2011年11月26日土曜日

【熊本・水俣公演】『言魂 詩・歌・舞-石牟礼道子・多田富雄深き魂の交歓』


『言魂 詩・歌・舞-石牟礼道子・多田富雄深き魂の交歓』
2011年12月14日(水)熊本県立劇場
2011年12月15日(木)水俣市文化会館
開演:18:30
料金:3000円(全席自由)学生2000円
申込み・問合せ:tel.090-9676-3798/fax.03-5988-2810
        mail@atelierkashu.com
WEB:http://atelierkashu.com/(アトリエ花習)
主催:言霊 詩・歌・舞ー多田富雄・石牟礼道子深き魂の交歓上演実行委員会
制作:アトリエ花習

出演:真野響子 金子あい 麻生花帆 花柳昌三郎 櫻間金記 国府田達也 笠井賢一     設楽瞬山(尺八) 橘 政愛(パーカッション) 
演出:笠井賢一                                         

『言霊』は、「苦海浄土」作者であり、熊本で言葉の力で闘い続ける石牟礼道子さんと、世界的免疫学者であり、脳梗塞で倒れて後、詩人・能作者として再生し言葉の力で果敢に発言し続け、昨年亡くなられた多田富雄さんとの往復書簡(藤原書店刊)です。

この書簡を軸に、2人の詩集「はにかみの国」「寛容」より詩や歌、新作能を織り交ぜ、二人の詩的世界が、あるときは死者の苦患を一身にあつめて血の色に咲く彼岸花のように、あるときは汚泥の只中から浄化されて咲き出だす蓮花のように、鎮魂と浄化と再生への願いを舞台に咲き匂わせます。

水俣と福島の構造はつながっていると憂いています。震災後福島で言葉の力で闘い続ける和合亮一さんも上演にメッセージを寄せてくださいました。3月11日の大震災、原発以後の今だからこそより強くお二人の対話が、詩が人々の魂に響きます。

どうぞ、ぜひお出かけください。

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