2011年7月7日木曜日

福島ツアー〜近況報告

今日は少しましですが
暑い日々が続いていますね。みなさまいかがおすごしですか?

我が家は私がクーラー嫌いなのでもう数年来、夏に冷房を使っていません。
熱帯夜の数日のみ1時間ほどつかっていた、そんな感じでした。
ちょい自慢ですが、みんなからは変態だと思われていたと思います(笑)。
だから、東電さんに言いますが、これ以上の削減は無理っす。

いままではうきうきと趣味で節電していたのですが
今年はなんだかなあ〜、どんどんやる気がさがるんですけど〜〜〜
だって、事故起こして、節電迫って、計画停電して、ふたを開けたら、電気足りてるのに足りないキャンペーンだとかなんだとか、15%削減しなかった企業はその都度罰金なんでしょ?節電したら一般消費者には家電製品のプレゼント。。。。なんだかなあ〜〜〜な〜んか変だよ。

と、そんな話はおいといて。
先月、私はカート&ブルース福島ゴーイングホームツアー2で福島に行ってまいりました。
避難所にお邪魔し、お寺やホールでもコンサートし、肌で福島を感じてきました。
早々にご報告を、と思ったのですが、、、。
どうしても書けない。なんて書いていいのか分からない。。。
でも、よく考えたらそうですよね。だってたった四日間だもの。四日間見て聞いただけでは分かったようなことは書けない、そう気づきました。

しかし、実際に福島各地に足を運んで東京にいるだけでは分からないことを沢山感じました。

正直、放射能の高いところはとても怖かったです。だって見えないし匂わない。だけど体に悪影響を及ぼす。一度汚染されたら長い年月取り返しが付かない。なんてとんでもないことをやらかしたんだ!という思いをものすごく強く感じました。
東京は遠く、何をやっているか分からない、遅々として先へ進まない。福島の人達はボディーブローのように体力を奪われているのではないか、、と居ても立ってもいられない歯がゆさ、いらだちを感じました。福島の避難所で国会をやったらいい。東電の経営幹部、高給役員は福島第一原発の敷地内に本社を移転したらいいのではないかと思います。きっと感じてない。このひどさを。
現場の方々は命がけで収束に向けて作業しておられると思います。その方々への感謝と敬意を込めたうえで。原発をやりたくてやりたくてたまらない推進派の方々は第一原発へ移住したら如何でしょう?

行った先々で、現地の方々とお話しました。
印象に残っている言葉は
「政府の発表も東電の発表も一切信用していない。」
「事故直後に事実を知らされなかった我々福島県民は3月の爆発の時に一度殺されているのだ。そのことを前提に話をしなきゃならない」
「こうして福島を見たら、東京の人にかならず伝えてほしい。福島は今までも、そしてこれからもひどい目に遭っていると」

最終日は浜通りと飯舘村を見てきました。

なんにもないんです。別の惑星みたい。なんにも。

がれきはかなり撤去されていました。
ここからどうするのか見当も付かないくらい全部なんにもないんです。

飯舘村の自然は美しかった。
しかし高濃度放射能に汚染されているんです。
異常だ。
こんなことしてはいけない。
他のどの地域もこんな恐ろしいことが起きてはならない。
だから、すべての原発を止めなければならないのです。

今月また行ってきます。

7/26の吉祥寺でのライブイベントではもっと詳しいお話をしようと思っています。
是非おいで下さい。

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