2011年9月28日水曜日

本番の朝

琴奨菊が今日は大関昇進と言うことで
おめでとうございます。
私も四字熟語で決意表明を。
なにか、一がつくらしいので…

「一進一退」!
…決意じゃないですね

「一日一善」!
…なかなかやれてないな長いこと一日一膳だと思っていた…

「一期一会」!
今日はやっぱりこれだな〜

今日はいい天気です。本当にありがたい。
昼前から仕込み、会場作り、リハーサルそして、本番。

うたかたの夢のように終わる一日だけの公演。
そこにおいで下さるお客様がいるということに心から感謝いたします。

どうか皆様良い一日でありますように。

800年前に旅してきます。

行ってきます!

2011年9月26日月曜日

松本公演ありがとうございました!そしてあさって吉祥寺公演!

こんにちは。
今日はどんより曇り空、と思ったら雨が降ってきました。

それにしても先週の水曜日の台風は凄かったですねぇー!!
身の危険を感じる風とはああいうことを言うのでしょうね。天空が低く高く轟々とうなり、でっかい木の枝が時折びゅーんと飛んできて、ガラスに当たったらどうしようとひやひやしました。台風一過。ベランダの手すりはものすごくきれいになりましたが、街へ出るといろんな物が吹きだまりに溜まってましたね。有史ならぬ自分史以来あまり記憶にない台風直撃でした。

平家物語の松本公演が先々週の水曜日で、吉祥寺公演が今週の水曜日。制作と電話で話しながら「いやあ〜どちらの公演が一週ずれても大変な事だったね…」と、そう言えば2、3年前のこの時期に松本で芝居に出た時には、たしかものすごい台風であずさが運休し、東京からのお客様が全然来られなかった事を思い出しました。あさってはいいお天気に恵まれますように!

さて、松本の平家の公演は、なんとなんと満員!!のお客様で大感激!主催者の方々のご尽力に心から感謝申し上げます。最高に素晴らしい劇場で、語り芝居と波紋音演奏と舞台美術と照明の4者と、そしてお客様が一期一会のセッションをした、そんな感じの緊迫感ある舞台でした。会場は不思議な熱気とピンとした空気に包まれました。それはもしかすると、平家物語そのものがそうだからかもしれません。激動の時代に、絶えず死に直面しながら厳しい運命を生き抜いた人々の物語です。

今回、自分が言い出しっぺで、しかも一人語りで、これだけの方々に支えていただきながら舞台を務めさせていただいているんだ、と突然、出演前にいまさらながら気づいてしまい、なんておっそろしいことやってるんだろう〜〜とがたがたどきどき!!もう、なんていうんですかね、う〜〜〜んジェットコースターの一番てっぺんに登り詰めてもう引き返せないみたいな、あぁ”〜〜〜〜〜〜っっ!!みたいなそんな感じでした。いつも大勢いる楽屋にも自分しかいないし……舞台が終わってから気づけば良かった…。


でも、一番お見せしたかった平家の舞台が実現できて、お力添え下さったすべての皆様に、本当に感謝申し上げます。まもなく写真アップしますね。

さあ、吉祥寺光専寺での平家物語もいよいよ明後日です。
こちらもなんとなんと、お陰様で早々と、予約が完売し追加席もいっぱいという嬉しい悲鳴をあげてます。

チラシも当日パンフも自分で編集デザインしているのですが、ここ数日そればっかりやってます。当日パンフは保存版かも(笑)わかりやすいと思います。お楽しみに。




2011年9月13日火曜日

眠れないなあ

家でできることはもう終わり。
衣装も下準備したし。

荷造りはしてないけど。

明日は松本入り。

肩こりが最近はひどいな。

夜更かしで緊張してるんでしょう。

今日は早く寝よう…と思っているのに目がぎらぎら

あ、これ、パソコンがいけないんですよね。
早く止めよう。
あ、お腹空いてきた。

いかん。

お休みなさい。

2011年9月10日土曜日

いよいよ、松本で木曾義仲!


いよいよ、来週の水曜日に迫ってきました〜〜、平家物語松本公演。
脳みそが平安末期状態。
メールの文章にうっかり、「ござ候ふ」とか「かたじけのう」とか書きそうになったりしてます。
この前リハで松本用の衣装合わせをしたら、美術さんに「オイディプスと牛若丸だねぇ〜(笑)」と言われました。ははは!え?どういうことかって?ひ・み・つ。
そのなぞを知りたい人は、松本に見に来てください〜。見たらすぐ分かります。

木曾義仲にまつわる三話。

琵琶法師達が語り継いできた「平家物語」には無駄な言葉というものがありません。とても簡潔言葉なのに、ダイナミックで深い世界が描かれています。

原文で語る醍醐味は、現代語訳では表せない言葉のニュアンスがたまらなくかっこよくて面白いところですかねえ。
よく、原文は難しくて聞いていても分からないんじゃないかと仰るかたがいますが、ちっともそんなことないんですよ。そこに描かれている人人のドラマは今の私達と何ら変わらないのです。こころが十分に理解できるので、きっと古い言葉は気にならないと思います。試しにぜひ一度聞いてみてください。いえ、むしろなじみのない方にぜひ聞いていただきたいですね。どんな風に感じるのか感想を聞いてみたいですねえ!そしてご自分でも語ってみていただきたいです。

木曾義仲の最大の見所聞き所はやはり「木曾最期」でしょうかねえ。義仲と今井兼平、巴の乳母子同士の強い絆。義仲の孤独。戦描写のの醍醐味。ものすごい話ですよ。

本当にぜひ、聞いていただきたいです。

今回は語りを飛び越えてとても立体的な舞台になっています。
平家?面白そう〜!と集まってくれたスタッフ達が
それぞれの発想で平家物語の世界を表現しています。
まさにコラボレーションと言うにふさわしいと思います。
もう、本当に嬉しいです。私も本当に当日楽しみです。

松本近郊にお住まいのみなさま
ぜひぜひ観にいらしてください。

上演時間は長くありませんので電車でお帰りの方も間に合いますよ〜♪(笑)