2009年10月11日日曜日

千秋楽

なんとかかんとか千秋楽を迎えました。

もう終わっちゃったから書きますが

今回のセットは土を敷いてあり

道具の細部の質感にも演出家のこだわりがみえる

ものでした。

本物の雌鶏も三羽出演しました。

ランプだけの暗いシーンもあり

朝から夕焼けまでの照明の変化がとても印象的で

忘れられません。



そしてこれがこのセットの裏側。

夢が壊れるから見たくない!

という方もいるかもしれませんが

私が一番好きな場所。

この芝居を成功させるためにあらゆる物が

一つに向かっていることを感じる場所です。

様々な道具が、無駄なく出番を待って配置されています。

その瞬間瞬間、必要な人がスタンバイします。

なんだか、そういうのがたまらないのです。

そしてそれは過ぎてしまえば何も残らないんです。

なんだか、切ないほど胸がドキドキしますよ。


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