2019年12月3日火曜日

「声に出して読む平家物語」第6回発表会


今年一年の朗読のお稽古の成果をご披露する、一門の発表会を開催いたします。
解説付きですので、平家物語の流れもばっちり分かります。
「語り」の本当の魅力は、一人一人の声や個性にあると思っています。生徒の皆さんが一人一人どんな風に平家物語の世界を語るか、お聴き頂けましたら幸いです。

今年のゲストは雅楽の越後眞美さんお招きしました。
「平家物語の雅楽」と題して「千手前」の章段に出てくる『皇じょうの急』を龍笛で演奏していただき、声を出す「朗詠」のミニワークショップをお願いいたしました。平家物語の時代の雰囲気を感じていただけると思います。どうぞお楽しみに。最後は、金子あいによる「知章最期」をお聴きいただきます。ぜひ皆さま遊びにいらしてください。

「平家物語を語る」
声に出して読む「平家物語」朗読教室
第6回発表会

【日時】2019年12月8日(日)14:00〜17:15(13:40開場)
【会場】武蔵野スイングホールホール
(JR中央線 武蔵境駅北口目の前)
入場無料、出入自由

【当日のプログラム】
※演目の時間は前後することがございますので、少しお早めにお越しくださいませ。

14:00 開演

1、「祇園精舎」 全員 
2、「殿上闇討」 前田茂宏
3、「少将乞請」 佐藤旭生
4、「飈・医師問答」 梅津敦子、中尾 都、鈴木潤子、守屋美智恵、川村紗世
5、「早馬」 新 裕子
6、「文覚荒行」 山本正紀、持田佳久、内田恒次、河辺千里、河辺正博、多賀谷ひろ子
7、「奈良炎上」 神田美幸、江藤俊哉、藪本沙織、藤田慶子、横田道子、川村陶子

15:10頃 休憩

15:20頃 
8、「鵼」 内田恒次
9、「小宰相身投」 永田 悠
10、「水島合戦・瀬尾最期」 市川賢司、佐々木京子、嶋田新治、武井幸一、中根冬貴、奥田恵、内藤明彦、栢野由紀子、田谷隆子、森田和美
11、「嗣信最期」 沼﨑 侑
12、「鶏合壇浦合戦」 岩田 脩、石井恵子、小林かをり、小山由香里、畝部和則、平田悦朗、勝浦道子、山田晴子、齊藤脩、森本典子

16:30頃 休憩

16:40頃
「平家の雅楽」 ゲスト:越後眞美
龍笛「皇麞急」(おうじょうのきゅう)
朗詠「嘉辰」ワークショップ
17:00頃
「知章最期」 金子あい

17:15 終演予定


#朗読 #平家物語 #武蔵野市 #発表会 #金子あい

2019年11月10日日曜日

フクシマを思う28「福島第一 廃炉の記録」


吉祥寺チャリティライブ フクシマを思う28
「福島第一 廃炉の記録」

【日時】2019年11月19日(火) 19:00開演
【出演】お話:西澤丞(問題解決型フォトグラファー)/演奏:太田惠資(ヴァイオリン)・佐藤允彦(ピアノ)/朗読:金子あい
【場所】武蔵野公会堂パープルホール
武蔵野市吉祥寺南町1-6-22(JR中央線・京王線「吉祥寺」駅公園口下車 徒歩2分。) 
【料金】前売当日共:一般2,000円/23歳以下無料 全席自由 ※要予約 (開演60分前より当日券の販売と入場整理券を配布します)※入場料の一部は「未来の福島こども基金」他に寄付いたします。※開場は開演の30分前。※駐車場なし。
【主催】フクシマを思う実行委員会 
【ご予約・お問合せ】090-2474-7911(鎌内)
メール fkomou@gmail.com /Fax.0422-55-7351 
(お名前、ご連絡先、お申込み人数を明記して下さい)

私たちは廃炉のことも知らなければならないと考え、今回はこの方をゲストにお迎えします。2014年から福島第一原発に入り記録写真を撮り続けている写真家の西澤丞さんは言います「私は、何かしらの意見を伝えることを目的にしているのではない。ただ、現場に行くことができない人に対して判断材料を提供したいと考えている。福島第一原子力発電所の廃炉作業については、どのような形になるにせよ解決しなければならず、今の現役世代だけでは完了できない課題であることも確かだ。そのため、できる限り多くの記録を残しておくことが大切だとも考えている。唯一、個人的に伝えたいことがあるとすれば、それは、現場には一生懸命に働いている人が大勢いるということ。それだけだ。」普段、私たちが知ることのない福島第一原発の廃炉作業の現場写真の数々。西澤丞さんの大迫力の廃炉の記録写真をご覧いただきます。そして、魂のヴァイオリニスト太田惠資さんが、ジャズピアニストの佐藤允彦さんを特別ゲストにお迎えして演奏してくださいます。金子あいが若松丈太郎さんの詩を朗読いたします。ぜひ、お誘い合わせの上ご来場ください。



2019年10月29日火曜日

いよいよ今週末!‼︎ 一人語り「気ままに『源氏物語』2〜紫のゆかり〜」




【岡山、倉敷のお近くの皆様へ】
台風が毎週末のように列島を襲い、信じられないような被害に、胸を痛めている日々です。被害に遭われた多くの皆様、心よりお見舞い申し上げます。
昨夏は倉敷も大変な大雨被害で、それにも関わらず復興応援公演を開催してくださった倉敷の皆様。今年もありがとうございます。忙しい合間のほんのひと時、この舞台を見て楽しんでいただけたら嬉しく思っております。
古典を現代に橋渡しする企画、いよいよ今週金曜日に迫って参りました。
倉敷アイシアターで上演する「気ままに源氏物語〜紫のゆかり〜」❗️
そもそも1000年もの間ベストセラーで、世界中の人を魅了してきた源氏物語をどう味わう?というところからスタートしたこのシリーズ。古文の専門家・野澤千佳子と俳優・金子あいがタッグを組み、どんなに初めての人でも源氏物語の世界を楽しめる作品です。
狩衣姿の大月邦弘さんの素敵なお箏の演奏が源氏物語の世界をさらに深く表現して、胸がドキドキしますよ💓
そして、ワタクシ金子あいが、作者の紫式部に扮して、執筆の裏話や物語を紐解いていく、新しいスタイルで「源氏物語」を楽しんでいただけます!親しみやすく、原文は格調高く優雅に。。。
かなり面白いオリジナル台本が出来あがりました!!グッときますコレは。
登場人物は…紫式部、弘徽殿の女御、王命婦、藤壺、光源氏、あ、頭中将も。
さあ、1人語りでいったいどう演じるのでしょうか?!お楽しみに。
ぜひぜひ、お誘い合わせの上遊びにいらしてくださいませ。また、倉敷にお知り合いがいらっしゃいましたら、どうぞご宣伝頂けましたら助かります。

紫式部ひとり語り
「気ままに『源氏物語』2 紫のゆかり」
◆日時:令和1年11月1日(金)
  (昼の部)11時開場 11時30分開演
  (夕の部)15:30開場 16:00開演
◆会場:倉敷市芸文館アイシアター
◆出演:金子あい(語り)、大月邦弘(箏)

◆料金:一般:2800円/ペア:5000円(2名1組)/大学生以下:500円

◇チケットは
・八重むぐらの会
yae8mugura@gmail.com
080-1925-2294
・倉敷市芸文館事務室
・アルスくらしきチケットセンター
・岡山シンフォニーホールチケットセンター
でも販売中


#源氏物語 #朗読 #光源氏 #紫式部 #箏 #倉敷 #岡山 #アイシアター #金子あい #大月邦弘 #藤壺 #語り

2019年8月11日日曜日

山百合忌〜鶴見和子さん没13年

毎年会場の入り口に飾られる鶴見和子さんの写真

晩年のご自身を山姥とおっしゃる鶴見和子さん


今年も7月31日、故鶴見和子さんを偲ぶ山百合忌に出演させていただきました。
もう5〜6回目になるでしょうか。

語りと舞「山姥──いよよ燃立つ炎ひとすじ」
 野村四郎(節付・謡・舞)
  金子あい(語り・舞)
  佐藤岳晶(作曲・歌・三味線・箏)設楽瞬山(尺八・龍笛・能管)
  構成・演出 笠井賢一

鶴見さんの著書からテーマを決めて選んだ文章を語らせていただくのですが、今年は、前半が志村ふくみさんとのお話や着物のことについて、後半は退位された両陛下との交流についてでした。両陛下のお詠みになった和歌も使わせていただき、人間国宝の観世流能楽師野村四郎師による深みのある素晴らしい謡と舞、私も鶴見さんになったつもりで相舞ををさせていただきました。生前、鶴見さんが仰っていたことを参加者の皆さんが偲ぶことができるような作品でした。

衣装は、いつも鶴見さんの形見の着物を着せていただきます。鶴見さんは日本舞踊をなさっていたこともあり、本当に素晴らしい着物をたくさんお持ちです。私は背格好がちょうど同じくらいだそうで、寸法がぴったり。緊張いたしますが、いつもとても楽しみにしています。今年は13回忌ですので、生前お召しになっていた着物や帯を10点ずつ、扇やお若い頃の写真なども会場に展示されて、いつもよりももっと鶴見和子さんの存在を感じました。

残念ながら、私は生前の鶴見和子さんにはお目にかかったことがありません。映像で話し方や雰囲気など研究してみたりもしましたが、癖を真似しようとするとなんだかかえって不自然になるので、想像で語っています。鶴見さんのお書きになった文章を繰り返し読んでいると、こんなことが仰りたかったのではないか、こんなことを面白がっておられたのではないかと、だんだん自分の中に「鶴見和子」という人が現れてくるような気がします。本番の時は、鶴見さんの依り代になったつもりで語ります。形見の着物に袖を通すと、なんだか、ふっと鶴見さんが後ろにいるような心強さを感じるのが不思議です。
妹の内山章子さんや生前の鶴見和子さんと親交のあった方々から「まるで鶴見和子さんが話しているようだった」とおっしゃっていただくと本当に嬉しい気持ちになります。
鶴見さんとご交流のあった上皇后様からも優しいお言葉をかけていただき嬉しいご感想を頂戴しました。毎回本当に励みになり、とても光栄に思います。
きっぱりとしていて、ユーモアがあって、平和を愛し、探求することが何より楽しそうな鶴見和子さんと、ご著書の言葉を通して、来年またお逢いできるのを楽しみにしております。


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2019年 今後の出演予定
●8月28日(水)18:30   芸術と憲法を考える連続講座vol.20『花ばぁば』
  東京藝大音楽学部5-109教室(入場無料)「花ばぁば」朗読
講演:田島征三、浜田桂子、「花ばぁば」朗読:金子あい



●9月8日(日)喜多流粟谷明生一門の会「明生会」(入場無料)

●9月14日(土)14:00   川口リリア ピアノサロン第2回「哀しみのショパン」
演奏:宮谷理香、ゲスト:金子あい
  ショパンの心情を、演奏に加えて彼自身の言葉でも味わっていただきます。舞台俳優×
  ピアニストの真剣勝負、これまでにないステージにご期待ください。
https://www.lilia.or.jp/event/1723


●9月29日(日)11:00/13:30  倉敷美観地区 語らい座大原本邸で
『源氏物語』とお香を楽しむ一日
 問・申)八重むぐらの会 yae8mugura@gmail.com 080-1925-2294


●10月5日(土)18:00  第7回 鎌倉古民家で聴く平家物語 〜知盛〜
祇園精舎・坂落・知章最後・壇浦合戦・先帝身投
語り:金子あい、尺八•笛:設楽瞬山



●10月14日(月)14:00/18:00  日本寺 金子あいひとり語り 山本周五郎「人情裏長屋」
千葉県香取郡多古町南中1820 TEL:0479-76-3745


●11月1日(金)11:30/16:00  紫式部ひとり語り「気ままに『源氏物語』2 紫のゆかり
  倉敷市芸文館アイシアター
語り:金子あい、箏:大月邦弘



●11月19日(火)19:00
武蔵野公会堂ホール
フクシマを思う28「福島第一原発 廃炉の記録」
●12月8日(日)14:00
平家物語朗読教室 第6回発表会
武蔵野スイングホール
●12月14日(土)
佐倉市志津図書館 講座

2020年
●1月23日(木)
千葉氏生涯学習センター講座
●2月28日(金)
成田スカイタウンホール
「六道御前」





2019年5月12日日曜日

フクシマを思う27「福島事故と東京オリンピックー棄民の国に抗うー」

5/23現在、満席のためご予約受付は締め切りました。ありがとうございます。
当日券の販売はございません。キャンセル券が出るかどうかは今の所未定です。






5/23現在、満席のためご予約受付は締め切りました。ありがとうございます。
当日券の販売はございません。キャンセル券が出るかどうかは今の所未定です。

吉祥寺チャリティライブ 
フクシマを思うシリーズ27
「福島事故と東京オリンピック─棄民の国に抗う─」

【日時】2019年6月1日(土) 14:00開演/13:30開場(終演予定16:30)
【出演】お話:小出裕章/演奏:Frederic Viennot(ピアノ)/朗読:金子あい(俳優)
【場所】武蔵野スイングホール
東京都武蔵野市境2-14-1
(JR中央線武蔵境駅北口下車 西へ徒歩2分)
【入場料】一般2,000円/23歳以下無料、全席自由
※入場料の一部は「未来の福島こども基金」等に寄付いたします。
【ご予約・お問合せ】フクシマを思う実行委員会  
電話:090-2474-7911(鎌内)
Fax:0422-55-7351
メール:fkomou@gmail.com
(お名前、ご連絡先、お申込み人数を明記して下さい)

事故後8年たっても「原子力緊急事態宣言」は解除されていないということを知っていますか。国は積極的に福島原発事故を忘れさせようとし、マスコミも口をつぐんでいます。今の日本にとって、福島事故の下で苦しみ続けている人たちの救済こそ、最優先の課題であり、子どもたちを被曝から守らなければならないのに、この国はオリンピックが大切だというのです。罪のない人を棄民したままオリンピック開催に躍起になるこの国の現状を、元京都大学原子炉実験所助教の小出裕章さんにじっくりとお話しいただきます。
そして、金子あいによる震災詩の朗読とフレデリック・ヴィエノさんの素敵なピアノ演奏をお楽しみください。

↓↓必読のメッセージ

小出裕章さんのメッセージ「フクシマ事故と東京オリンピック」2018.8.23




2019年2月9日土曜日

フクシマを思う26 「福島原発事故八年目、除染土のゆくえ」



吉祥寺チャリティライブ
フクシマを思うシリーズ26
「福島原発事故八年目、除染土のゆくえ」

環境省は行き場のない除染土のうち8,000Bq/kg以下の除染土を全国の公共事業や農地造成で利用できる方針を策定し、現在、福島県内外で実証事業が行われています。除染土の再利用や埋め立て処分の問題点、事故から8年目を迎えた福島第一原発の廃炉に向けた作業の現状などを今中哲二さんに詳しくお話しいただきます。そして、金子あいによる震災詩の朗読と打楽器奏者小林洋二郎さん率いるトリオの素晴らしい演奏をお楽しみください。

【日時】2019年3月6日(水) 18:30開場/19:00開演
【出演】お話:今中哲二/演奏:小林洋二郎トリオ/朗読:金子あい(俳優)
【場所】吉祥寺 光専寺本堂
東京都武蔵野市吉祥寺本町1-10-21
(JR中央線吉祥寺駅中央口下車 徒歩8分)
【入場料】一般2,000円/23歳以下無料、全席自由
※入場料の一部は「未来の福島こども基金」等に寄付いたします。
【ご予約・お問合せ】フクシマを思う実行委員会  
電話:090-2474-7911(鎌内)
Fax:0422-55-7351
メール:fkomou@gmail.com
(お名前、ご連絡先、お申込み人数を明記して下さい)