2010年2月13日土曜日

監視カメラが忘れたアリア そして 火事場の野次馬



座・高円寺に鴻上尚史の虚構の劇団の公演を見に行った。
「監視カメラが忘れたアリア」
鴻上さんの脚本が面白かった。
ロジックが明晰で、言葉一つ一つがしっかり伝わってくる。
伝える演劇、、って言うと変なのかな
懐かしいくらい熱い伝わりかただった。
題材とその熱さは、
今の一般草食系若人たちにどう捉えられるのか
聞いてみたい気もした。

芝居の後はやっぱりちょっと飲み食いしながら
芝居談義でしょ
ということで、高円寺の商店街の古い沖縄料理店を目指した。

すると、けたたましい消防車のサイレンが!
駅前の広場に何代もの消防車。
行こうとする道の先に向かってホースが伸び
かすかに焦げ臭い匂い
狭い商店街は大騒ぎ
「商店街の奥…延焼!…続いてます…天井…」
無線の声で仕切りと通行人に注意を呼びかけている
ホースがのびた狭い通りに人がどんどん吸い込まれて行く
目指す店は更にその奥。

すると火事場が見えてきた
野次馬がたくさん一歩でも側で現場を見ようと
群がっている
規制線をくぐり抜けて自転車で通ろうとする人に
警官が本当に困った声で
止めてくれと言っていた。
確かに自転車は通る隙間がなかった。

どさくさ紛れに規制線をくぐり抜け
沖縄料理屋にたどり着きましたが
数件隣で火事があったとは思えぬ程
店内はにぎやかで朗らか

自分たちを含め、ちょっとシュールな光景でした

2 件のコメント:

neo さんのコメント...

あいさん、お久しぶりです。

火事見物の野次馬にあいさんがなったのか?

と思って読んでいったら、

飲み屋を目指していたんですね。

笑っちゃいました。

あい さんのコメント...

neoさん
お久しぶりです
こちら、このところ寒い日がつづいてます。
そちらも寒いでしょうか。

火事場で野次馬になるかならないか
葛藤しますね、やっぱり。
今回は通り抜ける時に一瞬、馬になりました。
ははは。