2014年3月13日木曜日

【フクシマを思う11】たくさんのご来場ありがとうございました!

昨日、お陰様で130名のお客様に足をお運び頂き「フクシマを思う第11回」を大盛況で
終了することができました。
お忙しい中、ご参加下さった皆さん本当にありがとうございました。
文化放送の「飛べサル」を聴いて来て下さった方もいらっしゃって、とても嬉しかっ
たです。
第1部の弁護士河合弘之さんのお話は面白かったですねぇ!20年間各地の原発訴訟にとりくんでこられた経験から、ずばーっと日本の原子力ムラの巨大利権構造をお話して下さいました。ユーモアを交えながら実に鋭く鮮やかで明解なお話に会場中が惹き込まれ、時に笑いながら時に怒りながら聞くうち、目の前に横たわる巨大なもやもやが晴れていくようでした。最後に河合さんは飯舘村の歌を披露して下さり「健気に生きてきた福島の人々の生活を一夜にして奪った原発を許さない。絶対に原発事故の責任を追求し続けます。そして全ての原発を廃止させます」という河合さんの言葉に深く深く共感しました。

第2部では私、金子が浪江町の詩人根本昌幸さんの詩集「荒野(あらの)に立ちて—わが浪江町」(コールサック社)から5編を朗読しました。
「浪江町大字苅宿」
「犬に写真を見せる」
「眠れぬ夜に」
「帰還断念」
「柱を喰う」
根本さんも避難者であり、詩に描き出される情景…福島原発事故によって突然生活を奪われた様々な思いが胸に刺さります。多くの方がその情景を想像し涙されていました。特に餌が無く柱を喰って餓死した牛の話は、朗読し終わったあとも体が震えました。130名が水を打ったように静かに集中して聴いて下さると、会場がまるでその詩の風景の中に吸い込まれていくような感じでした。カート&ブルースの「福島組曲」福島の風景を思い起こさせる箏と尺八の美しいメロディが昨日はことのほか心に沁みました。

お手伝い下さったボランティアスタッフの皆様、吉祥寺のお店の皆様、お知り合いに声を掛けて下さった皆様、ご支援ありがとうございました。心より感謝申し上げます。

次回は6月の予定です。

2014年3月5日水曜日

3/7 16:20〜文化放送「吉田照美飛べ!サルバドール」に出演します!


わたくし、3月7日(金)15:30〜文化放送「吉田照美飛べ!サルバドール」に出演します。16:20〜16:35頃の「サルのアトリエ」コーナーです。

毎回様々な分野の方が登場する、多彩な顔ぶれに興味津々のコーナーなのですが、そんなコーナーに出させていただくことになり、(ちょっと恥ずかしいのですが)私自身のことや震災後の「フクシマを思う」シリーズの活動についてお話しさせていただきます。詩も一編朗読する予定です。吉田照美さんが朝の番組「ソコダイジナトコ」をやっていた時に、何度か電話出演させていただきましたが、やっと生の照美さんにお会いすることができるので、とっても楽しみでどきどきです。
ぜひぜひ皆様お聴き下さいませ。
AM1134もしくはラジコで聴けます。

http://www.joqr.co.jp/saru/