SPAC（静岡芸術劇場）『わが町』を見た

また、静岡？と言われそうだが、また見に行ってきました。
すがぽんに見に行くよって言っちゃったからね。
すがぽんは『ファウスト2008』で共演したパントマイマー、
今回は牛乳屋さんの役で出演。
（さすがだね！すがぽん。パントマイムで牛乳を配達するんだけど
重そう！う〜〜〜ん、どうやるんだろ？今度教えてもらいたい。）

それに、今井朋彦さんがどんな演出をされるのかも興味津々！
加えて、二ヶ月もじっくり稽古を重ねた舞台ってどんななんだろうと
とにかく確かめたくなってしまったのです。
そう、SPACはそんな風にじっくり演劇作りに取り組める環境があるんです。
それに公演回数もあるし。うらやましいなあぁ〜。

さて、今井演出の『わが町』。
もう〜スタイリッシュでしたわ〜。
かっこいい。
真っ白な衣装に身を包んだキャラクター達。
ほとんど何もない舞台を小気味よく動き
肉体の動きもすごく効果的で
大きな舞台空間の特徴を十分に生かした演出が成されていました。
さすが、今井さん自身が体を使ったパフォーマンスをするだけあって、
その辺はすごく明快。
そして、いい本だなぁとつくづく思いましたね。『わが町』は。
高校生鑑賞日ももうけているそうですが、この話は、ある程度人生を経験した人が見たら、きっと自分の人生や自分の生まれ育ったところに思いを馳せて、感じるところが多いんじゃないかな。

SPACらしい？台詞の言い回しは、個人的にはピンとこなかったんだけど
いろんなものを感じた舞台でした。
14までやってますよ。
秋の遠足がてら足を伸ばしてみてはいかがでしょう。