2010年1月11日月曜日

新内協会 新年会 ー芸術の役割ー

毎年恒例の新内協会新年会に今年も参加致しました。
各派のお家元とお弟子さんたちが居並ぶ中
鶴賀流の末席にちょこんと座らせていただきます

ちょこんと座るというのはかわいらしいですね
そろそろちょこんが似合わなくなってきました
年々態度が大きくなるからかもしれません

いろいろな方のご挨拶を伺い
今年もっとも考えさせられたのは

日本の文化をどう守って行くか
どう伝えていくか

事業仕分けによって
子供たちに伝統文化を体験させたり
鑑賞してもらったりする文化事業の予算が
廃止されたり削減されたり
ということが話題になりました

どんなにいい芸をやっても
やる人だけではだめで
見る人がいなければ成り立ちません
見る人を育てないと日本の芸能文化は
痩せていくばかりです

子供達にもっと日本の伝統文化に触れて欲しい
知って欲しい楽しんで欲しい
と心から思います

この国がこれ以上文化をないがしろにしないことを
切に望みます
わたしたちにできることを一つ一つ
やらなければならないと
思いました

写真は

家元勢揃い

伊勢藍と伊勢好のツーショット

です

1 件のコメント:

k さんのコメント...

 書類を整理していたら、かつて扉温泉「明神館」で観た新内の招待状が出てきました。

 やはり、鶴賀流分家鶴賀伊勢太夫家元と、鶴賀伊勢鶴さんでした。
 鶴賀さんは、以前、「松本市民劇場賞」の
最優秀俳優賞を受賞していますね。

 松本市民芸術館では、今日から串田さんの演出「平成中村座」の「佐倉義民傳」が11公演 行われます。