2011年11月29日火曜日

訂正です!

先にアップした12/10の白瀧呉服店でのライブの料金を間違えて記載してしまいました。昨日の光専寺での当日パンフレットも間違えておりました。
訂正いたします。

正しくは、2500円で、着物の方は500円引きです。

取り急ぎ、失礼しました〜。

2011年11月26日土曜日

【熊本・水俣公演】『言魂 詩・歌・舞-石牟礼道子・多田富雄深き魂の交歓』


『言魂 詩・歌・舞-石牟礼道子・多田富雄深き魂の交歓』
2011年12月14日(水)熊本県立劇場
2011年12月15日(木)水俣市文化会館
開演:18:30
料金:3000円(全席自由)学生2000円
申込み・問合せ:tel.090-9676-3798/fax.03-5988-2810
        mail@atelierkashu.com
WEB:http://atelierkashu.com/(アトリエ花習)
主催:言霊 詩・歌・舞ー多田富雄・石牟礼道子深き魂の交歓上演実行委員会
制作:アトリエ花習

出演:真野響子 金子あい 麻生花帆 花柳昌三郎 櫻間金記 国府田達也 笠井賢一     設楽瞬山(尺八) 橘 政愛(パーカッション) 
演出:笠井賢一                                         

『言霊』は、「苦海浄土」作者であり、熊本で言葉の力で闘い続ける石牟礼道子さんと、世界的免疫学者であり、脳梗塞で倒れて後、詩人・能作者として再生し言葉の力で果敢に発言し続け、昨年亡くなられた多田富雄さんとの往復書簡(藤原書店刊)です。

この書簡を軸に、2人の詩集「はにかみの国」「寛容」より詩や歌、新作能を織り交ぜ、二人の詩的世界が、あるときは死者の苦患を一身にあつめて血の色に咲く彼岸花のように、あるときは汚泥の只中から浄化されて咲き出だす蓮花のように、鎮魂と浄化と再生への願いを舞台に咲き匂わせます。

水俣と福島の構造はつながっていると憂いています。震災後福島で言葉の力で闘い続ける和合亮一さんも上演にメッセージを寄せてくださいました。3月11日の大震災、原発以後の今だからこそより強くお二人の対話が、詩が人々の魂に響きます。

どうぞ、ぜひお出かけください。

2011年11月25日金曜日

12/10 練馬区の白瀧呉服店で永田砂知子、ZUIとともに「詩の礫」を朗読します。



地下鉄有楽町線「地下鉄赤塚」駅前にある白瀧呉服店は、創業嘉永六年…ペリー来航の年、東京で一番大きな呉服専門店です。こじんまりした日本庭園と大きな座敷があり、ゆったりとした空間は着物を買わなくともぜひ訪れてみたい場所です。

夏と冬に様々な魅力的なイベントを開催している白瀧呉服店の五代目若旦那からのご依頼で、「詩の礫」を初演と同じく永田砂知子さんの波紋音の音とともに朗読します。
5月の吉祥寺で聞き逃した皆様、ぜひぜひ、和合さんの言葉の力を感じてください。後半はZUIの演奏もたっぷりと楽しめます。着物でいらした方は500円引です。

〜福島を思って〜
金子あい朗読「和合亮一・詩の礫」
&波紋音演奏 永田砂知子
ギター&尺八デュオ「ZUI」ライブ
(原とも也・ブルース・ヒューバナー)
12月10日(土)13:30〜15:30(13:00開場)
料金:2,500円*和装の方は500円引
定員:50名


イベントのお申し込みは白瀧呉服店まで。
03-3933-0033
http://www.kimono-shirataki.com/main.html



11/29水俣、30熊本で「詩の礫」を朗読します

『言魂 詩・歌・舞石牟礼道子・多田富雄 深き魂の交歓』
事前ワークショップ
和合亮一・石牟礼道子・多田富雄
詩朗読会

20111214日(水)に熊本県立劇場、15日(木)に水俣市文化会館で開催の舞台公演『言魂 詩・歌・舞石牟礼道子・多田富雄 深き魂の交歓』に先立ち、事前ワークショップとして、福島で言葉の力で表現し戦い続ける和合亮一さんの「詩の礫」を女優の金子あいが朗読します。このたびの公演の一つのテーマである、ミナマタとフクシマの抱える問題点と文明論的な深い問いかけを考えます。また、石牟礼道子さんの長崎原爆の詩「はにかみの国」、多田富雄さんの「新しい赦しの国」もお聞きいただきます。3.11東日本大震災に続く福島原発事故を経験した今日こそ、石牟礼・多田の往復書簡『言魂』の真実が心に響きます。
ぜひ、お出かけください。



出演 金子あい(女優)
  笠井賢一(演出家、アトリエ花習代表)

日時  11月29日(火) 18:30より
  水俣市もやい館 エントランスギャラリー   入場無料
     11月30日(水) 18:30より
   熊本市立現代美術館 5階 アートロフト   入場無料 


事前ワークショップに関するお問い合わせ先:

山本哲郎(熊本大学大学院生命科学研究部分子病理学分野)
Tel: 096-373-5304  Fax: 096-373-5308
『言魂 詩・歌・舞石牟礼道子・多田富雄 深き魂の交歓』上演実行委員会代表

2011年11月22日火曜日

11/28(月)福島の今を聞きにいらしてください。

「知ること」と「想像すること」。
これがどれほど大事かいうことを、震災・原発事故以降つくづく思います。
この2つが無くては、これから何十年と続く、このあまりにも困難な状況を乗り切っていくことができないのではないか。

知ることによって、自分がどう考えればいいか、どう行動すればいいか見えてきます。
想像することによって、心で理解できるようになる。想像は「共感」と置き換えてもいいかもしれません。


アーティストによる福島の問題を考えるこのチャリティライブイベントも3回目となりました。前2回とも超満員で、皆さんの関心の高さ、あたたかさを感じました。私たちは、息長くこのイベントを続けようと思っています。忘れそうになる頃に思い出す・考えるきっかけになればと考えています。

今回は初めてトークゲストとして、子供たちを放射能から守る福島ネットワーク代表の中手聖一さんをお迎えします。
なぜ福島の子供たちは被爆し続けなければならないのか?なぜ誰も責任をとる者がいないのか?現地にいる中手さんの話は生々しくものすごい衝撃を受けます。私たちは吉祥寺でも是非話をしてください!と熱烈にオファーし、今回の講演が実現しました。今福島で何が起こっているのか?見えない敵は放射能だけではありません。新聞やテレビではわからない本当の話を是非聞いてください。

アーティストゲストは、東西の邂逅、ジャズギターの原とも也&尺八のブルース・ヒューバナーのデュオ「ZUI」。ジャズとブルーズの心地よいかっこいい音楽をお楽しみください。お二人は先週から今週の頭にかけて福島各地でのコンサートをしてきました。彼らの触れた福島の様子などもじっくりお聞きいただけます。

そして、私、金子あいは「和合亮一・詩の邂逅」から、飯舘村の青年のインタビューを朗読します。言葉の力を感じてください。

まずは知ることから。

話を聞き、音楽や朗読を通してフクシマを考え、福島を思いませんか。
皆様お誘い合わせの上是非ご参加ください。心よりお待ちしております!

お申し込み liveticket@parkcity.ne.jp
お問合わせ 090−2474−7911(鎌内)

2011年11月18日金曜日

恐るべし脳

今週のためしてガッテンは腰痛特集でした。

はいはい。わたしは中学生の時にぎっくり腰をやって、20代でバック転し損ねて腰を痛め、ずーっと断続的に腰痛と闘ってきました。筋金入りの腰痛持ちです。

この夏前に、寝ていても痛いくらいになり、これはやばいと有名整形外科を訪ね、レントゲン、MRI、腹部エコーまで撮りまくって、所見なし。(胆石見つけちゃったけどね。)

なんだろうと不安を抱えつつ、とりあえずストレッチをかねてバランスボードで腹筋背筋を鍛えていたら、これが結構気持ちいい。ウエストもめきめき細くなった。さらには腰のこりの塊がだんだん薄れ痛みが無くなったのです。もうびっくり!
いやあ、バランスボードのおかげで腰痛が全快したよ!と人に言いまくってましたが、ためしてガッテンを見ていたら驚愕の事実が…!

腰痛の痛みの元は、脳にある。

というのです。はあ?

脳が痛いと感じると痛みを感じにくくさせる物質を分泌し、結果的に腰の痛みを感じなくするという仕組みが脳には備わっているのですが、腰痛の人の脳は不活性状態にあり、その痛みを和らげる物質が分泌されないというのです。
ずーっと、腰痛で寝たままふさぎ込んでいた奥さんにご主人が子犬を飼ってきたら散歩に行けるほど治ったというのです。

てことは、バランスボードで腰をくねくね伸び縮みさせていた私は、その運動が効いたというよりも、その運動の気持ちよさ(じっさいきもちいいのよ)が脳を活性化させて痛みを取った、といえるかもしれない。わけで。うーむ。

恐るべし脳。Oh!NO!

ついでながら、私はストレスを感じるとものすごく眠くなります。
なので嫌なことがあったり耐え難いことがあるとともかく眠りまくります。
しばらくすると何となく脳にもそのことに対する耐性ができてきて
元気が取り戻せて、まあなんとかやっていけるようになります。
脳って素直だ。。。そういえば、今週は眠ってばかりだったなあ。。。。
ライブイベントまであと10日、ラストスパートのために気力体力チャージ中!

ともかく眠るって大事なことです。

皆さん。夜更かししないで、さあ、もう寝ましょう。
お休みなさい。

2011年11月11日金曜日

福島で「詩の礫」を朗読するということ



今日は、といっても日付が変わってしまったけれど、11月11日。震災から8ヶ月。
もう8ヶ月。まだ8ヶ月。
それぞれに必死に生きた8ヶ月だったと思います。

先日11月6日に、福島市で行われた琴古流尺八若竹会の主催する邦楽演奏会「竹と絃の世界」にお招きいただき「和合亮一・詩の礫」を朗読してきました。会場は福島テルサFTホール。とてもきれいで音のいいホールでした。尺八と箏の純粋なる邦楽演奏会で、震災の詩を読む…滅多にない企画です。主催のかたの新しい事への挑戦がなせる勇気ある企画でした。
福島に行って(特に)和合さんの詩を読むときは、いつも、私でいいのだろうか、と不安になります。被災したまさに張本人である大勢の福島の方々を前に、私など無力だと思うからです。

しかし、今回はちょっと違いました。
私の出番は、一番最後。
福島県内の実力ある若手演奏家が次々と演奏するのを聞きながら
箏や尺八の音色がひとつひとつ粒だって胸に響き、とても癒されました。
福島の演奏家の方々とご一緒できることがとてもうれしくてわくわくしました。
そして、詩の礫。
お琴の前奏が始まりました。
十七絃から一変して二十五絃の低い音へ。
津波を思い起こさせる低い不気味な音色。
即興です。ぞくっとしました。
会場の皆さんが息を殺して私の声を聞いています。
私は読み進める内に8ヶ月経ってもなんら事態は進展しておらず
和合さんの詩の言葉がいまもそのまま、いや、なおいっそう、心に刺さる。
だんだん私は憤りを感じてきました。

最後には、会場と私の声と演奏者とすべてが一つになって
和合さんの詩の言葉を共有したような気がします。

力のある言葉って本当にすごいな…と改めて
詩の礫のすごさを感じました。

お客様になりかわって朗読した、そんな気が強くしました。
もし、それでほんのわずかでも皆さんが心を表に出せるなら
無力な役者でもお役に立てる…
それがうれしかったです。

また、たくさんの方々と巡り合うことができました。
何よりの喜びです。

また福島に伺います。
それまで皆さんお元気でお過ごしくださいね。




2011年11月6日日曜日

フクシマという表記について

11/28のイベントのお知らせをブログでしました。
フクシマを思うシリーズ3
「フクシマの今を聞く」
この「福島」をカタカナで表記することに対して無神経であるというコメントを頂きました。
コメントはしなくても不快に思われた方々が他にもいらっしゃると思います。
福島からゲストをお呼びして福島の現状をお聞きするのですから、確かに「福島の今を聞く」というほうが適切かもしれません。
ご不快な思いをさせましたことを深くお詫び申し上げます。
このイベントの第一回目を企画したのは四月の半ば。
東京では福島でなにが起きているか情報がなく、この未曾有の震災と原発事故に対して私たちはどうすればいいのか、おろおろと困惑するばかり。ともかく何か動いてみようと5/16に第一回目を開催しました。
名称は、東北の中でも、やはり震災の被害に加え原発事故の被害が深刻な福島を考えなければということで、「フクシマを思う」といたしました。
何故、カタカナか。
福島の問題は、福島だけのものでなく、日本の、世界の問題として、そして、東京に住む私達は自分たちの問題として考えなければならないという意味を込めています。
イベントに参加したアーティストも大勢のお客様も、みなさん、心から福島を思い、何かしようと真剣な熱い気持ちを持っています。
福島の皆さんの大切な故郷を軽々しく扱うということでは決してありません。
何故このイベントは東北ではなく、福島なのだ、とのお怒りもありました。
しかし、私達は今後長い年月、原発事故とともに生きていかなければなりません。福島と共に生きていくのです。
東京ではいとも簡単に福島や原発事故のことを忘れて生活することができます。それではいけない。せめて忘れないように「思い直す」機会を作ろうとこれからも手弁当で、長く続けて行こうと思っております。
ご納得はいただけないかもしれませんが、ご理解いただけましたら幸いです。

金子あい

2011年11月2日水曜日

チラシできあがりました

土曜日に徹夜してデザイン、入稿したチラシが月曜日夕方納品。特急で頼んだとはいえ、早っ!!あー、すごいなあ〜。こういう無理するからエコじゃなくなっていくのかもなぁ〜などとうっすら思いつつ、せっかくあらゆる関係者ががんばったので、早速アップします。

吉祥寺を中心にあちこちで配ります。
チラシご希望の方は、下記までご連絡ください!

アーティストによる福島の問題を考えるこのチャリティライブイベントも3回目となりました。前2回とも超満員で、皆さんの関心の高さ、あたたかさを感じました。私たちは、息長くこのイベントを続けようと思っています。忘れそうになる頃に思い出す、考えるきっかけになればと考えています。

今回は初めてトークゲストをお迎えします。
中手さんのお話はものすごいです。今福島で何が起こっているのか?新聞やテレビではわからない、生の声です。必聴です。

アーティストゲストは、ジャズギターの原とも也&尺八のブルース・ヒューバナーのデュオ「ZUI」ジャズとブルーズがかっこいい。東西の邂逅。すっごくいいですよ〜、直前に訪れる福島各地での演奏の様子などもじっくりお聞きください。

そして、私、金子あいは「和合亮一・詩の邂逅」を朗読します。言葉の力を感じてください。

皆さんで一緒に、話を聞き、音楽や朗読を楽しみ、福島のことを考えましょう。お誘い合わせの上是非ご参加ください。お待ちしております!

お申し込み liveticket@parkcity.ne.jp
お問合わせ 090−2474−7911(鎌内)