2013年1月14日月曜日

子どもも大人も読んで欲しい『みえない雲』

明日は成人式。

毎年この日は、都内某ホテルで「新内協会」の新年会があり、私も末弟子として参加します。ちょうど同時刻には、向かいの宴会場で、某女子大の新成人の祝賀会が開催されており、艶やかな振袖姿のぴっちぴちの新成人が、植え込みすぎた花壇のようにごっちゃりとたむろしている光景をまぶしい思いで見ながら、我が新年会の会場に入りますと、新年の厳かな雰囲気漂う中に、かつてぴっちぴちでいらっしゃった師匠方やお弟子さん達の粋な着物姿が目に飛び込んで参ります。

「ぴっちぴち」と「粋」は反比例するのです。

さて、話は変わりますが、
先週、私の住む地域の小学校の理科の授業で、原子力のことをやったそうですが、子供たちのほとんどが、福島での事故の実態や原子力政策の真実や被曝のことを知らず、「電気ないとやばいから原発いるでしょ」「脱原発デモわかんねー」と言っていたそうで、先生も「原発ないと電気足りないからいるよねー」と教えたそうです。

私は直接授業を受けていませんから、先生がそれ以外に何を話したか、どんな材料を提示して子供たちに議論させたかわかりません。しかし、結論を聞いてがっくり。
ブルータスお前もか、先生あなたもか。

指導要領のせい?それとも先生自身の不勉強?
この期に及んで、政府と電力会社の言う通りに電気が足りないというイメージを子供たちにすり込んでいいのですか?電力が足りないというけれども、一年間8760時間のうちピークを越えたのはわずか5時間で、それもその時間の電気代を高くすれば容易に下げることが出来るというデータもあることを子供たちに教えましたか?ネットでいくらでも調べられる時代に、子供たちに自ら考えるチャンスを作ってやらない先生はだめですよ。上司に逆らえない場合は、せめて、原子力に対してはいくつもの意見があり、それを踏まえて君はどう考えるか議論する場にして頂きたい。こどもから考えるチャンスを奪うのは大人の身勝手です。


さて、改めて、皆さんにご紹介したい本があります。

今月号の通販生活の付録がこの映画のDVDだそうで、タイトルを耳にした方も多いかも知れません。
『みえない雲』
(グードルン・パウゼヴァング著/高田ゆみ子訳/小学館文庫)



『みえない雲』コミック版
(アーニ・ハーゲ画/グードルン・パウゼヴァング原作/高田ゆみ子訳/小学館文庫)
※こちらは序章に「詩」が掲載されています。



これはチェルノブイリ原発事故の翌年に書かれた小説で、著者のパウゼヴァング女史は当時、学校の教員をしており、チェルノブイリ事故の情報が子供たちにほとんど与えられなかったことから、子供たちが考えるきっかけにして欲しいと、あえてフィクションの小説として書いたそうです。ざっくりあらすじを申し上げると、主人公は中学生の女の子。西ドイツの原発が重大事故を起こし、彼女は家族を失い、急性被曝症で苦しみつつも自分の運命と向き合って生きていくお話です。

3.11以前の日本だったら、この小説は近未来のSFパニック小説だったかも知れません。しかし福島第一原発事故を経験した今の日本にとっては、残念ながら想像するに難くない小説となりました。もちろん、全く同じ事が日本で起こっているわけではありません。福島で避難を余儀なくされている方がお読みになったら目をふさぎたくなるかもしれません。不安に思われるかも知れません。

私はこの小説と映画のことを、昨年の3月に訳者の高田ゆみ子さんの講演で知りました。映画も見ました。高田さんのお話で素晴らしいと思ったのは、この本は20数年間、ドイツとベルギーの中学校の副教材となっていて、中学生がこれを読み、原子力のメリットデメリット含めて詳しく子供たちによる議論がなされてきたと言うことです。そういう人たちが今ドイツでは大人になっているということです。

子供たちは物事の本質を捉える能力があります。ぜひ、皆さんもお子さんと一緒にこの本を読んでみてください。そして、そこからいろいろ調べて考えることをはじめてみて下さい。


さて、以下の画像は去る1/5(土)に「PRAY FOR JAPAN 2013」という中高生がプロデュースするコンサートで、『みえない雲』コミック版序章の詩を朗読したものです。チェルノブイリ事故一ヶ月後にドイツの男女7人のグループによって書かれた詩は、まるで今の日本の状況のようです。間もなくアーカイブの公開が終わってしまいますので、よろしければぜひお聞きになって下さい。2つあるビデオクリップの上にある1つめの1:03〜です。
(朗読の前後に私が歌を歌っておりますが、それはご愛敬と言うことでお許し下さい。)

http://iwj.co.jp/wj/open/archives/47491

コンサートをプロデュースした中高生の子供たちに私は一抹の光を見ました。彼らの意欲や素直さ、素晴らしさ。どうかもっと多くの子供たちがつながって、どうしようもない大人どもを乗り越えて、この国の希望となってほしい。そう願わずにはいられません。

2013年1月3日木曜日

いったい誰から何をとれもろせばいいのか?!

謹んで新年のご挨拶を申し上げます。

初詣でおみくじを引きました。

「大吉」でした。

…惣領の役を務め…国を治め、廃れたるを起こし絶えたるをつぎ…と、書いてありました。

…えーと、今年、私は「首相」になるかもしれません。

その節は、皆様どうぞご贔屓に。アベちゃんより滑舌はいいです。

ブログちっとも更新しないね、と年末に言われましたが、昨年は公演やチャリティライブでかけまわって、夕鶴のおつうのように一年間のエネルギーを使い果たしたところへ、あの年末の衆院選の結果です。これからどうすべきかをひとり心の内で考え込む日々でした。

言葉を失いますね。。。。ほんとに。

「いっぽんをとれもろす!」とアベちゃんが滑舌の悪さを今更ながらに披露した衆院選の脱力系イメージ広告は、実は「ニッポンの権力をとれもろす」という誠に正直な広告であったわけで、この首相就任後の動きは半年前から霞ヶ関と準備を整えていたとの噂が納得できる素早さで、怒りを通り超えてもう呆れて言葉が出ません。

なんなんだろうなあ。。
何をしたいのか、さっぱり理解出来ません。私たち国民との感覚のずれも理解出来ません。復古調、懐古趣味バリバリ政治を持ち出し、使い古しの総棚浚い、みぞうゆうの太郎ちゃんまでにやにやと登場して、もう本当にゲンナリです。

はあああああ〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜。(ため息)

もうどこから手を付けていいのか分からないゴミ屋敷と同じだ、これは!

こういう時は…地道にひとつひとつ片付けていくしかないのです。今年も私たちのような一般市民が、世の中と政治に目を光らせ、黙々とやるべきことをやり、静かに声をあげていくしかありません。

3.11がまるでなかったかのようにされることだけは絶対にあってはならない。いまも福島第一原発の事故は収束しておらず、多くの作業員の方々が被曝しながら作業をしています。そして、不条理な避難でこれまでの生活を突然奪われた福島の現状から目をそらしてはならないのです。

今年もよろしくお願いいたします!

ーーーーー

さて、新年の予定をいくつかお知らせします。

★1/5(土)16:00
500人でOH HAPPY DAY!
「PRAY FOR JAPAN 2013 中学生・高校生がプロデュース 震災支援コンサート」
に出演します。詳細はこちら→http://www.clubwpj.com/concert/

場所:中野ゼロホール 入場料:大人1000円こども500円(2人以上で割引有)

高校生中・高生がプロデュースする震災支援コンサートに、私も出演します。ぜひ、皆さんお誘い合わせの上、応援に来て下さい!

本当にすべての準備と運営を中高生のボランティアがやっているんですよ!すばらしい!震災後から閖上地区などでボランティア活動を行い金曜日官邸前デモなどにも積極的に参加している彼らが、子供たちの視点から被災地の子供たちを支援したいと企画したコンサートです。大人の皆さん、どうか彼らを応援してあげて下さい。そして、会場で行われる「あしなが育英会津波維持基金」と「閖上復興こども会議・閖人」への募金にもぜひご協力下さい。子どもの皆さん、一緒に楽しみましょう!元気いっぱい高校生バンドにわくわくすると思います!

出演者は
アクションキッズ
高校生バンド
増田太郎(Vn)
金子あい(歌・朗読)&原とも也(ギター)
彩-ahya-(歌)
MCは前田兄弟

*参考までに私のおおよその出演時間は17:30頃から約25分間です。
歌を2曲(何を歌うかは当日までヒミツ!)
朗読はG・パウゼヴァング「みえない雲」よりチェルノブイリ事故1ヶ月後にドイツで書かれた詩を読みます。26年前と今と変わらぬ状況に衝撃を受けます。原とも也さんのソロもあります。ぜひ聴きにいらして下さい!

★1/19(土)16:00〜18:00
『原発、いのち、日本人』(集英社新書/1/17発売)の出版記念パーティー
(みんなで決めよう「原発」国民投票新年会)
で司会を務めます。イベントの詳細はこちら→http://kokumintohyo.com/schedule

場所:YMCAアジア青少年センター 国際ホール 入場料:3000円(本2冊と軽食付き)


★3/9(土)女性「九条の会」8周年の集い
高橋哲哉さん講演「今、日本国憲法最大の危機!!」
で司会とオープニングで朗読を務めます。

場所:武蔵野公会堂 入場料:前売1000円

★3/11(月)フクシマを思うシリーズ第8回
「脱原発で新しい社会経済システムへ」
講演:金子勝
演奏:アンディ・ベヴァン、クリストファー・ハーディほか、
朗読:金子あい

皆様のご参加をお待ちしております。


2012年11月19日月曜日

音楽と朗読とともに…楽しみながら胸に残るひと時を

こんにちは。
今日はどんよりとした空で寒い一日でしたね。どうも、まだ寒くなったということに体が馴染んでいないような気がします。風邪も流行っているようですので、皆様どうぞお気をつけ下さい。

さて、いよいよ今度の木曜日に迫りました「フクシマを思うシリーズ第7回」です。

チャリティ"ライブ"と銘打っているように、このイベントでは、毎回、一流のプロのミュージシャンの素晴らしい演奏を楽しんで頂いています。

今回の出演は、アメリカ人の箏&尺八デュオ「カート&ブルース」です。



彼らはそれぞれ来日25年以上。日本の伝統楽器の音色に惚れ込み、その良さを伝えようと様々に活動していらっしゃいます。

このイベントの第1回目に、尺八のブルースさんにご出演頂いたのがきっかけでした。ブルースさんは以前、6年間ほど福島の大学で教えていらしたことがあり、福島の美しい風土、素朴で優しい人柄、美味しい食べ物をこよなく愛しています。カート&ブルースのユニットとしてもしばしば福島に滞在し創作活動をしてきました。彼らの幾つもの楽曲が福島の美しい自然を題材に作られています。
震災と原発事故の後、彼らの音楽を育んでくれた福島、そして東北の被害に胸を痛め、「恩返しツアー」として震災後から各地の避難所や仮設住宅に通い続けています。ブルースさんはソロや別のユニットでも通っていますので、もう80箇所に及ぶそうです。
私も昨年の6、7月には彼らの恩返しツアーに参加いたしました。
彼らの見てきた福島の様子もお話し頂けると思います。
あたたかな人柄と、和と洋が溶けあったオシャレでどこか懐かしくて心地よいカート&ブルースの音楽をぜひ楽しんで下さい。

そして、毎回大きな反響を頂いている詩の朗読。


福島やチェルノブイリなど、今伝えたい詩を私、金子あいが選んで、皆さんにお聴きいただいていますが、読むたびに「言葉の力」を感じずにはいられません。情報は記憶に残るだけですが、詩は聴く者を動かし心に残り続けます。

今回は、アーサーさんの著書から『ここが家だ ベン・シャーンの第五福竜丸』を朗読します。日本絵本賞を受賞したこの絵本は大変素晴らしい絵本です。
この絵本が美しい絵本でありながらいかにリアルかを実感しています。そして、ヒロシマ、ナガサキ、ビキニ、フクシマ、と核開発の歴史と被害は繋がっていることが改めてよく分かります。ぜひ読んでいただきたい本です
どうぞじっくりとお聴き下さい。


ご予約はこちら↓
【電 話】090-2474-7911(鎌内)
【メール】fkomou@gmail.com(フクシマを思う実行委員会)

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吉祥寺チャリティライブイベント
フクシマを思うシリーズ7
「東京の秋と核の冬─原子炉の国から来た詩人が、ニッポンの出口戦略を語る」
11月22日(木) 18:30開演/18:00開場 (終了予定21:00)
お話:アーサー・ビナード(詩人)
音楽:カート&ブルース(箏&尺八)
朗読:金子あい
料金:2000円全席自由(収入の一部は未来の福島こども基金へ寄付いたします)
主催:フクシマを思う実行委員会












2012年11月15日木曜日

東京が変わる未曾有のチャンス到来!

「本当の第3極は、みんな潰されて、選択肢で残っている政党はみな根っこは同じ。このひと月はしっかり見極めていかなければならない」と衆院解散のニュースをうけて、アーサー・ビナードさんは今朝のラジオでそう言っていました。

復興や原発事故処理を投げ出して、そして今後のエネルギー問題に関してもまともな議論がなされないまま、いったい何をやっているのか。復興予算も横流しして。怒りを通り越して、呆れかえって言葉が出ません。

ウソとごまかしのお粗末で、すかすかの政治。これが、自分も含め市民が積極的に政治に関心を持たなかった結果だと思うと、ほんとうに悔やまれます。

昨日、11月14日に行われた都知事候補の宇都宮けんじさんのキックオフ集会の模様をUstreamで見ていて、(http://www.ustream.tv/user/utsunomiya_kenjiTV)私はこれはチャンス到来だなとだんだんわくわくしてきました。突然の都知事辞任、突然の衆院解散。そして同日選挙。誰かが何かを誘導しようとしているにおいがプンプンしてきますが、そんなものには騙されないぞ。と。来月16日に都知事選と(違憲状態のままの)衆院選が行われる。ひと月、しっかり見極めて選ぼうと思います。

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さて!
いよいよ来週22(木)に迫ってきました
吉祥寺チャリティライブイベント「フクシマを思うシリーズ第7回」。

このイベントは、「福島に思いを寄せ、震災・原発事故を風化させない」をテーマに、吉祥寺でアーティストによる演奏と詩の朗読と、毎回様々な講師のお話をじっくり聴いていただくものです。震災後の5.16に第1回目を開催して以来、もう7回目になります。
一流のミュージシャンの素晴らしい演奏と心に響く詩の朗読を楽しんで頂きながら、一人一人が考えるきっかけにしていただければ、嬉しいです。

このブログの右下に過去のチラシの画像を載せていますが、もっと学びたいとの思いから3回目からはトークゲストをお招きしています。

<これまでのトークゲスト>
第3回目 中手聖一さん(子供たちを放射能から守る福島ネットワーク代表)
第4回目 河田昌東さん(NPO法人 チェルノブイリ救援・中部 理事)
第5回目 日隅一雄さん(弁護士)
第6回目 肥田舜太郎さん(医師)

いずれも素晴らしいお話でした。中でも日隅さんは、亡くなる2日前にこの会でお話して下さったのが、忘れることが出来きません。


そして、第7回目のトークゲストは、詩人のアーサー・ビナードさん。毎週木曜日、朝6時からの文化放送「吉田照美のソコダイジナトコ」のコメンテーターとしてもおなじみですので、ご存じの方も多いと思います。


米国ミシガン州生まれのアーサーさん。ニューヨーク州コルゲート大学英米文学部を卒業。卒業論文を書く際に漢字・日本語に興味を持ち、1990年6月に単身来日されました。日本語での詩作、翻訳、エッセイ、絵本、ラジオパーソナリティ、講演など幅広くご活躍です。2001年、詩集『釣り上げては』(思潮社)で中原中也賞受賞。2005年、エッセイ『日本語ぽこりぽこり』(小学館)で講談社エッセイ賞受賞。2007年、絵本『ここが家だ ベンシャーンの第五福竜丸』(集英社)で日本絵本賞受賞。2008年、詩集『左右の安全』(集英社)で山本健吉文学賞(詩部門)受賞。

アーサーさんは文学のみならず日本文化、政治、原爆、原発に関しても本当に詳しくて、目の覚めるように明解で鋭く、そしてユーモアたっぷり。当日もなるほど納得の話が聞けることと思います。迷路に迷い込んでしまった私たちは、何を基準に考えればいいのか…ぜひぜひ、お一人でも多くのかたに聴いていただきたいです!

ご予約はこちら↓
【電 話】090-2474-7911(鎌内)
【メール】fkomou@gmail.com(フクシマを思う実行委員会)

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吉祥寺チャリティライブイベント
フクシマを思うシリーズ7
「東京の秋と核の冬─原子炉の国から来た詩人が、ニッポンの出口戦略を語る」
11月22日(木) 18:30開演/18:00開場 (終了予定21:00)
お話:アーサー・ビナード(詩人)
音楽:カート&ブルース(箏&尺八)
朗読:金子あい
料金:2000円全席自由(収入の一部は未来の福島こども基金へ寄付いたします)
主催:フクシマを思う実行委員会












2012年10月25日木曜日

フクシマを思う7「東京の秋と核の冬ー原子炉の国から来た詩人が、ニッポンの出口戦略を語る」



毎朝6時からの文化放送「吉田照美のソコダイジナトコ」、木曜日のコメンテーターとしておなじみの詩人のアーサー・ビナードさん。鋭く、袋小路ニッポンの現状を読み解きます。そして、このフクシマを思うシリーズではファンの多い、カート&ブルースが久々の登場です。福島を愛し福島の美しい情景を紡ぎ出す彼らの音楽は心に染みいります。金子あいがアーサーさんの詩を朗読。そして、最後は4人の鼎談。何が飛び出すかお楽しみに!ぜひ、皆様お誘い合わせの上お越しください!

吉祥寺チャリティライブイベント
フクシマを思うシリーズ7
「東京の秋と核の冬─原子炉の国から来た詩人が、ニッポンの出口戦略を語る」

11月22日(木) 18:30開演/18:00開場 (終了予定21:00)

お話:アーサー・ビナード(詩人)
音楽:カート&ブルース(箏&尺八)
朗読:金子あい
料金:2000円全席自由(収入の一部は未来の福島こども基金へ寄付いたします)

お問合せ:090-2474-7911(鎌内)
ご予約は、お名前、ご予約人数、ご連絡先を明記の上メールにてお申し込み下さい
fkomou@gmail.com
(フクシマを思う実行委員会)


多古町 日本寺 平家物語公演レポート

先週末の忘れ得ぬ日本寺での公演のレポート
平家物語ブログをご覧下さい!→http://heikemono.blogspot.jp/

2012年10月16日火曜日

ご来場ありがとうございました。ーフクシマを思う6 肥田舜太郎講演会

秋晴れの水曜日の午後、吉祥寺光専寺本堂は満員のお客様で溢れかえっていました。173名というフクシマを思うシリーズの中でも最多の来場者でした。それ以外にも多くの方からお問い合わせを頂きましたが、皆様にお入り頂くことが出来ずに本当に申し訳ございませんでした。こころよりお詫び申し上げます。

内部被曝に関する皆さんの関心の高さと肥田先生のお話をぜひとも生で聞きたいという方の多さに驚くと共に、やはりという思いもしました。

7月に体調を崩された肥田先生でしたが、すっかりお元気になられ、今はまた精力的に全国各地を飛び回って講演をなさっていらっしゃいるそうです。当日も1時間半立ったまま、しっかりとした張りのある声でお話されていました。

「もう皆さんは福島第一原発の事故によって被曝しています。自分だけしていないなんて人はいないんです」と仰る肥田先生。「日本は広島に全く学ばなかった」「世界中のどんな放射線の権威も、放射線が人体に与える影響は全く解明されていない。治すことも出来ない」「自分自身を大切にして、人が昔からやっていた生活習慣、食べ物を見直し、体にいいことをして、放射線に負けないで長生きしましょう」

肥田舜太郎先生のひと言ひと言が心に響きました。

いつかまたいらしていただきたいです。
先生、ますますご健康で長生きして下さいね。

それから、今回はたくさんのボランティアの方々が準備や後片付けをお手伝いをして下さって、本当にありがとうございました。すこしずつ輪が広がっていることを感じました。

これからもぜひ一緒によろしくお願いします!

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次回は

11月22日(木) 18:30開演
武蔵野公会堂
フクシマを思うシリーズ7
「東京の秋と核の冬─原子炉の国からやってきた詩人が、ニッポンの出口戦略を語る」
ゲスト:アーサー・ビナード(詩人)
音 楽:カート&ブルース(箏&尺八)
朗 読:金子あい
料 金:2000円

ご予約・お問合せは→ fkomou@gmail.com

文化放送「吉田照美のソコダイジナトコ」木曜コメンテーターとしてもおなじみの詩人のアーサー・ビナードさんが鋭く、袋小路ニッポンの現状を読み解きます。そして、このフクシマを思うシリーズではファンの多い、カート&ブルースが久々の登場です。福島を愛し、福島の美しい情景を紡ぎ出す彼らの音楽をお聞き下さい。そして、金子あいがアーサーさんの詩を朗読します。




2012年10月10日水曜日

肥田舜太郎講演会、インターネット中継があります

本日10/10水 13:30〜フクシマを思う6 肥田舜太郎講演会
「内部被曝を生き抜く─広島から福島へ−」は
定員に達したため受付を既に締め切りました。出来る限り多くの方にお聴き頂きたいと思いつつやむなくお断り申し上げた方もたくさんいらっしゃいました。本当に申し訳ございませんでした。


なお、当日は13:30よりIWJによるインターネット中継があります。お越しいただけなかった皆様もご都合がつきましたらぜひご覧下さい。
下記よりアクセスできます。
http://www.ustream.tv/channel/iwj-tokyo1

IWJのHP
http://iwj.co.jp/

※インディペンデント・ウェブ・ジャーナル(略称:IWJ)は、ジャーナリスト岩上安身が2010年12月に設立した、インターネットを活用し、市民に根ざした新しいジャーナリズムのありかたを具現化するインターネット報道メディアです。

2012年10月8日月曜日

【緊急お知らせ】 10/10の受付は締め切りました!!

いよいよあさってとなりました10/10肥田舜太郎講演会。
大変な反響で、皆さんの「内部被曝」に対する関心の高さを切実に感じるとともに、肥田先生のお話をぜひとも聞きたいという方の多さに改めて驚いています。出来る限り多くの方に、、と頑張ってご予約をお受けしてきましたが、いよいよこれ以上は無理という、めいっぱいいっぱいに達しましたので、予約受付は締め切らせて頂きました。

このままの状況ですと、当日、直接お越しいただいてもお入り頂くことが出来ないと予想されます。ふらりと立ち寄ってみようかなと思っていた皆様まことに申し訳ありませんがご了承くださいませ。
取り急ぎ。

●当日のお問合せ先 090-2474-7911

2012年9月27日木曜日

日本を取り戻す…って誰から?


急に秋めいてきたので、思い切って
ベランダのネットに縦横に茎を這わせ半分枯れかかっているゴーヤーを処分した。
ゴーヤーには申し訳ないのだが、時折水やりを忘れたせいか
夏の早い時期に細かい虫?がつき、黒っちゃけてしまっていた。
それでも夏の間はどんどん大きくなり日陰を作り、
ミニチュアのような実をいくつか付け食卓を彩ってくれた。
しかし、今朝、まじまじと眺めたらかなりうどんこ病が発症していた。

そんなわけで、これでもかと絡みついた茎や蔓を丁寧にチョキチョキして
処分してしまった次第。ごめんね、ありがとう。
我が家のベランダは見通しが明るくなった。

両党の代表戦をみると見通しは明るいとは言えず本当に嫌になる。
まるで、虫もつき病気にもなり枯れかかってネットに絡みついているような連中ばかりだ。
そんな政治家ははっきり言って、いらない。
しかも、原発ゼロの国民意見も、オスプレイの危険性を問う声も露骨に無視して、
はじめから決めていた通りにやっている。
民意というものを完全に無視して、誰の言うことを聞いているのか?誰のための政治なのか。

野田首相が「考え」を述べるなどというと、おかしくて笑ってしまう。
安倍晋三が「日本を取り戻し」などというと、おかしくて笑ってしまう。

むしろ永田町と霞ヶ関から、私たちは「日本を取り戻し」たいです。

底の見え透いた下手な茶番劇をいつまでやるつもりなのか。
考えナシの傀儡政治家だけではない、
大がかりな茶番劇を仕組む霞ヶ関もいい加減にしてほしい。

興行主はいったい誰なんでしょうね。


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フクシマを思うシリーズ第6回
「内部被曝を生き抜く─広島から福島へ」
講師:肥田舜太郎

10月10日(水) 13:30開始/13:00開場
吉祥寺光専寺本堂
(武蔵野市吉祥寺本町1-10-21 JR吉祥寺駅徒歩5分)
料金:1000円(今回は講演のみのため)

ご予約・お問合せは→ fkomou@gmail.com

ご自身も軍医として広島で被曝し、以後60年にわたり6000人以上の被爆者の診察を続け、被曝の実相を語り続けてきた肥田先生。その経験を踏まえ「低線量放射線による内部被曝の脅威」についてお話頂きます。

2012年9月9日日曜日

フクシマを思う6「肥田舜太郎 講演会」をやります!

お知らせです。
7/4に体調不良のため中止となりました肥田舜太郎先生の講演会を改めて開催することとなりました。すっかりお元気になられ講演活動を再開された肥田先生。今回は先生の体調を考慮し昼間の時間帯とさせていただきました。また、朗読と音楽はなく講演のみですが、その分、じっくりと先生のお話を聞いていただければと思っております。朗読と音楽を楽しみにして下さる皆様、いつもありがとうございます、次回を楽しみにお待ち下さい。

肥田先生のお話を聞きたいという方がとても多く、すでにぞくぞくとご予約やお問い合わせを頂いております。ご予定がおきまりの方はお早めにご予約下さい♪


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※↓定員に達しましたので受付は締め切りました。ありがとうございました。
フクシマを思うシリーズ第6回
「内部被曝を生き抜く─広島から福島へ」
講師:肥田舜太郎

10月10日(水) 13:30開始/13:00開場
吉祥寺光専寺本堂
(武蔵野市吉祥寺本町1-10-21 JR吉祥寺駅徒歩5分)
料金:1000円(講演のみのため)

ご予約・お問合せは→ fkomou@gmail.com

ご自身も軍医として広島で被曝し、以後60年にわたり6000人以上の被爆者の診察を続け、被曝の実相を語り続けてきた肥田先生。その経験を踏まえ「低線量放射線による内部被曝の脅威」についてお話頂きます。




2012年8月8日水曜日

気に入らないね。

右からアリス:鵜木絵里、指揮者チェシャネコ:松沼俊彦、ハートの女王:金子あい、
帽子屋:斉藤悠、ウサギ:小関明久、カンパネラ:鷲野礼奈
アリスのクラシックコンサート「響きの国のアリス」が大盛況のうちに幕を下ろしました。日生劇場と兵庫県立芸術文化センターに来て下さったちびっ子達、ご家族の皆さん、大人の皆さん、本当にありがとうございました。皆さんの元気な笑い声や歌声がどんなに素晴らしかったか!本当に楽しい舞台でした。そして、この舞台を支えて下さったすべての方々に心より感謝申し上げます。素敵な出会いを頂けて本当に嬉しいです。

まずは響きの国のアリス(フォトアルバム)をご覧下さい!舞台の感じが伝わってきます♪



「気に入らないね。」

私の演じた響きの国のハートの女王様の口癖です。

ともかく何でも気に入らない。
二言目には「気に入らないね」。いやむしろ、一言目は必ず「気に入らないね」。

一年にたった一日だけ咲く気むずかしい花「カンパネラ」を毎年枯らしてしまうハートの女王様。カンパネラを元気にする曲を作れと言われているウサギは相棒の帽子屋とケンカ中。響きの国に迷い込んだアリスを巻き込んで、帽子屋と共にメロディー・ハーモニー・リズムを合わせて作曲します。するとカンパネラが美しく咲き始め……そして、友達と心を合わせて「アー」するとハーモニーが生まれると言うことをアリスは学ぶのです。最後は女王も一緒に「アー」と歌います。一人一人の良さを生かしてハーモニーを作る。じんとくるお話でした。しかし、子ども向けの分かりやすいだけの作品かというと、ちっともそんなことないのです。マーラーの交響曲第5番を使ったり、子どもにとっては難しい曲や哲学的なものも含まれていて大人も楽しめる作品なのです。しかもギャグ満載(笑)。だからこそ、子供たちの心に深く刻み込まれるのではないでしょうか。このシリーズが毎年大人気なのがよく分かりました。

鵜木絵里さんのアリスはもう本当にチャーミングでした!!!めちゃめちゃ素晴らしいソプラノの歌と俊敏な動き。まさにコメディエンヌです。子供たちがアリスの大ファンになるのがよく分かります。私も大ファンになりました!来年も絶対に観て下さい!

ウサギの小関明久さんはミュージカルなどに出ている俳優さん。なんでもこなして頼もしくて上手い面白い!アリスとのコンビは最高です!そしておじさん(あ、失礼)なのに少年のよう、いやウサギのよう、最後にはどうしてもウサギにしか思えませんでした(笑)。

帽子屋の斉藤悠くんは、2008年の「ウル・ファウスト」以来の久しぶりの共演。ジョニー・デップかダルビッシュか?という二枚目なのに、決まり切らない三枚目な悠くん(笑)。なぜ?でもこの役にぴったり!歌に4羽の白鳥の踊りにもう大活躍でした。

チェシャネコの松沼さんは、あの方は普通の指揮もなさるんですか??とお客さんから聞かれるくらいこのシリーズでは良い味のお芝居をされています(笑)。変なかっこうしてても作品の中ではちゃ〜んと20曲以上も指揮してます。すばらし〜〜い!

カンパネラの鷲野玲奈ちゃんは、NY在住のダンサー。初々しくてカンパネラにぴったり。
前半では私と鷲野さんは同じ衣装で双子のように踊ります。

私はどうだったか?…共演者に聞いておけば良かったですね。。。では観に来て下さったお客様の感想をいくつか「あいちゃんのキャラ全開〜〜〜爆笑!」(←同級生)「家でも怒ったらあんなに怖いんですか〜〜??」(←小6)「気に入らないねが気に入りました〜」(←小5他多数)「はーとの女王様カワイイ!わたしも将来女王様になりたいです」(←やめときなさい)演出助手は「その年で結構似合うね、そのパンツ」(←誰が履かせたんだ−)

あ、そうそう幼稚園以来に履いたものとは…


 じゃ〜〜ん!カボチャパンツでした〜〜。

はい?

志茂田景樹と美輪明宏ではありませんよ。

響きの国の木の精であり、女王とお花でもある不思議な存在の二人です。




稽古場で自分の出ていないシーンを見るのが楽しみなんてそんなにないのですが、今回は本当に面白かったなあ。



兵庫公演が終わって、衣装もカツラも脱ぎたくなかったです(笑)。
カツラやさんはかぶって帰ってもいい(あとで返しに来てね)と言ってくれましたが…しかし、さすがに新幹線に乗りにくいのでやめました。

今度はウサギと帽子屋に馬車を用意させることにしよう♪





ああ、響きの国が終わってしまったよ。
気に入らないね!




2012年7月30日月曜日

日生劇場「響きの国のアリス」東京公演無事終了!次は兵庫!


おととい、きのうと4回のアリスのクラシックコンサート「響きの国のアリス」の公演が無事終了しました。大変に暑い中おいで下さった皆さん、本当にありがとうございました。楽しんでいただけましたでしょうか?

今週末に兵庫で一公演ありますので、舞台の内容はまだリポートできませんが、今日はこの2日間の感想を〜〜。

広い日生劇場に子供たちの声が響き渡り、お父さんお母さんも一緒に笑って歌って下さるひとときはとてもとても楽しくて幸せでした。子どもだけでなく大人も楽しめたと言う感想をたくさん頂き一同嬉しく思っています。神奈川フィルの素晴らしい生演奏に乗って登場するのは「か・い・か・ん」です!私の台詞が子供たちにも気に入ってもらえたようでむふふ、嬉しいです。そして女王様のドレスが体にぴったりフィットしてきて、ずっと昔から着ているような気分。脱ぎたくないです。このまま家に帰ってもOKです(笑)。平家物語の私しかご存じない方はこのドレス姿が思いの外似合うので驚いてましたね。

もうずいぶん長く演劇の仕事をしていますが、今回もスタッフの皆さんの素晴らしい仕事ぶりに見ほれてしまいました。

舞台袖でいろいろとスタンバイする作業を見ている内に、ああ、舞台を作る仕事って本当に創意工夫とチームワークなんだなあと改めて思います。

ここ数年新社会人の方々と接する機会が増え、いろいろな話を聞きますが、こういう仕事も一度、体験してみたらいいのにと思います。舞台を作る仕事にはすべての要素が含まれています。プランを形にするための技術とアイデア、不都合が生じたらすぐに改善し対応する、危険やトラブルを防ぐために様々な可能性を想定し対処する、出演者・スタッフと呼吸を合わせ、本番を回していく。。。その中には役者も含まれています。みんな職人なのです。そして、それはお客様のためのホスピタリティ。誰かに喜んでもらえるって本当に幸せな事です。舞台袖で、子供たちの喜ぶ声を聞いているとこの仕事をやっていて良かったとつくづく思いました。

日生劇場では毎年素敵なファミリーフェスティヴァルをやっています。
来年もぜひご家族揃って遊びにいらして下さい!私もまた皆さんとお目にかかれることを祈っています。(来年もハートの女王様に会いたいってアンケートにみんな書いてくれたかな…)

さあ、明日は8/4兵庫公演に向けての稽古。

兵庫の皆さん!楽しみに待っててくださいね!


2012年7月27日金曜日

アリス本番まであと一日!

今朝は、駅前の自転車置き場が早々にどこも満車になり駐められず参ってしまいました。こんなことなら女王様、馬車で通勤すれば良かった。。。

駅ナカのいつものお気に入りのお弁当が、今日は全品「うなぎのひつまぶし」にとって変わられ、無い!
うーむ。土用丑の日だからって、そういうことするから鰻が足りなくなるんじゃないの?とブツブツいいながらあまり気乗りのしないサンドイッチを購入。予定より遅くなってしまいましたが女王様、劇場に到着。
と思ったら、時間を間違えていて、予定より早く着いてしまいました。良かった。ゆっくりウオーミングアップができます。

昨日はメイク・カツラ付きの通し稽古でした。衣装もそうですが、メイクとカツラもやはり自分に馴染むまで、多少時間がかかります。今日はまさに本番通りのゲネプロです。

ちょっと話はずれますが、
舞台のスタッフさんたちのお仕事振りには、これから社会へ出る若い人たちが学ぶべきことが沢山つまっているのではないかと、つくづく思います。

作品を形にするための発想や課題をクリアするための具体的な作業もさることながら、ミスや危険を回避するための徹底した予測と心配り。多くのひとと力を合わせ、これを毎回短期間で仕上げて行くのです。

ここ数年、一般の、親子ほど年の離れた新社会人に接することが増えて、いろいろな話を聞くにつれ、すべてのひとに演劇をやれとはいいませんが、何かこう学ぶことができるんじゃないかなと思えてなりません。