2011年4月28日木曜日

5/16チャリティライブイベント「フクシマを思う」〜「和合亮一・詩の礫」朗読と波紋音と尺八の共演〜

金子あいです。
このブログを初めてご覧になった皆様、はじめまして。
3.11以降、何ができるんだろう、何をすべきなんだろうとずっと思い続けていました。
“頑張ろう!日本” そりゃ、当然頑張ろう。だけど、なにか釈然としない。
だって、原発事故は終わっちゃいない。
現在進行形の深刻な事故のまっただ中にいるフクシマの人達、そして私。

和合亮一さんのTwitter『詩の礫』を読んで、私は自分が何をすべきかが分かりました。そこには切実な叫びと不安と恐怖があった。福島に住んでる人の思いをちっとも分かっていなかった。私はこれを伝えよう。多くの方に聴いていただき、そして今、フクシマで起きていることは一体何なのか?私たちはフクシマを思い、自分にとってどうなのか、どう思っているかをやっぱり言わなくちゃならないとおもう。それぞれが。

5年ぶりに和合さんにご連絡し、朗読の許可を頂きました。そして、それに賛同して集まってくれた二人のすばらしいアーティスト。尺八奏者のブルース・ヒューバナーさんは福島に6年間住んでいました。彼のCDのジャケットには福島の森や田などの豊かな写真が数多く載っています。沢山の曲を福島で作りました。「ボクの大好きな福島がこのようなことになって、本当に悲しくてたまらない」と話してくれたブルースさん。そして、パーカッショニストで波紋音演奏の第一人者の永田砂知子さん。水琴窟の音をイメージした鉄製の創作打楽器「波紋音」。えもいわれぬ幻想的な音色です。「これは世界が問われている」という永田さん。三人が三人の思いで朗読し演奏します。ぜひ聴いていただきたいです。
そして、その日会場に集まって下さったお客様にも一緒に参加していただいて語りあいます。

どうぞお気軽にお越し下さい。お待ちしております。→ご予約

2011年4月14日木曜日

されどわれらが日々 スペシャルライブMC

団塊世代の応援歌を作りたい!と、
10編の歌の作詩をしたのは
デザイン会社代表の開田豊さん。
大好きなクニ河内さんに作曲を突撃依頼!
そして数々の豪華アーティスト達に
この曲を歌ってくださいと当たって砕けろと
作り上げたアルバムが『されどわれらが日々』。
ものすごいパワーは一体どこから?

ひょんなことで開田さんに
ラジオに出ていただくことになり
さらにそのご縁で明日から始まる
スペシャルライブの司会を
やらせていただくことになりました。

皆さんぜひ聴きにいらしてください。

2011年4月11日月曜日

和合亮一の「詩の礫」を朗読しました

震災からひと月経った4月11日の今日。
吉祥寺で行われた
被災された方々を想う小さな小さな集会で
私は福島在住の詩人 和合亮一さんの詩を読みました。

和合さんは福島から、震災後
Twitterで『詩の礫』と題したを読み続けています。

私はそれを読んだとき
まるで胸に大きな鍬のようなものがぶんと振り下ろされたまま
抜けなくなってしまいました。
詩の言葉とともにどくどくと血が流れ出しています。


地震と津波と原発に苦しむ
福島の現状を日々の営みの中で
はっとするような言葉で綴っている。
報道で見るのとは桁違いの皮膚に迫る苦しさです。

私は数年前に
和合さんの詩を語る舞台に出たことがありました。
それ以来でしたが

詩人の言葉はなんて魂を力を持っているのだろう、と衝撃を受けました。

そして、私はこれを周りの人達に伝えたいと思いました。
みんなに和合さんの詩を知って欲しい。

和合さんに許可をいただき

今日読みました。詩の礫10

もっと沢山の人に伝えたい。


震災からひと月経ちましたね。 番組終了。

ご無沙汰しています。
ひと月。。。

もっともっと長い時が経ったようです。
3月11日以前は、もう戻れない全く違う世界に感じます。

お元気でお過ごしでしたか?
私は、心配の余りニュースを見過ぎて
半月以上心が閉じてしまいました。
それでも日常は送らねばならず
少し苦しかった。

しかし、少しずつ仕事を通じて喜んでもらえたりすることで
元気を取り戻してきました。

本当に今深く深く自分(達)の生活を足下から見直して
考え方を変えなければならないと思います。

少しずつ、言葉を発信していこうと思っています。

東京は桜が満開です。今日からははらはらと散り始めました。
家の周り一キロ四方の見事な桜並木は花びらが雪のように舞い散り
華やかで切ない一年でこの一瞬だけの景色が広がっています。

遅ればせながら、お知らせが1つ。
毎週金曜日に生放送していました
私、金子あいと寺内夏樹がパーソナリティを務める番組
むさしのFM「ハッピーう〜たん!」が
3/31をもって放送終了いたしました。
急なことで、お聴きいただいていた皆様には
大変申し訳ありませんでした。

私もとても残念です。

短い間でしたが、沢山の方々とつながりができて
大きな財産となりました。
そして、なによりラジオって楽しい!!
ほんとに、生き生きわくわくしてました。

力を蓄えてまた、なるべく早く新しい番組をやれるように
頑張りますね。楽しみにしていてください!