2011年7月21日木曜日

「ミツバチの羽音と地球の回転」は素晴らしい

7/1に吉祥寺、武蔵野公会堂で上映された「ミツバチの羽音と地球の回転」という鎌仲ひとみ監督のドキュメンタリーは本当に素晴らしい映画だった。
山口県上関原発建設に反対し続けている祝島の住民達。
高齢者ばかりになってしまった島だけれど
原発に反対するエネルギーはすごい。漁業、農業のおじいちゃんおばあちゃん達がしっかり勉強して堂々と建設推進派と渡り合っている。生きるための生活そのものの問題だから。
毎週月曜の朝にやっている反原発のデモがもう1100回を超えたという。

埋め立て用の浮標を阻止する漁師達に向かって、中電がメガホンでいった言葉が忘れられない、「海を絶対に絶対に汚しません。自然を破壊しません!」

嘘っぱちだ。

何という虚しい言葉。

二度と戻せないくらい福島の海を汚してるじゃないか。

また、こうも言った。「あなたたちは年寄りばかりになっていいのですか?第一次産業で食べていけると思っているのですか?」

それに対して漁師のおじいさん達が言った言葉が見事。
「年寄りの何が悪いんだ?余計なお世話だ。」「俺たちゃあ、農業と行行で食ってってるんだ、失礼なことを言うな!」
「もっともっと、ふか〜〜〜〜く勉強してきて俺たちを納得させてみろ!」
勇気と元気をもらいました。
みんな、祝島の後に続け!

よっし。いらないよ。もう原発は。

各地で自主上映されています。ぜひお近くでやっていたら見て下さい。

なんてことのない日常の生活を壊すようなことがあってはならないと
痛切に感じます。

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