2009年3月7日土曜日

クラウド・ゲイト・ダンスシアターを見た


うーむ!!すごく良かった。。。。
ダンスという西洋の表現言語を日本人やアジア人が踊るとき
すごくうまかったとしても、何か最後の部分に違和感がつきまとう
ような気がしているのだが、この作品はものすごく説得力があった。
台湾のコンテンポラリーダンスカンパニー、
クラウド・ゲイト・ダンスシアターの芸術監督のリン・ファイミンは
中国語圏で始めてのコンテンポラリーダンスカンパニーを作り、
カンパニーのダンサーたちは、その独自の世界観を表現するために、
モダンダンス、バレエは勿論、太極導引、瞑想、武術、書道などを
習得しているという。
まさに、それを感じる素晴らしい驚異的な身体能力であり、
彼らの生まれ育った文化に、西洋のダンスを完璧なまでに
翻訳することに成功していると思った。
絶妙な振付けや視覚的なバランスは
はじめから終わりまで白い紙に墨で一筆で書を書くがごとく、
無駄がなく、必然性を感じた。美術館を巡ったような感じだ。
素晴らしかった。いやー、素晴らしかった!


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