社会人に接することが増えて、いろいろな話を聞くにつれ、すべてのひとに演劇をやれとはいいませんが、何かこう学ぶことができるんじゃないかなと思えてなりません。
2012年7月25日水曜日
歯を食いしばりながらも…??日生劇場「響きの国のアリス」いよいよ今週末本番!
日々のニュースを見ていると、本当に腹立たしいことばかりで、先日、余りに強く歯を食いしばって寝ていたらしく、起きたら口がまったく開かない顎関節症になってしまいました。。。いやあ、痛かった。幸い消炎鎮痛剤と歯科治療ですぐに回復しましたが、生まれて初めてです。なにかストレスありましたか?と歯医者さんに聞かれ思わず「この国の政治」と答えそうになりました。
みなさん、腹立たしくても歯を食いしばって寝るのだけはやめましょう。
さて、7/5から始まった日生劇場の「響きの国のアリス」の稽古も、いよいよ昨日から舞台稽古に入りました!なかなかブログを更新しなかったら、こっちのお芝居のお仕事は秘密ですか?と聞かれてしまいました(笑)。いえいえ、秘密ではないです。むしろ、久しぶりの楽しいファンタジーの舞台!声を大にして皆さんにお話したいくらいです。
しかし、舞台の稽古が始まるとどうも稽古場の様子をどのようにお伝えしていいのか、分からなくて、、、なんだかネタバレになったらつまらないし、こんなこと一生懸命練習してます、、、というのも当たり前っちゃあたりまえだし、しかも稽古場は地下2階で圏外。ドコモは入るけどソフトバンクは入らないし〜〜、そんなわけで稽古が終わって地上に出てくるときはもうがっつり疲れ切っていて私自身が圏外状態でした。
なぜそんなに疲れるかって?それは、あなた、私が「森の妖精」としても踊っているからです。おほほ。しかも、この年になってアレを履くとは思いませんでした(^^;)。幼稚園以来かもしれません。意外にいけてると楽屋では評判ですが〜〜〜〜〜
アレ、、、は本番のお楽しみ(笑)。
昨日はオケ合わせと呼ばれる音楽的な絡みをオーケストラと一緒に合わせる稽古でした。今日は本番の衣装を着けての舞台稽古です。明日はメイクつき〜〜♪
はい、ハートの女王様役ですから、衣装はものすごくかさばってます。エリザベス並みです。いえ、かさばり度合いからいったらマツコ並みかもしれません。これほどのドレスは普段絶対着ることがないので、やっぱり楽しいですね(笑)。女王様のキャラはオケの皆さんにも気に入ってもらえるといいなあと思っています。
そうそう、今回の日生劇場アリスのクラシックコンサートはコンサートと言うくらいですから、それはもう、大迫力のオーケストラの生演奏が堪能できます!そしてアリスのキャラクター達が音楽を楽しく物語で解説しながら進行していきますので、お芝居と音楽の両方楽しめる作品です。
しかも、オケの皆さんにも普段の演奏会ではしないようなことをずいぶん協力していただいています。これも見どころです!
日々、未来を描けない政治を憂い、福島を思い、原発廃炉を願い、こんな国と汚れた大地にしてしまった大人の一人として、子供たちに申し訳ない思いでいっぱいなのですが、こんなふうにこども達がきらきらと夢と希望を感じられる舞台に出られることを、つくづくありがたく思います。
私たち大人は、子供たちの未来と夢と希望の礎にならなければならない。
それが大人の役割です。
残席はあと残り僅か。
今週末のご予定がまだ決まっていなかったら、ぜひ、日生劇場へ遊びに来て下さい!
アリスとウサギと帽子屋とチェシャネコとカンパネラとハートの女王が待ってます!
日生劇場「アリスのクラシックコンサート」HP
http://www.nissaytheatre.or.jp/program/2012/01/program-384.html
【日時】
7月28日(土) 11:00/15:00 日生劇場
7月29日(日) 11:00/15:00 日生劇場
8月4日(土) 14:00 兵庫県立芸術文化センター
【料金】
S席 大人4000円/こども2000円
A席 大人3000円/こども1500円
上演時間2時間 子供料金は中学生以下
推奨年齢:4才〜小・中学生
【出演】
指揮:松沼俊彦(チェシャネコ)
アリス:鵜木絵里(ソプラノ)
ウサギ:小関明久
帽子屋:斉藤 悠
カンパネラ:鷲野礼奈
ハーとの女王:金子あい
演奏:神奈川フィルハーモニー管弦楽団
みなさん、腹立たしくても歯を食いしばって寝るのだけはやめましょう。
さて、7/5から始まった日生劇場の「響きの国のアリス」の稽古も、いよいよ昨日から舞台稽古に入りました!なかなかブログを更新しなかったら、こっちのお芝居のお仕事は秘密ですか?と聞かれてしまいました(笑)。いえいえ、秘密ではないです。むしろ、久しぶりの楽しいファンタジーの舞台!声を大にして皆さんにお話したいくらいです。
しかし、舞台の稽古が始まるとどうも稽古場の様子をどのようにお伝えしていいのか、分からなくて、、、なんだかネタバレになったらつまらないし、こんなこと一生懸命練習してます、、、というのも当たり前っちゃあたりまえだし、しかも稽古場は地下2階で圏外。ドコモは入るけどソフトバンクは入らないし〜〜、そんなわけで稽古が終わって地上に出てくるときはもうがっつり疲れ切っていて私自身が圏外状態でした。
なぜそんなに疲れるかって?それは、あなた、私が「森の妖精」としても踊っているからです。おほほ。しかも、この年になってアレを履くとは思いませんでした(^^;)。幼稚園以来かもしれません。意外にいけてると楽屋では評判ですが〜〜〜〜〜
アレ、、、は本番のお楽しみ(笑)。
昨日はオケ合わせと呼ばれる音楽的な絡みをオーケストラと一緒に合わせる稽古でした。今日は本番の衣装を着けての舞台稽古です。明日はメイクつき〜〜♪
はい、ハートの女王様役ですから、衣装はものすごくかさばってます。エリザベス並みです。いえ、かさばり度合いからいったらマツコ並みかもしれません。これほどのドレスは普段絶対着ることがないので、やっぱり楽しいですね(笑)。女王様のキャラはオケの皆さんにも気に入ってもらえるといいなあと思っています。
そうそう、今回の日生劇場アリスのクラシックコンサートはコンサートと言うくらいですから、それはもう、大迫力のオーケストラの生演奏が堪能できます!そしてアリスのキャラクター達が音楽を楽しく物語で解説しながら進行していきますので、お芝居と音楽の両方楽しめる作品です。
しかも、オケの皆さんにも普段の演奏会ではしないようなことをずいぶん協力していただいています。これも見どころです!
日々、未来を描けない政治を憂い、福島を思い、原発廃炉を願い、こんな国と汚れた大地にしてしまった大人の一人として、子供たちに申し訳ない思いでいっぱいなのですが、こんなふうにこども達がきらきらと夢と希望を感じられる舞台に出られることを、つくづくありがたく思います。
私たち大人は、子供たちの未来と夢と希望の礎にならなければならない。
それが大人の役割です。
残席はあと残り僅か。
今週末のご予定がまだ決まっていなかったら、ぜひ、日生劇場へ遊びに来て下さい!
アリスとウサギと帽子屋とチェシャネコとカンパネラとハートの女王が待ってます!
日生劇場「アリスのクラシックコンサート」HP
http://www.nissaytheatre.or.jp/program/2012/01/program-384.html
【日時】
7月28日(土) 11:00/15:00 日生劇場
7月29日(日) 11:00/15:00 日生劇場
8月4日(土) 14:00 兵庫県立芸術文化センター
【料金】
S席 大人4000円/こども2000円
A席 大人3000円/こども1500円
上演時間2時間 子供料金は中学生以下
推奨年齢:4才〜小・中学生
【出演】
指揮:松沼俊彦(チェシャネコ)
アリス:鵜木絵里(ソプラノ)
ウサギ:小関明久
帽子屋:斉藤 悠
カンパネラ:鷲野礼奈
ハーとの女王:金子あい
演奏:神奈川フィルハーモニー管弦楽団
2012年7月8日日曜日
フクシマを思う6「番外編 金子あい朗読会」報告
先日の7/4のご報告。
メインゲストの肥田舜太郎先生が体調不良のため、やむなく講演中止となった「フクシマを思う6」でしたが、代わりに開催した「番外編 金子あい朗読会」には70名近い方がご参加下さり、久々にじっくりと「詩」を味わっていただきました。開演時間が近づくにつれて続々と皆さんがおいでになり、並べていた椅子では足りなくなるほどでした。皆さんのあたたかいお気持ちと現状への危機感が感じられ、うれしさと共に強い思いを感じました。ご参加下さいました皆様、本当にありがとうございました。
「フクシマを風化させない、自分のこととして寄り添い続ける」──それをテーマに開催しているこの会ですが、最近の政府と電力会社の動きを見ていると、「フクシマをなかったことにはさせない、自分のこととして行動を起こす」と言い換えた方がいいのではないかと思っています。それほど危機的な状況になっていると思います。
会の当日お配りするパンフレットには、毎回、福島の被災した方に書き下ろしていただいた近況報告を載せているのですが、その言葉はいつもすごく胸に刺さります。私はぜひともそれを皆さんに読んでほしいと思ってかなり力を入れて作っています。今回も会を中止にすることで、彼らの声を埋もれさせたくなかったというのが正直な気持ちです。そして、選んだ詩も「今」伝えたかった。70名ものお客様が来て下さったことは本当に嬉しかったです。
今回朗読した「詩」は以下の4篇です。
和合亮一さん「詩の礫 2012.6.17」
野田首相の再稼働会見を受けてツイッターでかかれた作品です。一部抜粋します。
・・・「福島に 震災に 何の出口も 見えていないのに 再稼働か タクシーは宇宙の底を たったいま 滑っている 「どうなっちまうんでしょうねえ この国は」果たして 国の問題なのか 日本の問題なのか 国と日本が 二つに分かれていくような気がして 車は 三叉路を曲がる 子猫を見つける」
「事故の検証は 雲の検証は 水の検証は死んでしまった牛や犬の検証は 光の検証は せせらぎの検証は 愛情の検証は 自死の検証は かぶと虫の検証は 雨の検証は 帆掛け船の検証は ランドセルの検証は 風の検証は 原子力の検証は うなぎの検証は 請戸浜の検証は 検証の検証は どうしたのか」
「いいのか なかったことにされちまうぞ 「もう されてちまってるぞ」「「なにを根拠にしてそう思う?」」「「「だって、もう動きだすんだぜ」」」「「「「もう?」」」」「「「「「もうだ」」」」」「「「「「「!」」」」」」」
「誰もがこれで良いのかと思っている良いはずがないと思っている確かにやみくもに反対することはいろいろなことを考慮して現実的ではない面もあるのかもしれないがそれでもこれで良いのかと思っていることはまちがいなく誰しも心にあるのだそれなのにこれで良いのか誰もがこれで良いのかと思っている」
「こうえんであそんでいたらすりむいたのでないていたらしらないおとなのひとがぼくのきずにやさしいかおでしおをぬっていったからおおきなこえでわんわんないていたらまたべつのおとなのひとがみずできずをあらいながしてくれてそしてやさしいかおでおおつぶのしおをぬっていったさいかどう」・・・@wago2828
本当にその通りです。福島は何も収束していないのに、なんの検証もされていないのに、これでいいはずがないのに、国民の7割が反対しているのに、誰のための再稼働なのか?
2つ目に読んだのは、若松丈太郎さんの「神隠しされた街」(1994)。
1994年に旧プリピャチ市を訪れた若松さんは、チェルノブイリ原発事故発生40時間後にプリピャチと近隣市民49000人が,2時間で1100台のバスに乗って街から消えた、さらに11日目には原子力発電所中心半径30kmゾーンは危険地帯とされ92000人がちりぢりに各地へ避難した。合わせて15万人であると書き、それを福島第一原発に当てはめて「私たちの消えるべき先はどこか。私たちの神隠しは今日かもしれない。」と書いています。1994年にです。
若松さんが警鐘を鳴らし続けていた事故は2011年3月11日現実のものとなり、今、15万人の浜通の人々がちりぢりに避難しています。
3つ目の作品は、「みえない雲」よりチェルノブイリ事故一ヶ月後に書かれたドイツの詩です。これは、前回の6/10にも朗読したのですが、この詩は衝撃的です。
26年前のドイツのこの詩は、市民は食品の放射能におびえ、国は原子力は安全だといい、政治家は無能であることが証明された、今、私たちが行動を起こさなかったら、何も言わなかったら、「彼ら」は私たちの沈黙と思慮深さに感謝するだろう、今こそ行動しなければならない、と書いています。
国が違っても26年経っても何も変わらないことに心底恐ろしさを感じます。
しかし、ドイツは今、原発をやめることを決定しました。その後、原子力について国民が学び議論する土壌が出来たからです。では日本も原発をやめるのに26年必要なのでしょうか?冗談じゃない!
この詩は毎回でも読むべきではないかと思っています。
最後は広島の原爆の詩、栗原貞子の「生ましめん哉」です。
大変有名な詩ですからお読みになった方も多いと思います。
原爆投下後のビルの地下、瀕死の人々のなかで若い女が産気づくと、いままで呻いていた産婆が「私が生ませましょう」と名乗り出ます。かくて赤ん坊は生まれ、産婆は息絶えます。
短い詩ですが、心打たれました。
どんなに悲惨な状況でも赤ん坊は生まれてくる。。。
原発事故を起こしたこんな無責任なひどい国でも赤ん坊は生まれてくる
私たち大人は、男も女も、子供たちのために「産婆」にならなければならない。
未来の世代のために命がけにならなきゃいけないのです。
参加された70名の方々は、ものすごい集中力で、「詩」の言葉に耳を傾けていました。
私の声が吸い込まれていくのが感じられました。
いま、伝えたいことがあります。
ぜひ、どうぞ皆さん、また詩を聴きにいらして下さい。
======
次回、フクシマを思うシリーズ第7回
2012年11月22日(木) 19:00〜 武蔵野公会堂
ゲスト:アーサー・ビナード(詩人・翻訳家)
カート&ブルース(箏&尺八デュオ)
出 演:金子あい(朗読)
メインゲストの肥田舜太郎先生が体調不良のため、やむなく講演中止となった「フクシマを思う6」でしたが、代わりに開催した「番外編 金子あい朗読会」には70名近い方がご参加下さり、久々にじっくりと「詩」を味わっていただきました。開演時間が近づくにつれて続々と皆さんがおいでになり、並べていた椅子では足りなくなるほどでした。皆さんのあたたかいお気持ちと現状への危機感が感じられ、うれしさと共に強い思いを感じました。ご参加下さいました皆様、本当にありがとうございました。
「フクシマを風化させない、自分のこととして寄り添い続ける」──それをテーマに開催しているこの会ですが、最近の政府と電力会社の動きを見ていると、「フクシマをなかったことにはさせない、自分のこととして行動を起こす」と言い換えた方がいいのではないかと思っています。それほど危機的な状況になっていると思います。
会の当日お配りするパンフレットには、毎回、福島の被災した方に書き下ろしていただいた近況報告を載せているのですが、その言葉はいつもすごく胸に刺さります。私はぜひともそれを皆さんに読んでほしいと思ってかなり力を入れて作っています。今回も会を中止にすることで、彼らの声を埋もれさせたくなかったというのが正直な気持ちです。そして、選んだ詩も「今」伝えたかった。70名ものお客様が来て下さったことは本当に嬉しかったです。
今回朗読した「詩」は以下の4篇です。
和合亮一さん「詩の礫 2012.6.17」
野田首相の再稼働会見を受けてツイッターでかかれた作品です。一部抜粋します。
・・・「福島に 震災に 何の出口も 見えていないのに 再稼働か タクシーは宇宙の底を たったいま 滑っている 「どうなっちまうんでしょうねえ この国は」果たして 国の問題なのか 日本の問題なのか 国と日本が 二つに分かれていくような気がして 車は 三叉路を曲がる 子猫を見つける」
「事故の検証は 雲の検証は 水の検証は死んでしまった牛や犬の検証は 光の検証は せせらぎの検証は 愛情の検証は 自死の検証は かぶと虫の検証は 雨の検証は 帆掛け船の検証は ランドセルの検証は 風の検証は 原子力の検証は うなぎの検証は 請戸浜の検証は 検証の検証は どうしたのか」
「いいのか なかったことにされちまうぞ 「もう されてちまってるぞ」「「なにを根拠にしてそう思う?」」「「「だって、もう動きだすんだぜ」」」「「「「もう?」」」」「「「「「もうだ」」」」」「「「「「「!」」」」」」」
「誰もがこれで良いのかと思っている良いはずがないと思っている確かにやみくもに反対することはいろいろなことを考慮して現実的ではない面もあるのかもしれないがそれでもこれで良いのかと思っていることはまちがいなく誰しも心にあるのだそれなのにこれで良いのか誰もがこれで良いのかと思っている」
「こうえんであそんでいたらすりむいたのでないていたらしらないおとなのひとがぼくのきずにやさしいかおでしおをぬっていったからおおきなこえでわんわんないていたらまたべつのおとなのひとがみずできずをあらいながしてくれてそしてやさしいかおでおおつぶのしおをぬっていったさいかどう」・・・@wago2828
本当にその通りです。福島は何も収束していないのに、なんの検証もされていないのに、これでいいはずがないのに、国民の7割が反対しているのに、誰のための再稼働なのか?
2つ目に読んだのは、若松丈太郎さんの「神隠しされた街」(1994)。
1994年に旧プリピャチ市を訪れた若松さんは、チェルノブイリ原発事故発生40時間後にプリピャチと近隣市民49000人が,2時間で1100台のバスに乗って街から消えた、さらに11日目には原子力発電所中心半径30kmゾーンは危険地帯とされ92000人がちりぢりに各地へ避難した。合わせて15万人であると書き、それを福島第一原発に当てはめて「私たちの消えるべき先はどこか。私たちの神隠しは今日かもしれない。」と書いています。1994年にです。
若松さんが警鐘を鳴らし続けていた事故は2011年3月11日現実のものとなり、今、15万人の浜通の人々がちりぢりに避難しています。
3つ目の作品は、「みえない雲」よりチェルノブイリ事故一ヶ月後に書かれたドイツの詩です。これは、前回の6/10にも朗読したのですが、この詩は衝撃的です。
26年前のドイツのこの詩は、市民は食品の放射能におびえ、国は原子力は安全だといい、政治家は無能であることが証明された、今、私たちが行動を起こさなかったら、何も言わなかったら、「彼ら」は私たちの沈黙と思慮深さに感謝するだろう、今こそ行動しなければならない、と書いています。
国が違っても26年経っても何も変わらないことに心底恐ろしさを感じます。
しかし、ドイツは今、原発をやめることを決定しました。その後、原子力について国民が学び議論する土壌が出来たからです。では日本も原発をやめるのに26年必要なのでしょうか?冗談じゃない!
この詩は毎回でも読むべきではないかと思っています。
最後は広島の原爆の詩、栗原貞子の「生ましめん哉」です。
大変有名な詩ですからお読みになった方も多いと思います。
原爆投下後のビルの地下、瀕死の人々のなかで若い女が産気づくと、いままで呻いていた産婆が「私が生ませましょう」と名乗り出ます。かくて赤ん坊は生まれ、産婆は息絶えます。
短い詩ですが、心打たれました。
どんなに悲惨な状況でも赤ん坊は生まれてくる。。。
原発事故を起こしたこんな無責任なひどい国でも赤ん坊は生まれてくる
私たち大人は、男も女も、子供たちのために「産婆」にならなければならない。
未来の世代のために命がけにならなきゃいけないのです。
参加された70名の方々は、ものすごい集中力で、「詩」の言葉に耳を傾けていました。
私の声が吸い込まれていくのが感じられました。
いま、伝えたいことがあります。
ぜひ、どうぞ皆さん、また詩を聴きにいらして下さい。
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次回、フクシマを思うシリーズ第7回
2012年11月22日(木) 19:00〜 武蔵野公会堂
ゲスト:アーサー・ビナード(詩人・翻訳家)
カート&ブルース(箏&尺八デュオ)
出 演:金子あい(朗読)
2012年7月1日日曜日
【お知らせとお詫び】7/4 急遽中止いたします
7/4水に開催予定の「フクシマを思う6」につきましては、講演予定の肥田舜太郎先生の体調不良により急遽中止とさせていただきます。ご参加予定の皆様には大変申し訳ございません。心よりお詫び申し上げます。
私どもも肥田先生のお話を楽しみにしておりましたが、全国を飛び回り多忙を極めていらした肥田先生、体調が回復するまでしばらく講演をセーブしたいというご連絡を頂き、誠に残念ではございますが、先生の健康を第一に考え、「フクシマを思う6」を中止することを決定いたしました。どうぞご理解下さいますようお願い申し上げます。お元気になられたらぜひおいで頂きお話をお伺いできればと思っております。
また、ミュージシャンの演奏を楽しみにして下さったかたも多いと思います。本当にごめんなさい。アンディさん、クリスさん、フレッドさんには次回以降改めて出演していただく機会を作りたいとたいと思っております。
なお当日おいでになった方のために、18時半から「金子あい朗読会」のみ無料で開催いたします。最新の「福島からのたより」などの情報をご紹介しながら、久しぶりに皆さんとゆっくりお話ししたり、和合亮一さんの最新の詩などを何編か朗読したいと思っております。お時間ありましたらぜひおいで下さい。
取り急ぎお知らせいたします。
金子あい
2012年6月26日火曜日
今でなければいつ言うの?!
金曜日、久しぶりに会った方に言われた。
「なんだか、ラジオとか出て脱原発をぎゃんぎゃん言ってるんだって?」
……わりとざっくばらんな話し方をする方だが、相手の心ははかりかねた。
「はあ〜〜まあ」と言ってその場を離れた。
「はあ〜〜まあ」と言ってその場を離れた。
首相官邸前の抗議行動へ向かう道すがら
「いやいや、ぎゃんぎゃん言うっしょ?!−っていうか今言わなくていつ言うのよ?!」
と独り言つ。
「いやいや、ぎゃんぎゃん言うっしょ?!−っていうか今言わなくていつ言うのよ?!」
と独り言つ。
チャリティライブイベントのチラシを配ると、とても好意的なご婦人が
「今回は行けないんですけれど、また、このような政治活動をなさる時は教えてね」
「いやいや、政治活動でもなんでもない、一市民の思いなんですけど〜〜〜」
と笑顔の裏で独り言つ。
と笑顔の裏で独り言つ。
3.11後のこの一年で、つくづく分かったことは、人任せにして、市民が政治に参加してこなかったツケが、これほどの取り返しのつかない事故を起こし、アマちゃんな政治家をはびこらせ、国民の意思を無視した政治ごっこをさせているということだ。腹が立つのを通り越し、呆れ、ほとほとこの国も自分もいやになる。政治活動をしない市民はこれからはだめだ。(ね、橋下さん。)
そんな事を思い巡らしながら、国会議事堂駅の3ばん出口を出ると、ものすごい数のごくごく普通の市民達が手に思い思いのメッセージを掲げながら歩道に溢れかえっていた。
ミニスカのお姉ちゃん、若手サラリーマン、上品な老夫婦、子ども連れ、アート系…ともかくなんの組織でもない人たちが集まっていることに感動を覚えた。4万5000人の群衆が一体となって「再稼働、撤回」を叫びながら、おおきな時代のうねりを感じずにはいられなかった。
正直、わくわくしてきた。
ぜひ、金曜日には首相官邸前に行ってみてほしい。
すごく楽しいし、あなた自身が時代のうねりを起こす大きな力になっていることが実感できると思う。
ぜひ、わくわくしてほしい。
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フクシマを思う6「内部被曝を生き抜くー広島から福島へ」
2012年7月4日(水)18:30〜20:45(18:00開場)
場所:吉祥寺光専寺本堂
武蔵野市吉祥寺本町1-10-21
(JR吉祥寺駅中央口下車徒歩8分 五日市街道沿い)
入場料:2000円 全席自由
※収入の一部を未来の福島こども基金へ寄付いたします。
【第1部】講演 肥田舜太郎(医師)
【第2部】朗読&ライブ
朗読:金子あい
演奏:アンディ・ベヴァン(サックス,ディジュリドゥ他)
クリストファー・ハーディ(パーカッション)
フレッド・ヴィエノ(ピアノ、キーボード)
お問合せ:090-2474-7911(鎌内)
ご予約はメールもしくはFAXで↓
E-mail:fkomou@gmail.com
Fax:0422-55-7351
2012年6月17日日曜日
フクシマを思うシリーズ6「内部被曝を生き抜く─広島から福島へ」
フクシマを思う第5回目でお話しして下さった弁護士の日隅一雄さんが亡くなられてまだ数日。悲しい残念な気持ちから中々立ち直れないのですが、ぼんやりしているわけにはいきません。
今月来月と立て続けの開催となりますが、ぜひぜひぜひご参加下さい!
このチャリティイベントは、第一部では今聴きたい講師の先生をお招きしてお話ししていただき、第二部では震災と原発事故に関するさまざまな詩を朗読し、素晴らしいミュージシャンの方々の心のこもった本格的な演奏を通して原発事故に苦しむ被災地「福島」を忘れずに思いを寄せようという企画です。
回を重ねるごとにリピーターも多く、私たちも、また参加者の方々も一歩ずつ歩みを進めているように感じます。継続することは本当に大事だと実感しています。学びたい方も楽しみたい方もぜひお気軽に足をお運び下さい。お待ちしております。
さて、今回の肥田舜太郎さんのお話も聞き逃せません。
現在95歳の肥田先生は1945年8月6日広島で被爆し、その後64年にわたり6000人以上の内部被曝患者を診察してきました。ご自身が体験した原爆のすさまじさ、戦後、低線量被爆がなにかも分からずに手探りで研究・診察が進められてきた経緯をふまえ、福島のこれから、内部被曝とはどういうことなのか、そして私たちがこれからどう生きて行けばいいのか、その指針となるお話をして下さいます。ぜひとも、肥田さんの生の声をお聴き下さい。
そして、第2部はライブハウスさながらの音楽を楽しんでいただく大好評の朗読&ライブです。今回は「東京グルーブアライアンス」から3人のメンバーが来てくれます。夏の一夜、学んで感じて、最高に素敵な演奏をお楽しみ下さい。
=====================
2012年7月4日(水)18:30〜20:45(18:00開場)
場所:吉祥寺光専寺本堂
武蔵野市吉祥寺本町1-10-21
(JR吉祥寺駅中央口下車徒歩8分 五日市街道沿い)
入場料:2000円 全席自由
※収入の一部を未来の福島こども基金へ寄付いたします。
【第1部】講演 肥田舜太郎(医師)
【第2部】朗読&ライブ
朗読:金子あい
演奏:アンディ・ベヴァン(サックス,ディジュリドゥ他)
クリストファー・ハーディ(パーカッション)
フレッド・ヴィエノ(ピアノ、キーボード)
お問合せ:090-2474-7911(鎌内)
ご予約はメールもしくはFAXで↓
E-mail:fkomou@gmail.com
Fax:0422-55-7351
2012年6月13日水曜日
日隅一雄さん、最後の講演
6月12日20時28分、弁護士でジャーナリストの日隅一雄さんが亡くなられました。
本当に本当に残念でなりません。
日隅さんは、亡くなる2日前に私たちのチャリティライブイベント「フクシマを思う5」で「どうしたら原発事故のような人災を防ぐことができるのか」というテーマで110名の参加者を前に講演して下さいました。
開演間際に穏やかな顔で現れた日隅さんは2ヶ月前にお目にかかったよりも、やはり病状が進行しているように見えました。「体調はどうですか?」と伺ったら、「昨日は痛くて病院に行ったりしてちょっとひどかった、昨日だったら講演はむりだったかな、きょうは何とか大丈夫です。」と優しく微笑みました。
講演が始まると「こうしてお話ししている最中は皆さんに元気を頂いてます」としっかりした口調で話を始められました。時々、間を取って、言葉を探しながらかすかに顔をしかめることはありながらも、よどみなくひと言ひと言力強く話し続けていました。今回の事故を振り返りながら、情報の公開がいかに重要か、そのために具体的にどうすればよいか…「われわれは明らかに政策決定に関与できていない」。今の政治制度への深い怒りと、主権を市民に取り戻し政治に市民の「意志」が反映されなければならないと、最後は振り絞るように話す姿は鬼気迫るものがあり圧倒されました。気づけば1時間近く、さぞかしお疲れになったでしょうに、そんなそぶりも見せず、熱心な質問にも丁寧に答えられ、私たちにとって本当に大切なお話をして下さいました。
この講演の模様は今週いっぱい、IWJのアーカイブで無料ご覧になることができます。
http://iwj.co.jp/wj/open/archives/19316
(※現在は会員用有料アーカイブとなっています。単発での視聴も可能です。)
皆さん、日隅さんの最後のメッセージをどうか聴いて下さい。
日隅さんが参加者の皆さんに一緒に考えてほしいとわざわざ言っていたのが印象的でした。いまこそ私たちに一人一人に本当に考えてこの国を変えてほしいと強く願っていたのだと思います。
最後の講演になってしまったことが本当にショックです。
日隅さんご自身が一番無念だろうと思います。
でも、日隅さんの「意志」はものすごく伝わりました。
最後のメッセージをしっかり受け止め
一人一人が日隅さんの意志を継いで行きたいと思います。
日隅さん、ありがとうございました。
ご冥福を心よりお祈りいたします。
※6月17日(日)深夜 TBS「報道の魂」で日隅さんのドキュメンタリーが放送されます。
「バッヂとペンと〜日隅一雄の闘い〜」http://www.tbs.co.jp/houtama/
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次回のお知らせ
吉祥寺チャリティライブ
フクシマを思うシリーズ 第6回
「内部被曝を生き抜く〜広島から福島〜」
7月4日(水) 吉祥寺光専寺本堂 18:30開演/18:00開場
【第1部】講演:肥田舜太郎さん(医師)
【第2部】朗読&ライブ<フクシマを思う>
演奏:アンディ・ベヴァン(Sax, Didjeridoo)
クリストファー・ハーディ(Percussion)
フレッド・ヴィエノ(Piano, Keyboards)
朗読:金子あい
●入場料:2,000円(全席自由)
●お問合せ:090-2474-7911(フクシマを思う実行委員会 鎌内)
●ご予約:メールliveticket@parkcity.ne.jp または Fax.0422-55-7351
2012年6月11日月曜日
フクシマを思う5(録画)をご覧になれます。
昨日は大勢の方々が、吉祥寺チャリティライブイベント「フクシマを思う5」にご参加下さいました.本当にありがとうございます。
本当に嬉しい大盛況でしたが、途中、用意した無償配布のブックレットの数が足りなくなるというハプニングも…。 ご説明不足でお客様にはご迷惑をおかけしましたが、既にお持ちの方やご夫婦でお見えの方が提供して下さいまして大変助かりました。お心遣いに心より感謝申し上げます。
昨日、Ustreamライブ配信されたアーカイブ(録画)は、今日から一週間ほど、下記のIWJのサイトで視聴出来ますので、ぜひご覧になって下さい。
本当に嬉しい大盛況でしたが、途中、用意した無償配布のブックレットの数が足りなくなるというハプニングも…。 ご説明不足でお客様にはご迷惑をおかけしましたが、既にお持ちの方やご夫婦でお見えの方が提供して下さいまして大変助かりました。お心遣いに心より感謝申し上げます。
2012年6月9日土曜日
この国はバカじゃなかろか!
野田首相が「私の意見を述べる」といって
大飯原発の再稼働を決断した。
この愚行を私は許さない。
「原発を動かさないとこの国は立ちゆかない」と発言したが
「原発を動かさないと電力会社の経営が立ちゆかない」ので再稼働します、とハッキリ言うべきだ。
「次の世代のために、このような事故を起こさないようにする」と発言したが
「次の世代のために、一度事故が起こってしまったら止めることも出来ず世界中に放射能をばらまき、被曝させ、土と川と海を汚染し、半径30kmの何十万人、何百万人の人々を自分たちの家に住めないようにし職業と土地と生き甲斐と健康を奪い、事故収束のための作業員を猛烈に被曝させ、ろくに補償はせず、しかしながら電気料金を値上げして利益を得るのは電力会社の当然の権利だという事故をあちこちで何度も起こさないようにする」と、もう少し詳しく言うべきだ。
「責任をとる」?「責任を持つ」?
福島第一原発の事故を起こした東京電力も政府も官僚も、誰一人いまだに責任を取っていないのに、次からは責任を取るってこと?
いやいや、こんな事故だれも責任なんか取れるわけがない。
辞任したって放射能汚染はなくならない。
「責任とる」なんて言葉は安全の担保にもなりゃしない。
国がすべきことは、首相がすべきことは、
この国が原発に頼らないようにするということを決断し、新しいエネルギーのビジョンをハッキリと打ち出し、最初はちょっと苦しいかもしれないけど、そこに向かってみんなで知恵を出し、工夫して実現しようと、強いリーダーシップを発揮することだ。雇用を心配する原発地元には新しい雇用にシフトし、安心して脱原発出来るようにすることだ。
これまでを引きずっていては新しいことは出来ない。
やると決めなければ新しいことは出来ない。
国民は新しいことをやろうといっているのだ。
首相のリーダシップとは、原発経済中毒の連中のいいなりになって民意も考えずに突然迷惑な決断をすることではない。
原発が事故を起こしたら、狭い日本中が全部汚染に曝されるのだから、勝手な政治判断で決めないでほしい。大切な子供たちの命を彼らに預けるのはまっぴらごめんだ。
もうそろそろ、私たち国民もこうした愚かな政治家や官僚を育ててしまった責任を取らなければならない。
明日、日隅さんの話を聞き、私たちが今からやるべきことをしっかりと考えたい。
============
↓あと少し残席あります!
吉祥寺チャリティライブ フクシマを思うシリーズ5
「どうしたら原発事故のような人災を防ぐことができるのか」
6月10日(日)14時開演/13時30分開場
武蔵野商工会議所4階 市民会議室(ゼロワンホール)
【第1部】講演 ●日隅一雄(弁護士)http://yamebun.weblogs.jp/my-blog/
【第2部】ライブ「フクシマを思う」
朗読:金子あい(若松丈太郎「ひとのあかし」より、インゲ・ショル「チェルノブイリの詩」) 演奏:バンドネオン●大久保かおりhttp://www.kaoneon.com/ ベース●カイドーユタカhttp://www.geocities.jp/pktakkn/index.html
●入場料:2,000円(全席自由)
●お問合せ:090-2474-7911(フクシマを思う実行委員会 鎌内)
●ご予約:メールliveticket@parkcity.ne.jp または Fax.0422-55-7351
大飯原発の再稼働を決断した。
この愚行を私は許さない。
「原発を動かさないとこの国は立ちゆかない」と発言したが
「原発を動かさないと電力会社の経営が立ちゆかない」ので再稼働します、とハッキリ言うべきだ。
「次の世代のために、このような事故を起こさないようにする」と発言したが
「次の世代のために、一度事故が起こってしまったら止めることも出来ず世界中に放射能をばらまき、被曝させ、土と川と海を汚染し、半径30kmの何十万人、何百万人の人々を自分たちの家に住めないようにし職業と土地と生き甲斐と健康を奪い、事故収束のための作業員を猛烈に被曝させ、ろくに補償はせず、しかしながら電気料金を値上げして利益を得るのは電力会社の当然の権利だという事故をあちこちで何度も起こさないようにする」と、もう少し詳しく言うべきだ。
「責任をとる」?「責任を持つ」?
福島第一原発の事故を起こした東京電力も政府も官僚も、誰一人いまだに責任を取っていないのに、次からは責任を取るってこと?
いやいや、こんな事故だれも責任なんか取れるわけがない。
辞任したって放射能汚染はなくならない。
「責任とる」なんて言葉は安全の担保にもなりゃしない。
国がすべきことは、首相がすべきことは、
この国が原発に頼らないようにするということを決断し、新しいエネルギーのビジョンをハッキリと打ち出し、最初はちょっと苦しいかもしれないけど、そこに向かってみんなで知恵を出し、工夫して実現しようと、強いリーダーシップを発揮することだ。雇用を心配する原発地元には新しい雇用にシフトし、安心して脱原発出来るようにすることだ。
これまでを引きずっていては新しいことは出来ない。
やると決めなければ新しいことは出来ない。
国民は新しいことをやろうといっているのだ。
首相のリーダシップとは、原発経済中毒の連中のいいなりになって民意も考えずに突然迷惑な決断をすることではない。
原発が事故を起こしたら、狭い日本中が全部汚染に曝されるのだから、勝手な政治判断で決めないでほしい。大切な子供たちの命を彼らに預けるのはまっぴらごめんだ。
もうそろそろ、私たち国民もこうした愚かな政治家や官僚を育ててしまった責任を取らなければならない。
明日、日隅さんの話を聞き、私たちが今からやるべきことをしっかりと考えたい。
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↓あと少し残席あります!
吉祥寺チャリティライブ フクシマを思うシリーズ5
「どうしたら原発事故のような人災を防ぐことができるのか」
6月10日(日)14時開演/13時30分開場
武蔵野商工会議所4階 市民会議室(ゼロワンホール)
【第1部】講演 ●日隅一雄(弁護士)http://yamebun.weblogs.jp/my-blog/
【第2部】ライブ「フクシマを思う」
朗読:金子あい(若松丈太郎「ひとのあかし」より、インゲ・ショル「チェルノブイリの詩」) 演奏:バンドネオン●大久保かおりhttp://www.kaoneon.com/ ベース●カイドーユタカhttp://www.geocities.jp/pktakkn/index.html
●入場料:2,000円(全席自由)
●お問合せ:090-2474-7911(フクシマを思う実行委員会 鎌内)
●ご予約:メールliveticket@parkcity.ne.jp または Fax.0422-55-7351
2012年6月4日月曜日
ラジオに出演します
ふたつとも生放送です。良かったらぜひお聴き下さい!
●6月6日(水) 6:25〜6:33 文化放送「吉田照美のソコダイジナトコ」通勤NOWコーナー
パーソナリティ:吉田照美、唐橋ユミ
http://www.joqr.co.jp/soko/
●6月6日(水) 14:30〜14:55 世田谷FM「アフタヌーンパラダイス」
パーソナリティ:小室等&白神直子
http://www.fmsetagaya.co.jp/index.html
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吉祥寺チャリティライブ フクシマを思うシリーズ5
「どうしたら原発事故のような人災を防ぐことができるのか」
6月10日(日)14時開演/13時30分開場
武蔵野商工会議所4階 市民会議室(ゼロワンホール)
【第1部】講演 ●日隅一雄(弁護士)http://yamebun.weblogs.jp/my-blog/
【第2部】ライブ「フクシマを思う」
朗読:金子あい(若松丈太郎「ひとのあかし」より、インゲ・ショル「チェルノブイリの詩」) 演奏:バンドネオン●大久保かおりhttp://www.kaoneon.com/ ベース●カイドーユタカhttp://www.geocities.jp/pktakkn/index.html
●お問合せ:090-2474-7911(フクシマを思う実行委員会 鎌内)
●ご予約:メールliveticket@parkcity.ne.jp または Fax.0422-55-7351
2012年5月25日金曜日
日隅一雄さんの本
4月に日隅さんのクレヨンハウスでの講演に行った。その前に週刊金曜日の記事などを読んでいたので、元産経新聞の記者で、東電・政府の会見で鋭く追求し続ける弁護士の日隅さんのお話にはとても興味があった。
実は日隅さんは昨年の5月に体調を崩し検査したところ、胆のう癌であることが発覚、ステージ4で医者から「余命半年、抗がん剤が効けば1年」と宣告された。そのような状況でも会見には出席し続けた。闘病の記録や日隅さんの仕事に関しては日隅さんのブログhttp://yamebun.weblogs.jp/my-blog/をぜひご覧下さい。
日隅さんの話を聞いて私は唸ってしまった。この原発事故はなんて根深いのか…。私たち国民がいかにないがしろにされているか…東電と保安院をはじめとする国の役所がどれ事故と我々をなめきっているか…マスコミがいかになにも機能していないかが、嫌ってほどよく分かって、唸ってしまったのである。
早速に日隅さんの本を買って帰った。この本は木野さんとの共著で、今年1月に出版され、2ヶ月で6刷されている。大手書店の震災・原発関連コーナーには必ずと言っていいほど置いてある。膨大な取材メモを元に検証しているこの本は、ものすごく面白い。いや、現在進行形の史上最悪の原発事故を面白いと言うのははばかられるが、ここに出てくる会見のおおよそを私たちはテレビや新聞で見てきており、それがいかに事実を隠蔽していたか、腹立たしいけど面白いほど分かるのである。そのデタラメとお粗末振りは本当にひどい。そしてそれをおかしいと追求しない大手メディアもまた腐りきっていることがよく分かる。読み進めているうちに、どんどん腹が立ってくる。私たちはこの原発事故の当事者である。我々の健康が脅かされ命がかかっているにもかかわらず、東電や政府(官僚)は平気でウソをつく。隠す。そして、一般的なテレビや新聞の報道こそが私たちに成り代わってつねに、監視していなければならないのに、重要な情報を隠したまま、なんの検証もせず大本営発表を続けている。これは、もう、私たちは黙って鵜呑みにしていてはいけません。皆さんもぜひこの本を読んでみてください。8ヶ月に及ぶ会見を、メルトダウン、SPEEDI、作業員の被曝、フリージャーナリスト排除、何を守ろうとしたのか…などのテーマで検証しています。またトピックスも興味深い。汚染水が海へ漏れた時など、汚染水のルートを確認するために本来なら専用のトレーサーがあるのにも関わらず、市販の入浴剤が使われたのだという。そんなこと知ってました?止水のためにおがくずを投入したことなどを海外のマスメディアは批判的に報道したが、日本のマスコミはそのようなこともなかった…私たちは、情報を得ることが出来ない…鎖国よりひどい状況にあるのかもしれません。
日隅さんの病気がこれ以上進行しないことを切望します。もっと活動を続けてほしい。続けるべき人だと思います。
インターネットでも日隅さんのブログを読むことが出来ますが、生の声ほどひとにつたわるものはありません。
ぜひ、みなさん直接日隅さんの話を聞きにいらして下さい。
心よりお待ちしております。
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●ゲストミュージシャンは
バンドネオンの大久保かおりさんと、急遽、参加して下さることになったベースのカイドーユタカさんのお二人です。バンドネオンはタンゴで使われている楽器。哀切漂う音色も大久保さんの手にかかると不思議な世界に!(これも追ってブログでご紹介していきますね)
日曜日の午後、ご家族やお友だちを誘って吉祥寺散歩の途中にお立ち寄り下さい。
心よりお待ちしております。
※ 今回特別に、入場料には日隅さんの著書「『主権者』は誰か─原発事故から考える」(岩波ブックレット525円)が含まれます。また、収入の一部は「未来の福島こども基金」へ寄付いたします。
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吉祥寺チャリティライブ
フクシマを思うシリーズ5
「どうしたら原発事故のような人災を防ぐことができるのか」
6月10日(日)14時開演/13時30分開場
武蔵野商工会議所4階 市民会議室(ゼロワンホール)
●入場料:2,000円(全席自由)
●お問合せ:090-2474-7911(フクシマを思う実行委員会 鎌内)
●ご予約:メールliveticket@parkcity.ne.jp または Fax.0422-55-7351
お話●日隅一雄(弁護士)http://yamebun.weblogs.jp/my-blog/
バンドネオン●大久保かおりhttp://www.kaoneon.com/
ベース●カイドーユタカhttp://www.geocities.jp/pktakkn/index.html
朗読●金子あい
2012年5月20日日曜日
東京新聞に取材して頂きました
5月の連休の合間、常ならぬ人出でごった返している吉祥寺駅近くで、東京新聞の記者とカメラマンと待ち合わせました。駅方向の人混みの中に私の姿を探しているお二人の前に自転車(別名:流星号。サドルをカラスに食べられた、いい加減オシャレなのに変えたいけど頑丈すぎて壊れない年季物のママチャリ)で到着。自転車は意外だったらしくお二人にものすごくうけてました。
撮影場所を求めて井の頭公園に。幸い雨はあがり新緑が水気を含んで一層輝いている中でパシャリと撮って頂き、その後場所を移動して、取材して頂きました。
いつものことですが、話し始めたら止まらなくなって、熱い思いの石炭エンジン全開!また、本当によく聞いてくださるので、うっかりすっかりこの10万倍は喋ってしまって、あとから記者の方を困らせたのではないかと心配しました。でも、この記事を読んで、私の言いたかったことはこういうことだったのかと改めてよく分かり、伝えたかったことが全部詰まっていたのでとても嬉しく思いました。
ん…?
つまり私はいつも何時間も喋らなくても、
これで十分なのか…?
でも、でも、
やっぱり体中に詰まっている思いの蒸気の圧力は、話し始めたら止まらないのですぅ〜〜〜。
フクシマを思うシリーズ5にぜひおいで下さい!
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吉祥寺チャリティライブ
フクシマを思うシリーズ5
「どうしたら原発事故のような人災を防ぐことができるのか」
6月10日(日)14時開演/13時30分開場
武蔵野商工会議所4階 市民会議室(ゼロワンホール)
●入場料:2,000円(全席自由)
●お問合せ:090-2474-7911(フクシマを思う実行委員会 鎌内)
●ご予約:メールliveticket@parkcity.ne.jp または Fax.0422-55-7351
お話●日隅一雄(弁護士)http://yamebun.weblogs.jp/my-blog/
バンドネオン●大久保かおりhttp://www.kaoneon.com/
ベース●カイドーユタカhttp://www.geocities.jp/pktakkn/index.html
朗読●金子あい
2012年5月16日水曜日
フクシマを思うシリーズ5「どうしたら原発事故のような人災を防ぐことができるのか」
このシリーズも今回で5回目です。
毎回ご参加下さる皆様、本当にありがとうございます。
被災地のこと、原発事故のことが日に日に薄れゆく中で、私たち一人一人が忘れずに、考え、行動を起こしていくことがますます大切だと感じています。
●感じて学ぶ
思いをおなじくするアーティストによる聞き応えのある演奏と朗読を味わっていただきながら、様々な分野のゲストのお話をじっくりお聞きいただくこの企画では、素晴らしいミュージシャン達による本格的なライブが大好評です。そして毎回「福島」や「原発」をテーマに和合亮一さんをはじめとする詩を選び、私が朗読します。
●トークゲストは日隅一雄さん
今回のトークゲストの日隅一雄さんは、震災直後の3/16から東電・政府の記者会見に出席し続け、いかに政府や東電が情報を隠蔽し、誤った情報を流し続けてきたかを鋭く追求し続けています。
さて、日隅さんは会見に出席している只中の、昨年5月に癌であることが発覚、現在、治療を続けながら「忘れないだけではだめだ、2度と繰り返さないためにどうすればよいか」精力的に「伝える」活動を続けています。ぜひ吉祥寺でもお話いただきたいとお忙しい中お願いしました。深く納得できる本当に大切なお話です。是非ぜひ一人でも多くの方にお聞き頂きたいと思っています。
●ゲストミュージシャンは
バンドネオンの大久保かおりさんと、急遽、参加して下さることになったベースのカイドーユタカさんのお二人です。バンドネオンはタンゴで使われている楽器。哀切漂う音色も大久保さんの手にかかると不思議な世界に!(これも追ってブログでご紹介していきますね)
日曜日の午後、ご家族やお友だちを誘って吉祥寺散歩の途中にお立ち寄り下さい。
心よりお待ちしております。
※ 今回特別に、入場料には日隅さんの著書「『主権者』は誰か─原発事故から考える」(岩波ブックレット525円)が含まれます。また、収入の一部は「未来の福島こども基金」へ寄付いたします。
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吉祥寺チャリティライブ
フクシマを思うシリーズ5
「どうしたら原発事故のような人災を防ぐことができるのか」
6月10日(日)14時開演/13時30分開場
武蔵野商工会議所4階 市民会議室(ゼロワンホール)
●入場料:2,000円(全席自由)
●お問合せ:090-2474-7911(フクシマを思う実行委員会 鎌内)
●ご予約:メールliveticket@parkcity.ne.jp または Fax.0422-55-7351
お話●日隅一雄(弁護士)http://yamebun.weblogs.jp/my-blog/
バンドネオン●大久保かおりhttp://www.kaoneon.com/
ベース●カイドーユタカhttp://www.geocities.jp/pktakkn/index.html
朗読●金子あい
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