2009年9月6日日曜日

大阪日帰り。往きはよいよい、帰りは?























先週金曜日
仕事で大阪へ日帰りしました。
ナレーションの収録。
実働1時間半
往復6時間。

写真は往きののぞみで撮ったもの。
混雑もすぎた時間帯だったので
車内は空いていて午前中の陽がさわやか。
ふと前を見たら同じように背広が掛かってて
現代美術のインスタレーションみたいだった。

帰りは名古屋から満席でしたね。
私は三人掛けの窓際に座っていましたが
先に通路側に中年サラリーマンが座り
おもむろに缶チューハイをシュパッ。
スルメイカをむしゃむしゃ。
そのあとに
母娘3人連れが乗ってきましたが
まとめて空いている席がなく
前列の席には妹が一人で
私の隣には小学2年生くらいのお姉ちゃんが一人で座り
お母さんは離れたところに座ることになりました。

しばらくして
とてもお腹のすいてしまった私は
一袋残っていたトッポ(ポッキーみたいなやつ)
を食べるべくベリッと袋を開けたらば
スルメイカにも何にも反応しなかった
隣のお姉ちゃんがチラッとトッポを見たんです。
うわ〜〜〜。
これは大人として
一人でトッポを完食できないっしょ。
でも、今時は知らない人から食べ物をもらっても
困惑するだけかもしれないし〜〜
どうしよう〜〜と悩み…結局
「良かったら食べない?妹さんにも。」
と勧めてみました。
とても小さな声の子で
(っていうか声は出してなかったかも)
「いいです…」みたいな感じだったけど
すぐに二本とって、妹にあげてました。

何となくホッとして、さあ食べるかと
トッポを口にし、またまた悩んでしまった。
彼女たちは1本きり、私は残り全部、
ってどうよ?どうなのよ??アタシ。
私が子供だったらもう一本食べたいよ。
しかし隣の子は一生懸命本を読んでいる。
時々お母さんがやって来て
おにぎりを置いて行ったり
トイレの心配をしている。

私はもう
トッポをむしゃむしゃと食べることはできなくて
なるべく女の子が気にしないよう
静かにゆっくり食べました。
そしてもう2本ずつ彼女たちにあげようと
決めました。
しかし、いつ?
いまかいまかとタイミングを計っていたら
ひょっと妹が前から顔を出したので
「もっと食べる?二本いいよ」といって
妹にあげて、残りの二本を
袋ごとお姉ちゃんにあげました。
お姉ちゃんはまた、
声にならない声で「ありがとう」といい
しばらくしてから一本食べました。
そのうち私はipodを聴きながら
眠ってしまいました
その子は何回か私の顔をちらちら見ていました。
最後のトッポを食べてよいのか
考えていたようでした。
しかしイヤホンをしたまま眠ってしまった私に
はっきり確かめるのも恥ずかしそうで
結局新横浜過ぎてから食べてました。

お菓子をあげるのに
こんなに複雑に悩むとは思わなかったな。
よかったかわるかったかわからない。




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