2014年4月18日金曜日
5/3 久良岐能舞台で「壇ノ浦」を語ります。
箏&尺八デュオ
「カート&ブルース 能舞台ライブ」
~感動の音世界が再び久良岐能舞台に響く~
箏と尺八の音色が、こんなにも心地よいものだったとは…。カート&ブルースの2人が紡ぎ出す音世界は、モダンでありながら懐かしく、私たちが忘れていた邦楽器の新しい魅力を気づかせてくれます。古典曲とオリジナル曲を交えたプログラムに加え、今回はスペシャルゲストに俳優の金子あいを迎えて、箏・尺八とのコラボレーションで「平家物語」をお聴きいただきます。カート&ブルースと金子あいの出会いは、3.11東日本大震災後に行われたチャリティライブ「フクシマを思う」で、以後「私たちに何ができるか、何かしなければ」という思いを同じくする3人は、チャリテイライブでの共演に留まらず、共に被災地へも向いました。
今回は能舞台で、2人の即興が金子あいの「平家物語」を彩ります。初の試みに、どうぞご期待ください。
【日時】2014年5月3日(土)14:30開演 /14:00開場
【場所】久良岐能舞台
神奈川県横浜市磯子区岡村8-21-7
TEL:045-761-3854
【出演】カーティス・パターソン Curtis Patterson (箏)
http://www.curtkoto.com/
ブルース・ヒューバナー Bruce Huebner (尺八)
http://brucehuebner.com/
☆スペシャルゲスト:金子 あい (語り)
http://heikemono.blogspot.jp/
【演奏曲】春の海、越後獅子、曲水、デイープ フォレス、 語り・箏・尺八による「平家物語〜壇浦合戦」
【チケット】前売2,500円/当日3,000円 (限定100名)
【主催】ザブトーンミュージック
【後援】久良岐能舞台
【協力】おもいっきり楽しい国際交流
【お問合せ・ご予約】
電話:090-8506-4563 (岩村)
メール:tomokopianotech@gol.com
Fax:045-571-8428 (ザブトーンミュージック)
■宮越記念 久良岐能舞台(くらきのうぶたい)
伝統を伝える風雅なたたずまいの「久良岐能舞台」は、大正6年に東京・日比谷に建てられ、東京音楽学校(現東京芸術大学)邦楽科の稽古舞台を経て、昭和40年にこの地に移築・復元されました。舞台の鏡板は日本画壇の重鎮であった平福百穂の筆によるもので、多くの人間国宝を育んだ由緒ある能舞台です。舞台を囲む庭園は四季折々の絶景を楽しむことができます。http://www.kuraki-noh.jp/
■交通案内
【バス】
京急・横浜市営地下鉄「上大岡駅」より…バスロータリー②番乗場、京急バス「上7系統 笹堀・泉谷循環」、又は⑫番乗場(鎌倉街道 三井住友銀行前)から「磯子駅」行き。
JR「磯子駅」より…②番乗場、京急「屏風ヶ浦駅」より…③番乗場、市営バス64・78系統乗車。いずれも「笹堀」下車。徒歩7分
【タクシー】
京急「上大岡駅」からタクシーで5分程度(約800円)。上大岡駅改札を出て右の階段を上り、通りに出てタクシーに乗車。
※一般駐車場はございませんので、お車でのご来場はご遠慮ください。
2014年4月17日木曜日
鎌倉古民家で聴く「平家物語」チケット完売となりました。
萌えいづる若葉がまぶしいですね。皆様お元気でお過ごしでしょうか。
ひっそりとご案内していた鎌倉源氏山の古民家で聴く「平家物語〜祇王」公演は、お申込みが定員50名に達しましたので、締め切らせて頂きました。
誠にありがとうございました。
いよいよ本番が来週に迫って参りました。とても気持ちの良い季節で私たちも楽しみにしています。それに先駆け、明日は横浜で「祇王」のショートバージョンを上演します。さる女性グループのお集まりに呼んで頂いたのですが、祇王はぴったりだなあと思っています。
この祇王、原文を一人で語ると50分くらいかかります。でもお食事会の時などはそれではあまりに長いので、半分にカットしたショートバージョンを上演しています。
このカットというのがものすごく大変でした。無駄にしゃべっているようなセリフの中に、美しい言葉の響き、それぞれの人物の細やかな心の動きや性格が表されているので、削れば削るほど、平家物語独特の世界観がなくなってしまうんですね。なんとか半分にできた時は、自分で嬉しくなってしまいました。
港の見える会場での「祇王」楽しんでいただけたら嬉しいですね。
良い天気になりますように。
ひっそりとご案内していた鎌倉源氏山の古民家で聴く「平家物語〜祇王」公演は、お申込みが定員50名に達しましたので、締め切らせて頂きました。
誠にありがとうございました。
いよいよ本番が来週に迫って参りました。とても気持ちの良い季節で私たちも楽しみにしています。それに先駆け、明日は横浜で「祇王」のショートバージョンを上演します。さる女性グループのお集まりに呼んで頂いたのですが、祇王はぴったりだなあと思っています。
この祇王、原文を一人で語ると50分くらいかかります。でもお食事会の時などはそれではあまりに長いので、半分にカットしたショートバージョンを上演しています。
このカットというのがものすごく大変でした。無駄にしゃべっているようなセリフの中に、美しい言葉の響き、それぞれの人物の細やかな心の動きや性格が表されているので、削れば削るほど、平家物語独特の世界観がなくなってしまうんですね。なんとか半分にできた時は、自分で嬉しくなってしまいました。
港の見える会場での「祇王」楽しんでいただけたら嬉しいですね。
良い天気になりますように。
2014年3月13日木曜日
【フクシマを思う11】たくさんのご来場ありがとうございました!
昨日、お陰様で130名のお客様に足をお運び頂き「フクシマを思う第11回」を大盛況で
終了することができました。
お忙しい中、ご参加下さった皆さん本当にありがとうございました。
文化放送の「飛べサル」を聴いて来て下さった方もいらっしゃって、とても嬉しかっ
たです。
第1部の弁護士河合弘之さんのお話は面白かったですねぇ!20年間各地の原発訴訟にとりくんでこられた経験から、ずばーっと日本の原子力ムラの巨大利権構造をお話して下さいました。ユーモアを交えながら実に鋭く鮮やかで明解なお話に会場中が惹き込まれ、時に笑いながら時に怒りながら聞くうち、目の前に横たわる巨大なもやもやが晴れていくようでした。最後に河合さんは飯舘村の歌を披露して下さり「健気に生きてきた福島の人々の生活を一夜にして奪った原発を許さない。絶対に原発事故の責任を追求し続けます。そして全ての原発を廃止させます」という河合さんの言葉に深く深く共感しました。
第2部では私、金子が浪江町の詩人根本昌幸さんの詩集「荒野(あらの)に立ちて—わが浪江町」(コールサック社)から5編を朗読しました。
「浪江町大字苅宿」
「犬に写真を見せる」
「眠れぬ夜に」
「帰還断念」
「柱を喰う」
根本さんも避難者であり、詩に描き出される情景…福島原発事故によって突然生活を奪われた様々な思いが胸に刺さります。多くの方がその情景を想像し涙されていました。特に餌が無く柱を喰って餓死した牛の話は、朗読し終わったあとも体が震えました。130名が水を打ったように静かに集中して聴いて下さると、会場がまるでその詩の風景の中に吸い込まれていくような感じでした。カート&ブルースの「福島組曲」福島の風景を思い起こさせる箏と尺八の美しいメロディが昨日はことのほか心に沁みました。
お手伝い下さったボランティアスタッフの皆様、吉祥寺のお店の皆様、お知り合いに声を掛けて下さった皆様、ご支援ありがとうございました。心より感謝申し上げます。
次回は6月の予定です。
終了することができました。
お忙しい中、ご参加下さった皆さん本当にありがとうございました。
文化放送の「飛べサル」を聴いて来て下さった方もいらっしゃって、とても嬉しかっ
たです。
第1部の弁護士河合弘之さんのお話は面白かったですねぇ!20年間各地の原発訴訟にとりくんでこられた経験から、ずばーっと日本の原子力ムラの巨大利権構造をお話して下さいました。ユーモアを交えながら実に鋭く鮮やかで明解なお話に会場中が惹き込まれ、時に笑いながら時に怒りながら聞くうち、目の前に横たわる巨大なもやもやが晴れていくようでした。最後に河合さんは飯舘村の歌を披露して下さり「健気に生きてきた福島の人々の生活を一夜にして奪った原発を許さない。絶対に原発事故の責任を追求し続けます。そして全ての原発を廃止させます」という河合さんの言葉に深く深く共感しました。
第2部では私、金子が浪江町の詩人根本昌幸さんの詩集「荒野(あらの)に立ちて—わが浪江町」(コールサック社)から5編を朗読しました。
「浪江町大字苅宿」
「犬に写真を見せる」
「眠れぬ夜に」
「帰還断念」
「柱を喰う」
根本さんも避難者であり、詩に描き出される情景…福島原発事故によって突然生活を奪われた様々な思いが胸に刺さります。多くの方がその情景を想像し涙されていました。特に餌が無く柱を喰って餓死した牛の話は、朗読し終わったあとも体が震えました。130名が水を打ったように静かに集中して聴いて下さると、会場がまるでその詩の風景の中に吸い込まれていくような感じでした。カート&ブルースの「福島組曲」福島の風景を思い起こさせる箏と尺八の美しいメロディが昨日はことのほか心に沁みました。
お手伝い下さったボランティアスタッフの皆様、吉祥寺のお店の皆様、お知り合いに声を掛けて下さった皆様、ご支援ありがとうございました。心より感謝申し上げます。
次回は6月の予定です。
2014年3月5日水曜日
3/7 16:20〜文化放送「吉田照美飛べ!サルバドール」に出演します!
わたくし、3月7日(金)15:30〜文化放送「吉田照美飛べ!サルバドール」に出演します。16:20〜16:35頃の「サルのアトリエ」コーナーです。
毎回様々な分野の方が登場する、多彩な顔ぶれに興味津々のコーナーなのですが、そんなコーナーに出させていただくことになり、(ちょっと恥ずかしいのですが)私自身のことや震災後の「フクシマを思う」シリーズの活動についてお話しさせていただきます。詩も一編朗読する予定です。吉田照美さんが朝の番組「ソコダイジナトコ」をやっていた時に、何度か電話出演させていただきましたが、やっと生の照美さんにお会いすることができるので、とっても楽しみでどきどきです。
ぜひぜひ皆様お聴き下さいませ。
AM1134もしくはラジコで聴けます。
http://www.joqr.co.jp/saru/
2014年2月23日日曜日
フクシマを思う11「日本の原発問題の真相」

福島を決して風化させない、感じて・考えるきっかけに…と続けているシリーズです。
フクシマを思うシリーズ第11回
「日本の原発問題の真相〜原発訴訟・わたしたちにできること〜」
【日 時】2014.3.12(水)19:00開演 /18:30開場
【出 演】講演:河合弘之/演奏:カート&ブルース/朗読:金子あい
【場 所】吉祥寺光専寺 本堂
※床暖房なので冬でも暖かです。椅子席あります。
東京都武蔵野市吉祥寺本町1-10-21
(JR中央線吉祥寺駅中央口下車 徒歩8分)
【入場料】全席自由 大人2000円/大学生500円/高校生以下無料
【主 催】フクシマを思う実行委員会
【問合せ】090-2474-7911(鎌内)
【ご予約】メールfkomou@gmail.com/Fax.0422-55-7351
2011.3.11東日本大震災から3年が経ちました。原発事故「収束」への道のりは長く、避難指示区域への帰還の見通しもまだまだ持てない状況が続いています。私たちはいったいどのような社会の流れの中にいて、福島をどう支えればよいのでしょうか?シリーズ第11回目のゲストは、これまでに各地の原発訴訟に関わってきた弁護士の河合弘之さん。舌鋒鋭くびしっと斬る、目からウロコのお話です。そして、毎回、胸に響くと反響の大きい金子あいの朗読と、このシリーズの原点でもある箏&尺八デュオのカート&ブルースの心に沁みる演奏をじっくりとお聴きいただき福島の今に思いを寄せてください。皆さまお誘い合わせの上お気軽にご参加下さい。
浪江町の詩人根本昌幸さんの詩集「荒れ野に立ちてーわが浪江町」(コールサック社)を朗読します。
2014年2月8日土曜日
文化・イベント情報紙「SaCLa(サクラ)」に巻頭インタビュー掲載されました!
さいたま市文化振興事業団が発行している、文化・イベント情報紙「SaCLa(サクラ)」に巻頭インタビュー掲載されました!永田さんと私の話や平家物語の見どころなどをご紹介しています。さいたま市内の市・文化施設などにおいてあるそうですのでお近くの方はぜひお手に取ってお読みいただけたら幸いです。
※3/29のイベントは残席僅かになってきたようです。お早めにご予約下さい。
↓こちらからダウンロードもできます。
http://www.saitama-culture.jp/pdf/sacla201402.pdf
============
<日本の名作を読む> 「語りと波紋音による「平家物語」~祇園精舎・木曾最期~」
【日時】2014年3月29日(土)開演14:00/開場13:30
【会場】プラザウエスト 多目的ルームhttp://www.saitama-culture.jp/plazawst/index.html
【料金】全席自由800円 絶賛発売中
【チケット取扱・お問合せ】SaCLaインフォメーションセンター TEL:048-866-4600
※WEBでチケットを購入することもできます。http://www.saitama-culture.jp/recommend/
「祇園精舎の鐘の声、諸行無常の響きあり・・・」平家一門の映画と没落を中心に、平安から鎌倉時代へ移り変わる激動の時代を写し出した「平家物語」。今回はその中から「祇園精舎」と「木曾最期」を題材に、平家物語の魅力についてのわかりやすい解説と声に出して読む朗読を体験でたっぷり味わうことができます。
女優・金子あいの凛々しく鮮やかな「語り」と、パーカッション奏者・永田砂知子の時空を超えた魂の響き「波紋音」で、ドラマティックな歴史物語を美しい日本語とともに体感してください。
【プログラム】
第一部 「祇園精舎」~お話・平家物語の魅力
第二部 ワークショップ・声に出してみよう・波紋音の紹介
第三部 「木曾最期」 語り:金子あい 波紋音:永田砂知子
【出演】
語り:金子あい
波紋音:永田砂知子
2014年1月2日木曜日
2014年の初めに
年賀状に使う舞台写真を選びながら、ああ、昨年はこれ以外にもあちこちでたくさんの作品をやったなあと感慨深く思いました。思い起こせば2011年3月11日東日本大震災直後、余りのショックと自分の無力さに、もうきっと何年かは舞台に立てないのではないかと不安でいっぱいになりました。ところがいても立ってもいられず「フクシマを思う」シリーズを始めることになり、ひとつ車輪が動きだしたら、どんどんその車輪にいろんな人を巻き込んで、今度は「平家物語」を発表することになり、さらに新しい舞台に出たり、ついには芝居の自主公演を始めたり、あちこちの会から声を掛けていただきお手伝いしたり、次々に車輪が増えて大きくなっていったような感じでした。自ら舞台に立つというよりも、なにかに導かれて舞台に立ち続けたといったほうが合っているかも知れません。動かなければなにも始まらなかった。夢中で企画し、たくさんの出会いがあり、たくさんの素晴らしい才能ある方々に支えて頂き、のべ15000人(←一生懸命勘定しました)を越えるお客様の前で、芝居や朗読をしたのです。本当に本当に嬉しくありがたく思います。大きな会場のメジャーな舞台公演でしたら15000人なんてあっという間に集められることでしょう。そうではなく小さな会場で、関係者一同で一生懸命お客様を集めた積み重ねの15000人です。。。。涙がでます。年の初めに、あらためて皆様のお力添えに心より感謝申し上げます。そして何よりも観て下さった全ての方々に心より感謝申し上げます。
少しでも良いものができるよう気持ちを引き締めて頑張りますので、今年もどうぞ足をお運び下さいませ。「フクシマを思う」シリーズはもちろん、自主企画の芝居やライブもやりたいですね。そして、ぜひ全国のみなさんにもっと「平家物語」を観ていただきたいなあと思っております。上演にご興味のある方はお気軽にお問合せ下さい。
それでは2014年もお引き立ての程、隅から隅までずずずい〜〜っとよろしくお願い申し上げます。
金子あい
2013年12月22日日曜日
あさましかりつる年も暮れ
久々の投稿です。
フェイスブックに日々の徒然を書くようになって、こちらのブログの投稿がめっきり減ってしまいました。
先週の名古屋ロケで、わ〜い今年は仕事納めだあ!と油断していたら、細々と入稿しなければいけない仕事もあり、暖炉の火が落ちかかっているような、なんとも中途半端な毎日を送っています。
このタイトルは、10月の平家物語第4回公演で上演した、平清盛が奈良の衆徒を攻め寺々を焼失させた「奈良炎上」最期の部分に出てくる言葉です。驕り高ぶった清盛の悪行を作者は「あさまし」「かなし」といい、こう締めくくっています。
「あさましかりつる年も暮れ、治承も5年になりにけり。」
平成24年もこの国はあさましかりつる年でした。。。
来年はどうなることやら。。。
個人的には、息もつかず、この3年やってきたことが徐々に広がりを見せ始めました。
慌てずに力をためながら進んでいこうと思っています。
まだまだやりたいことはたくさんあります。
新しい出会いもたくさんありました。応援して下さる仲間も増えました。かけがえのない宝物です。
年末年始は「断捨離」して充電したいです(涙)。
どうやってやろう…どこから手を付けていいのかわからないくらい整理できなくなっていております。。。。これって頭の中の状態と同じなんですってね。
要る要らないをすぱっと決められないのはかなりストレス。
のんびり温泉に行きたいなあ〜〜〜。
木造の家に住みたいなあ〜〜。
もっと土の匂いのする森の中に住みたいなあ〜。
と思う今日この頃であります。
皆様、よいお年をお迎えください。
フェイスブックに日々の徒然を書くようになって、こちらのブログの投稿がめっきり減ってしまいました。
先週の名古屋ロケで、わ〜い今年は仕事納めだあ!と油断していたら、細々と入稿しなければいけない仕事もあり、暖炉の火が落ちかかっているような、なんとも中途半端な毎日を送っています。
このタイトルは、10月の平家物語第4回公演で上演した、平清盛が奈良の衆徒を攻め寺々を焼失させた「奈良炎上」最期の部分に出てくる言葉です。驕り高ぶった清盛の悪行を作者は「あさまし」「かなし」といい、こう締めくくっています。
「あさましかりつる年も暮れ、治承も5年になりにけり。」
平成24年もこの国はあさましかりつる年でした。。。
来年はどうなることやら。。。
個人的には、息もつかず、この3年やってきたことが徐々に広がりを見せ始めました。
慌てずに力をためながら進んでいこうと思っています。
まだまだやりたいことはたくさんあります。
新しい出会いもたくさんありました。応援して下さる仲間も増えました。かけがえのない宝物です。
年末年始は「断捨離」して充電したいです(涙)。
どうやってやろう…どこから手を付けていいのかわからないくらい整理できなくなっていております。。。。これって頭の中の状態と同じなんですってね。
要る要らないをすぱっと決められないのはかなりストレス。
のんびり温泉に行きたいなあ〜〜〜。
木造の家に住みたいなあ〜〜。
もっと土の匂いのする森の中に住みたいなあ〜。
と思う今日この頃であります。
皆様、よいお年をお迎えください。
2013年11月1日金曜日
フクシマを思う10「発信者の時代 一人一人のメッセージが社会を変える〜福島再興のための発信戦略〜」
さて!吉祥寺光専寺で、毎回様々なゲストをお呼びし学び感じる恒例のチャリティライブイベント「フクシマを思う」第10回が、いよいよ来月に迫ってきました。
すでに多くのご予約を頂いておりますが、まだ残席ございますので、ぜひ皆様お誘い合わせの上お越しください!
今回のトークゲストは、元NHKアナウンサーでジャーナリストの堀潤さん。現在8bitnewsを主宰し、これから必要になってくる、私達市民一人一人が発信する「市民ジャーナリズム」についてお話し頂きます。情報は与えられるものではなく、自分たちで発信するもの。そして社会を変えるためには??さらに、堀潤さんがテレビの現場で感じたことやLA滞在中に取材したアメリカの原発事情などもぜひ聞いてみたいですね!
日本フィルOBのチェリスト大石修さんの演奏は(もちろんご本人も!)渋くてかっこいいですよ。いつもと少し趣を変えて深秋の夕べにバッハの「無伴奏チェロ組曲」をじっくりお聴き頂きます。
そして金子あいの詩の朗読。毎回、福島原発事故をやチェルノブイリを題材にした詩の中から、今、皆さんに聴いてほしいものを選びますので、どうぞお楽しみに!
お申込は、fkomou@gmail.com まで。
お名前と人数、ご連絡先、電話番号をお書きの上お申し込み下さい。
【出演】お話し:堀 潤(ジャーナリスト)
演 奏:大石 修(チェロ)
朗 読:金子あい
【日時】11月12日(火)19:00開演 (18:30開場)
【会場】吉祥寺光専寺 本堂(武蔵野市吉祥寺本町1-10-21)
(JR中央線吉祥寺駅北口下車 徒歩8分)
【入場料】 大人2000円/大学生1000円/高校生以下無料
(全席自由)
【主催】フクシマを思う実行委員会
【問合せ・予約】電話:090-2474-7911(鎌内)
メール:fkomou@gmail.com
2013年10月20日日曜日
2013年9月3日火曜日
「平家物語」10月公演決定!
お待たせしました!
金子あいの語り&永田砂知子の波紋音による新作「平家物語」第4弾です!
古典の言葉が躍動する!分かる!美しく衝撃的な舞台!
激動の時代を生きた一人一人の物語を神秘的な波紋音の音色と共に鮮やかに語り演じます!
今回上演するのは、おなじみの「祇園精舎」の他に、源頼政の化け物退治のスペクタクル「鵼(ぬえ)」。平重衡によってはなたれた火が一夜にして奈良の伽藍を焼き尽くす「奈良炎上」。平維盛と妻子との胸に迫る別れ「維盛都落」。これを最後と壇ノ浦の合戦で戦う「能登殿最期」とバラエティ豊かなラインナップ。どうぞお楽しみに!さあ、これから公演日まで、平家物語ブログで一つ一つの章段を順次分かりやすく面白く解説していきますので、ぜひお読みになって下さい!
【日時】
10月22日(火) 19時開演
10月23日(水)14時開演 / 19時開演 ※開場は開演の30分前
【上演演目】
祇園精舎、鵼、奈良炎上、維盛都落、能登殿最期
【出演】
語り・金子あい、波紋音・永田砂知子
【会場】
座・高円寺2
杉並区高円寺北2-1-2 TEL: 03-3223-7500
http://za-koenji.jp/ JR中央線 高円寺駅 北口 徒歩5分
【料金】
大人 前売3,700円/当日4,000円/高校生以下1,000円
(全席自由)※当日券は開演1時間前より販売。
※高校生以下割引はアートユニットアイプラスのみで取扱。
※未就学児のご入場はご遠慮下さい。
【チケット取扱】
■art unit ai+(アートユニットアイプラス )
TEL: 090-6707-1253 E-mail:auaplus@gmail.com
■イープラス http://eplus.jp/(PC・携帯)
■ちけっとぽーと
TEL: 03-5561-7714(平日10:00〜18:00)
http://www.ticketport.co.jp/
渋谷店(SHIBUYA109 2F)池袋店(池袋パルコ6F)
銀座店(銀座ファイブ1F)東京店(大丸東京11F)
新宿店(伊勢丹会館B1F)吉祥寺店(アトレ吉祥寺B1F)
横浜店(横浜駅東口ポルタ)大宮店(ソニックシティホール)
【お問合せ】
■art unit ai+(アートユニットアイプラス )
TEL: 090-6707-1253 E-mail:auaplus@gmail.com
【スタッフ】
構成・演出:金子あい 音楽:永田砂知子 美術:トクマスヒロミ 照明:横原由祐 音響:黒沢靖博 舞台監督:寅川英司+鴉屋
衣装:細田ひなこ 宣伝美術:aikaneko 協力:永田倶楽部
後援:杉並区 企画・制作: art unit ai+(アートユニットアイプラス)
2013年7月20日土曜日
「アリスの吹奏楽コンサート」本日開幕!舞台写真公開
日生きっずぺーじのアルバムに
舞台写真が公開されました!facebookに登録していなくてもご覧いただけます。
出演者一同ノリノリで楽しんでいます♪
https://www.facebook.com/media/set/?set=a.206482979476176.1073741825.110970492360759&type=1&l=5e03c89cca
舞台写真が公開されました!facebookに登録していなくてもご覧いただけます。
出演者一同ノリノリで楽しんでいます♪
https://www.facebook.com/media/set/?set=a.206482979476176.1073741825.110970492360759&type=1&l=5e03c89cca
2013年7月18日木曜日
7/20、21。今年も日生劇場「アリスの吹奏楽コンサート」!
梅雨明けからの異常な暑さから一転、ここ数日の過ごしやすさに身体が戸惑っている今日この頃、皆様いかがお過ごしですか。
さてさて!
昨年に引き続き、ハートの女王役で出演する日生劇場ファミリーフェスティヴァル「アリスの吹奏楽コンサート〜世界の太鼓を打ち鳴らせ〜」が、いよいよ今週末に迫ってきました。今年は吹奏楽団のシエナ・ウインド・オーケストラが素晴らしい演奏を聴かせてくれます。
キュートなアリスは、ちょっと可笑しいウサギさんと一緒に子どもたち心をがっちり掴んで今年も舞台所狭しと駆け回ります!そして、わたくしハートの女王も子どもたちのハートをわし掴み(笑)。おーほほほ。毎年変わるアリスの冒険物語、今年は世界中の珍しい太鼓を探す旅です。不思議の国では日照りでカラカラ。女王は雨乞いのためにウサギに世界中の珍しい太鼓を集めてくるように言いつけます。ひょんな事からアリスもそれに付き合うことに。怪しい商人ジョーカーと指揮者チェシャネコも加わり、2人はどんな太鼓を集めてくるのでしょう??シエナのオギハラさんも迷子?になって大活躍。パーカッションがとってもワクワクかっこいいのです!鵜木絵里さんの歌にうっとり!
演奏曲目は…
バーナムとベイリーのお気に入り (キング)
アフリカン・シンフォニー (マッコイ)
ブラジル (バロッソ)
春の猟犬 (リード)
交響詩「ツァラトゥストラはかく語りき」 (R.シュトラウス) ※冒頭のみ
オペラ「ホフマン物語」より生垣に小鳥たちが (オッフェンバック)
オペラ「ルサルカ」より月に寄せる歌 (ドヴォルザーク)
オペレッタ「こうもり」よりシャンパンの歌 (J.シュトラウスⅡ)
「リトル・マーメイド」よりアンダー・ザ・シー (メンケン)
イエロー・サブマリン (J.レノン、P.マッカートニー)
昔、吹奏楽やってた人にはたまりません!
幼稚園のお子さんから中学生まで、お話も音楽も楽しめる素晴らしいコンサートです。
夏休み最初の土日、どこへ行こうかなあと思案中の皆さん、子どもがいるからなかなかコンサートに行けないわというパパとママ、ぜひ親子で日生劇場へお出かけ下さい!残席若干あるようです。
…あ、女王マニアの方もぜひどうぞ(笑)!
公演概要
http://www.nissaytheatre.or.jp/program/2013/01/program-627.html
アリスのお稽古日記
http://www.nissaytheatre.or.jp/kids/news/cat14/cat26/cat97/
*******
「 アリスの吹奏楽コンサート~世界の太鼓をうち鳴らせ~」
上演時間約2時間(休憩含む)
【出演】
松沼 俊彦(指揮/チェシャネコ)
鵜木 絵里(アリス/ソプラノ)
小関 明久(ウサギ)
那俄性 哲(ジョーカー)
金子 あい(ハートの女王)
シエナ・ウインド・オーケストラ(演奏)
推奨年齢 4才~小・中学生
【チケット料金】
S席:大人4,000円 子ども2,000円
A席:大人3,000円 子ども1,500円
※子ども料金は中学3年生以下が対象となります。
【お問い合わせ】
日生劇場 03-3503-3111(10:00~18:00)
さてさて!
昨年に引き続き、ハートの女王役で出演する日生劇場ファミリーフェスティヴァル「アリスの吹奏楽コンサート〜世界の太鼓を打ち鳴らせ〜」が、いよいよ今週末に迫ってきました。今年は吹奏楽団のシエナ・ウインド・オーケストラが素晴らしい演奏を聴かせてくれます。
| 舞台袖から見た舞台。譜面用のライトがキラキラしてます |
![]() |
| 女王様の衣装デス! |
![]() |
| そしてもう一役はフ●ミ●ゴ。衣装がめっちゃかわいいのデス。 |
キュートなアリスは、ちょっと可笑しいウサギさんと一緒に子どもたち心をがっちり掴んで今年も舞台所狭しと駆け回ります!そして、わたくしハートの女王も子どもたちのハートをわし掴み(笑)。おーほほほ。毎年変わるアリスの冒険物語、今年は世界中の珍しい太鼓を探す旅です。不思議の国では日照りでカラカラ。女王は雨乞いのためにウサギに世界中の珍しい太鼓を集めてくるように言いつけます。ひょんな事からアリスもそれに付き合うことに。怪しい商人ジョーカーと指揮者チェシャネコも加わり、2人はどんな太鼓を集めてくるのでしょう??シエナのオギハラさんも迷子?になって大活躍。パーカッションがとってもワクワクかっこいいのです!鵜木絵里さんの歌にうっとり!
演奏曲目は…
バーナムとベイリーのお気に入り (キング)
アフリカン・シンフォニー (マッコイ)
ブラジル (バロッソ)
春の猟犬 (リード)
交響詩「ツァラトゥストラはかく語りき」 (R.シュトラウス) ※冒頭のみ
オペラ「ホフマン物語」より生垣に小鳥たちが (オッフェンバック)
オペラ「ルサルカ」より月に寄せる歌 (ドヴォルザーク)
オペレッタ「こうもり」よりシャンパンの歌 (J.シュトラウスⅡ)
「リトル・マーメイド」よりアンダー・ザ・シー (メンケン)
イエロー・サブマリン (J.レノン、P.マッカートニー)
などなど!
昔、吹奏楽やってた人にはたまりません!
幼稚園のお子さんから中学生まで、お話も音楽も楽しめる素晴らしいコンサートです。
夏休み最初の土日、どこへ行こうかなあと思案中の皆さん、子どもがいるからなかなかコンサートに行けないわというパパとママ、ぜひ親子で日生劇場へお出かけ下さい!残席若干あるようです。
…あ、女王マニアの方もぜひどうぞ(笑)!
公演概要
http://www.nissaytheatre.or.jp/program/2013/01/program-627.html
アリスのお稽古日記
http://www.nissaytheatre.or.jp/kids/news/cat14/cat26/cat97/
*******
「 アリスの吹奏楽コンサート~世界の太鼓をうち鳴らせ~」
【公演日時】
2013年7月20日(土)・21日(日)
各日11:00/15:00開演
上演時間約2時間(休憩含む)
【出演】
松沼 俊彦(指揮/チェシャネコ)
鵜木 絵里(アリス/ソプラノ)
小関 明久(ウサギ)
那俄性 哲(ジョーカー)
金子 あい(ハートの女王)
シエナ・ウインド・オーケストラ(演奏)
推奨年齢 4才~小・中学生
【チケット料金】
S席:大人4,000円 子ども2,000円
A席:大人3,000円 子ども1,500円
※子ども料金は中学3年生以下が対象となります。
【お問い合わせ】
日生劇場 03-3503-3111(10:00~18:00)
2013年6月25日火曜日
舞台写真満載!「いさかい」公演を終えて!
容赦なく時間は過ぎて、いさかいの公演が終わってから一週間以上が経ちました。
私は今もまだ、地上から60センチくらい浮遊したままです。許されるならこのままあっちへ行ってしまいたいです。(笑)
今回の公演を終えて、美術家のトクマスヒロミが自身のブログに書いているのをまずはお読み下さい。彼女の軽快な文章から私たちの勢いが感じ取っていただけると思います。
http://to-ku-3.jugem.jp/?day=20130617
さて、何から書けばいいかしら、あまりにたくさんのことが私に起こって、どこから手をつけて良いのか分かりません。
今回の「いさかい」という作品は振り返ってみると、本当に、私たちのユニットとって他のどこにもない特別な作品になったと感じています。
「いさかい」を一人芝居にしたのは(たぶん)本邦初なのではないかと思います。
このユニットは、これまで「平家物語」という作品で、私のいわば「一人芸」と永田砂知子の波紋音とトクマスヒロミの美術空間と横原由祐の照明世界を掛け合わせて、作品を作ってきましたので、いさかいも普通の芝居ではない、私たちのやり方で新しいカテゴリーの作品を作りたいと思っていました。それがまあ、この無謀な計画となったのです。
「う〜ん、たぶん〜〜できるような気がする〜」というかなりいい加減な予感を頼りに、私は10人以上登場する原作台本を、一人芝居用にテキスト・レジ(上演条件に合わせ台本に手直しを加えること)をし始めました。こんなにがっつり戯曲をテキ・レジしたのは私にとって生まれて初めてです。メンバーははたして上手くできるの?という一抹の不安を感じつつも「いいだしっぺはあなたです」という突き放した温かい眼で見守ってくれていました(笑)。ありがとう。
井村順一氏の翻訳台本を読み込み、登場人物の関係を上手く抽出しながら一人芝居に仕立てていく作業は、いったん編み上がった模様入りのセーターをほどいて編み直すようなものでした。色糸がこんがらがってしまわないように丁寧にほどき、元の模様を「まさにそう!それよ!」と感じられるように編み直す。脳内腱鞘炎になりそうでした(笑)。
台本は本番直前まで検討を重ねました。慣れないフランス語原文もあたって、辞書を片手に自分なりに訳し直した箇所もあります。しまいにはフランス語がしゃべれるような錯覚に陥りました(笑)。稽古の度にメンバーに「どう?わかる?ねえねえ、おもしろい???」と聞きまくり、それぞれの率直な意見を参考になんとか一人芝居用台本が完成!
さて、いよいよ最初の稽古で立ってみると、「平家の語りと違って、自由にやればいい」という予想とは裏腹に、自由に適当にやっても何も見えてこないという大前提に気づいてしまって一同焦りまくり。かなり演出、動きなどをきっちり決め込んでいきました。とはいえ、語りではなく芝居なので私自身がどれだけ自分で自由になれるかという点も重要!しかも今回は両側からお客様から見られる舞台。きゃー!
このユニットは普段ならお互いタッチしないところまで踏み込んで、物作りができる希少な場です。今更ながら今回の稽古と本番を通じて、本当に私は三度の飯より芝居を作る事が好きなんだなあと思いました。
さて、舞台の模様を再現してみましょう!
この「いさかい」は、18世紀の王侯貴族が、“恋愛においてはじめに不実を働くのは男と女のどちらか?”を確かめるために、生まれたばかりの男女4人の子どもを誰にも合わせないように監禁して育て、19年後の今日はじめて自分以外の異性と同性に会わせて何が起こるかを見るという、本当だったらかなり人権を無視したお話です(笑)。
今回は演技エリアはセンターに配置し、両側からお客様に実験を見ていただくような舞台空間にしました。この橋がかりのような細長いシンプルな舞台!真ん中にエグレが自分の顔をはじめてみる小川があります。
カフェという会場を最大限魅力的に使おう、というのが私達のコンセプトでした。永田さんのピアノが響く中、横原くんの絶妙な明かりが、日常のカフェ空間から非日常の18世紀の芝居の世界へ誘います。
最初に登場する王子とエルミアーヌを、初日はリーディングの形式で差別化しようと思ったのですが、つかみとして硬くてつまらんという意見もあり、2日目からは客席に座ったりグラスを持たせたりしてお客様を巻き込む演出に変えていきました。
物語は4人の19歳の男女の中で、エグレという女の子の目を通して進んでいきます。監禁状態からはじめて外の世界に出て、小川に映る自分の顔を見たエグレ、その美しさにすっかり夢中になり大はしゃぎです。(恥ずかし気もなく自分の顔を「美しくて魅力的!」言っちゃうところがすごい!)
エグレが立ち去ると今度は、アディーヌの恋人(といっても、実験が始まったさっき会ったばかり!)メスランが登場します。このメスランくんちょっと素朴な中学生みたいないいヤツなんです。自分の恋人アディーヌがエグレというおそろしく不格好な人(←アディーヌに吹き込まれた)に「美しくない」と罵られたと聞くと、こっぴどくやっつけてやろうとエグレ探しに出掛けます。
ところがそこに現れたのが男の子のアゾール。メスランは「君を見ていると元気になる。君と食事をしたら愉快だろうなあ!!」と初めての出会った男同士の友情にすっかり大興奮!飛び跳ねちゃったりして(笑)。男の子って18世紀から単純でかわいいのね…。
そこへエグレが現れます。メスランは予想外のエグレの美しさにすっかり参ってしまいます。エグレも2人目の「男性」(エグレはまだメスランの名前を知らない)を見て、アゾールにはない「新しい魅力」を感じ、一目見るなり自分のそばにいるように誘い(本能って恐ろしい!!)、それに嫉妬するアゾールに向こうへ行くよう冷たく促します。 しかし、アゾールはメスランを連れて行ってしまいました。そのことが気に入らないエグレ。
そこへやってきた2人目の男性(=メスラン)の愛を確かめると、一応「アゾールがいるからあなたを愛さないでおきたいわ〜」なんて言ってみるのですが、その彼がアディーヌの恋人メスランと分かった途端、一転、エグレは獲物を捕らえる野獣のごとく彼を自分のものにします。高らかなエグレの勝利宣言!
いかがでしたでしょうか?作品の雰囲気少しは伝わりました?
鳥かご照明と衣装については前掲のトクマスブログをご参照下さいね!
この芝居は、王子とエルミアーヌ、エグレとアゾールとアディーヌとメスラン、エグレと世話係カリーズ、エグレの心の中…いくつもの「いさかい」が絡み合っています。作者マリヴォーは男性の視点で本当によく女性の生態を観察しています。気の多い女性を批判しているようでいて男性のことも同じように茶化しているところが、時代を超えた面白さなのかもしれません。マリヴォーは「女ってさあ」と言いながら、女性の無邪気な気の多さに振り回されつつ、それでもやっぱり惹かれてしまっていたのかもしれません。マリヴォーの描く女性について一番鋭い分析をしていたのが、何を隠そう黒一点の照明横原くん。姉さん達3人が「なんだこの女?」とブーイングしている中で、やっぱり女というものがよく見えているんでしょうね(笑)。そして、世間で「男前」と評判の高い?私はこれまた何を隠そうこんなにきゃわゆい女の子らしい役は生まれて初めてでございました。たぶん実生活でもこんなに可愛かったことはありません。(これを可愛いというならばね!)はい、すみません。
永田さんにはできる限り「とぼけた」音をお願いしました。今回はいつもの波紋音はなし。ピアノと様々な打楽器を駆使して音を作って下さいました。永田さんの存在と音が登場人物と離れているほど、彼らのやりとりが滑稽に見えてきます。普段、芝居とほとんど共演しない永田さんの感想が最高におかしかったです。「5回もやって飽きると思ってましたが、毎回芝居が違って飽きませんでした〜」。永田さんが途中で飽きなくて何よりですっ!ありがとうござます!
そう、毎回芝居を変えました。自分の中で少しでも不明瞭なところはお客様の反応を見ながら、毎回メンバーと一緒に変えていきました。当初わたくし、エグレの「恋」というものを噛みしめちゃってたんですが、恋って何回か経験しないと噛みしめないんじゃね?と思い直し、異様なはしゃぎッぷりにシフト。アゾールとのいちゃいちゃもしっかり増やし、なのにアゾールに嫉妬された途端に彼を憎む。そんなところが本番を通してよりはっきり見えてきました。5回目の最終回は、作品の背骨が一本きちんと通ったような気がします。お客様も大受け、どかどか笑いが飛び出し、私も私自身ではなくそれぞれの「役」として舞台で驚くほど勝手気ままに生きていました。そこに到達できたことが役者としては本当に今回の公演をやった甲斐がありました。あああ、いっそ、チケットを回数券にして皆さんに何回も見ていただきたかったですぅ〜!(そんなに暇じゃないって?)
役者と作品に寄り添って美しい明かりを作ってくれた横原由祐に感謝します。
そして、ものすごくシンプルで逃げ場のない美しい舞台空間をデザインしてくれた(その上、この作品を薦めてくれた)トクマスヒロミに拍手を贈ります。あの空間がなければ、作品がここまで成長しなかったと思います。
そして、なんと言っても、お忙しい中ご来場下さった皆様に心より御礼申し上げます。
ありがとうございました。また、どうぞ、私達の実験劇場をご見物にいらして下さい。
こころよりお待ちしております。
(ああ〜〜長くなっちゃってごめんなさい!)
出演
金子あい
永田砂知子
原作 マリヴォー
翻訳 井村順一
テキスト・レジ 金子あい
演出 金子あい
音楽・演奏 永田砂知子
美術 トクマスヒロミ
照明 横原由祐
ヘアメイク 氣賀澤祀夫理
協力 伊奈山明子
奥 香織
写真 NOKO
企画・製作 art unit ai+
2013.6.12~14@絵空箱
私は今もまだ、地上から60センチくらい浮遊したままです。許されるならこのままあっちへ行ってしまいたいです。(笑)
今回の公演を終えて、美術家のトクマスヒロミが自身のブログに書いているのをまずはお読み下さい。彼女の軽快な文章から私たちの勢いが感じ取っていただけると思います。
http://to-ku-3.jugem.jp/?day=20130617
さて、何から書けばいいかしら、あまりにたくさんのことが私に起こって、どこから手をつけて良いのか分かりません。
今回の「いさかい」という作品は振り返ってみると、本当に、私たちのユニットとって他のどこにもない特別な作品になったと感じています。
「いさかい」を一人芝居にしたのは(たぶん)本邦初なのではないかと思います。
このユニットは、これまで「平家物語」という作品で、私のいわば「一人芸」と永田砂知子の波紋音とトクマスヒロミの美術空間と横原由祐の照明世界を掛け合わせて、作品を作ってきましたので、いさかいも普通の芝居ではない、私たちのやり方で新しいカテゴリーの作品を作りたいと思っていました。それがまあ、この無謀な計画となったのです。
「う〜ん、たぶん〜〜できるような気がする〜」というかなりいい加減な予感を頼りに、私は10人以上登場する原作台本を、一人芝居用にテキスト・レジ(上演条件に合わせ台本に手直しを加えること)をし始めました。こんなにがっつり戯曲をテキ・レジしたのは私にとって生まれて初めてです。メンバーははたして上手くできるの?という一抹の不安を感じつつも「いいだしっぺはあなたです」という突き放した温かい眼で見守ってくれていました(笑)。ありがとう。
井村順一氏の翻訳台本を読み込み、登場人物の関係を上手く抽出しながら一人芝居に仕立てていく作業は、いったん編み上がった模様入りのセーターをほどいて編み直すようなものでした。色糸がこんがらがってしまわないように丁寧にほどき、元の模様を「まさにそう!それよ!」と感じられるように編み直す。脳内腱鞘炎になりそうでした(笑)。
台本は本番直前まで検討を重ねました。慣れないフランス語原文もあたって、辞書を片手に自分なりに訳し直した箇所もあります。しまいにはフランス語がしゃべれるような錯覚に陥りました(笑)。稽古の度にメンバーに「どう?わかる?ねえねえ、おもしろい???」と聞きまくり、それぞれの率直な意見を参考になんとか一人芝居用台本が完成!
さて、いよいよ最初の稽古で立ってみると、「平家の語りと違って、自由にやればいい」という予想とは裏腹に、自由に適当にやっても何も見えてこないという大前提に気づいてしまって一同焦りまくり。かなり演出、動きなどをきっちり決め込んでいきました。とはいえ、語りではなく芝居なので私自身がどれだけ自分で自由になれるかという点も重要!しかも今回は両側からお客様から見られる舞台。きゃー!
このユニットは普段ならお互いタッチしないところまで踏み込んで、物作りができる希少な場です。今更ながら今回の稽古と本番を通じて、本当に私は三度の飯より芝居を作る事が好きなんだなあと思いました。
さて、舞台の模様を再現してみましょう!
この「いさかい」は、18世紀の王侯貴族が、“恋愛においてはじめに不実を働くのは男と女のどちらか?”を確かめるために、生まれたばかりの男女4人の子どもを誰にも合わせないように監禁して育て、19年後の今日はじめて自分以外の異性と同性に会わせて何が起こるかを見るという、本当だったらかなり人権を無視したお話です(笑)。
今回は演技エリアはセンターに配置し、両側からお客様に実験を見ていただくような舞台空間にしました。この橋がかりのような細長いシンプルな舞台!真ん中にエグレが自分の顔をはじめてみる小川があります。
最初に登場する王子とエルミアーヌを、初日はリーディングの形式で差別化しようと思ったのですが、つかみとして硬くてつまらんという意見もあり、2日目からは客席に座ったりグラスを持たせたりしてお客様を巻き込む演出に変えていきました。
物語は4人の19歳の男女の中で、エグレという女の子の目を通して進んでいきます。監禁状態からはじめて外の世界に出て、小川に映る自分の顔を見たエグレ、その美しさにすっかり夢中になり大はしゃぎです。(恥ずかし気もなく自分の顔を「美しくて魅力的!」言っちゃうところがすごい!)
そこへアゾールという男の子が登場します。生まれて初めて見る自分と同じ人種の「男性」。エグレは一目見るなり自分と同じくらい美しいアゾールに夢中になり「ずっと愛する、いつも一緒にいる!!」と誓います。この光っているのが小川です。小川に隔てられた2つのエリアは「別の世界」の象徴にもなりました。
ところが世話係のカリーズからは、「ずっと愛し続けたいなら無関心にならないよう、時には一緒にいる喜びを捨てろ」と忠告されます。そんな事は絶対にないと言い張るエグレ。…実は黒人の世話係のカリーズ役は永田さん!でも永田さんは台詞はしゃべりません。どんなにエグレが話しかけてもクールに演奏するばかり。そのずれた存在感がなんとも味がありました。(本当は台詞を言いたくてたまらなかったらしいですが(笑)。ほら、黙って背中で演技してるでしょ?)。
カリーズに鏡をもらってお気に入りの自分の顔が映り「大発明よ!」と喜ぶエグレ。
しかしだんだん心配になってきてエグレは、アゾールに「辛い目に遭ってみよう、2時間だけ別れよう」と泣く泣く別れます。
ひとりぼっちになったエグレの前に現れたのが、高ビーなキャラのアディーヌ。2人はどちらが美しいかでお互いに口汚く罵り合います。そして腹を立てたエグレは「あんたの恋人メスランとやらを奪い取ってやる」と啖呵を切って去っていきます。さっきまで男の前で可愛かったあの姿はどこに〜〜?!女ってこわ〜〜。
ところがそこに現れたのが男の子のアゾール。メスランは「君を見ていると元気になる。君と食事をしたら愉快だろうなあ!!」と初めての出会った男同士の友情にすっかり大興奮!飛び跳ねちゃったりして(笑)。男の子って18世紀から単純でかわいいのね…。
そこへエグレが現れます。メスランは予想外のエグレの美しさにすっかり参ってしまいます。エグレも2人目の「男性」(エグレはまだメスランの名前を知らない)を見て、アゾールにはない「新しい魅力」を感じ、一目見るなり自分のそばにいるように誘い(本能って恐ろしい!!)、それに嫉妬するアゾールに向こうへ行くよう冷たく促します。 しかし、アゾールはメスランを連れて行ってしまいました。そのことが気に入らないエグレ。
1人取り残されたエグレは、カリーズに自分の中のもやもやした気持ちがなんなのか、さっぱり分からないとぶつけるうち、浮気心を責められますが、自分が悪いとは全く思いません。ビスケットぽりぽり、私はみんなに愛されるのが喜びなの!と大演説。でも、この心変わりの居心地悪さには満足していません。「自分の心は、この心変わりを良いと言ったり悪いと言ったり、いったいあたしはどっちにつけばいいの??」と悩みます。そして出した結論が「好都合な方を選ぶしかないわ!」うわ、ポジティブ〜!
そこへやってきた2人目の男性(=メスラン)の愛を確かめると、一応「アゾールがいるからあなたを愛さないでおきたいわ〜」なんて言ってみるのですが、その彼がアディーヌの恋人メスランと分かった途端、一転、エグレは獲物を捕らえる野獣のごとく彼を自分のものにします。高らかなエグレの勝利宣言!
そこへとアゾールが姿を現します。アゾールがまだ自分を慕っていると思い込んでいるエグレは、2人の男性を自分のものにする気満々。アゾールに「メスランを愛している。あなたにはもう関心がない」と告白すると、嘆き悲しむどころか、アゾールも「そいつは素晴らしい!大いにやりたまえ、僕ももう君には関心を持たない」といなくなってしまいます。「なにそれ?どういうこと!?」と呼び戻そうとするエグレ。今度はメスランから「なんでアゾールを呼び戻すのさ?」と責められると、「なんであたしが何かを失わなきゃならないのよーっ!」と本音丸出し!世話係カリーズに笑われてぶち切れまくり!そこへ、な、な、なんとアゾールとアディーヌがカップルになって登場!「アゾール!話があるのよ」「メスラン!そっちへ行っちゃダメ!」「なんなのよー!これ?!」とついにぶっ壊れるエグレちゃん。
永田さんのピアノも壊れます!
とうとう、見ていられなくなった貴族のエルミアーヌが入ってきて、実験を止めました。
エルミアーヌは、エグレとアディーヌは女性の中でもおよそ憎むべき2人だと主張しますが、王子は「男性も女性も責められるべきではありません。悪徳も美徳も双方とも等しく持っているのですから」とこの一連の論争に終止符を打とうとします。
と・こ・ろ・が!
エルミアーヌはまたまた「あら、少しは区別して欲しいわ」と蒸し返すのです。
…「いさかい」は続くよ永遠に(笑)。
鳥かご照明と衣装については前掲のトクマスブログをご参照下さいね!
この芝居は、王子とエルミアーヌ、エグレとアゾールとアディーヌとメスラン、エグレと世話係カリーズ、エグレの心の中…いくつもの「いさかい」が絡み合っています。作者マリヴォーは男性の視点で本当によく女性の生態を観察しています。気の多い女性を批判しているようでいて男性のことも同じように茶化しているところが、時代を超えた面白さなのかもしれません。マリヴォーは「女ってさあ」と言いながら、女性の無邪気な気の多さに振り回されつつ、それでもやっぱり惹かれてしまっていたのかもしれません。マリヴォーの描く女性について一番鋭い分析をしていたのが、何を隠そう黒一点の照明横原くん。姉さん達3人が「なんだこの女?」とブーイングしている中で、やっぱり女というものがよく見えているんでしょうね(笑)。そして、世間で「男前」と評判の高い?私はこれまた何を隠そうこんなにきゃわゆい女の子らしい役は生まれて初めてでございました。たぶん実生活でもこんなに可愛かったことはありません。(これを可愛いというならばね!)はい、すみません。
頂いた感想の中でも、「イケメンじゃない方の男の子が気になりました」「見えないはずの他の役が見えました」とおっしゃっていただいたのがとても嬉しかったです。見えないものが見えるなんてもう最高です。
そして、今回相談に乗って下さったマリヴォー研究者のO女史もこの演出を大変面白がって、パリ大学提出の博士論文で私達の作品を取り上げて下さるとのこと、ブラボーです。
永田さんにはできる限り「とぼけた」音をお願いしました。今回はいつもの波紋音はなし。ピアノと様々な打楽器を駆使して音を作って下さいました。永田さんの存在と音が登場人物と離れているほど、彼らのやりとりが滑稽に見えてきます。普段、芝居とほとんど共演しない永田さんの感想が最高におかしかったです。「5回もやって飽きると思ってましたが、毎回芝居が違って飽きませんでした〜」。永田さんが途中で飽きなくて何よりですっ!ありがとうござます!
そう、毎回芝居を変えました。自分の中で少しでも不明瞭なところはお客様の反応を見ながら、毎回メンバーと一緒に変えていきました。当初わたくし、エグレの「恋」というものを噛みしめちゃってたんですが、恋って何回か経験しないと噛みしめないんじゃね?と思い直し、異様なはしゃぎッぷりにシフト。アゾールとのいちゃいちゃもしっかり増やし、なのにアゾールに嫉妬された途端に彼を憎む。そんなところが本番を通してよりはっきり見えてきました。5回目の最終回は、作品の背骨が一本きちんと通ったような気がします。お客様も大受け、どかどか笑いが飛び出し、私も私自身ではなくそれぞれの「役」として舞台で驚くほど勝手気ままに生きていました。そこに到達できたことが役者としては本当に今回の公演をやった甲斐がありました。あああ、いっそ、チケットを回数券にして皆さんに何回も見ていただきたかったですぅ〜!(そんなに暇じゃないって?)
役者と作品に寄り添って美しい明かりを作ってくれた横原由祐に感謝します。
そして、ものすごくシンプルで逃げ場のない美しい舞台空間をデザインしてくれた(その上、この作品を薦めてくれた)トクマスヒロミに拍手を贈ります。あの空間がなければ、作品がここまで成長しなかったと思います。
そして、なんと言っても、お忙しい中ご来場下さった皆様に心より御礼申し上げます。
ありがとうございました。また、どうぞ、私達の実験劇場をご見物にいらして下さい。
こころよりお待ちしております。
(ああ〜〜長くなっちゃってごめんなさい!)
出演
金子あい
永田砂知子
原作 マリヴォー
翻訳 井村順一
テキスト・レジ 金子あい
演出 金子あい
音楽・演奏 永田砂知子
美術 トクマスヒロミ
照明 横原由祐
ヘアメイク 氣賀澤祀夫理
協力 伊奈山明子
奥 香織
写真 NOKO
企画・製作 art unit ai+
2013.6.12~14@絵空箱
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